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ボイトレおすすめ練習曲洋楽編!男女別10選!洋楽を歌うコツとは

ボイトレおすすめ練習曲洋楽編!男女別10選!洋楽を歌うコツとは

洋楽を、海外アーティストのようにパワフルに歌いこなせたらカッコいいですよね。

歌を練習している人の中でも、洋楽に憧れてチャレンジしている人は多いはず。

しかし、海外と日本では言語、体格、リズム感などさまざまな違いがあるので、なかなか思うように歌えず、壁を感じてしまうこともあるでしょう。

でも、あきらめる必要はありません。

洋楽は、練習次第で歌えるようになります。

意外かもしれませんが、流暢な英語が話せなくても、英語の歌はなめらかに歌えるようになるのです。

そのためには、洋楽を歌うときのコツや考え方を知っておきたいところ。

そのうえで、正しいボイトレをしていけば、憧れの曲に近づくことができます。

そこで今回は、洋楽を歌えるようになるためのちょっとしたコツや考え方、そして、男女別の洋楽おすすめ練習曲10選をご紹介します。

ボイトレで洋楽は歌えるようになるのか、練習曲の選び方は?

引用元:https://www.photo-ac.com
冒頭でもお伝えしたとおり、英語が話せなくても、ボイトレで洋楽は歌えるようになります。

英語が話せないと洋楽は上手に歌えないのでは?と思われがちですが、英語で会話をすることと歌うことは同じではないのです。

そうはいっても、英語をなめらかに発音するのは難しいと感じる人も多いでしょう。

そこで、まずひとつめのコツは、英語の発音を難しく考えずに音として捉えることです。

したがって、練習曲は英語が聴きとりやすい曲を選ぶのがおすすめです。

歌いたい曲を歌ったほうが練習のモチベーションもあがりますが、まずは英語に慣れることを目標にしましょう。

ボイトレしたい練習曲が決まったら、たくさん聴き込んで、耳を英語に慣らし、聴きとれる音を増やしていきます。

カタカナ読みはNG

歌詞を読みながら聴き込むことで「この部分はこんな音で発音している」ということが、だんだん分かってきますが、歌詞がカタカナで書かれている場合は注意が必要です。

カタカナ表記は、わかりやすく便利ですが、英語をカタカナ読みしてしまうと日本語になってしまいます。

カタカナ読みは、日本人が洋楽をうまく歌いこなせない原因のひとつなので、注意しましょう。

日本語の母音は「あいうえお」の5つしかないのに対して、英語の母音は20個以上あるので、日本語では聴きなれない、言い慣れない音もあります。

また、英語には2つの単語をつなげて発音するリンキングがあり、連結部の発音を意識することも大切。

そのため、カタカナで読むよりも音に集中する必要があるのです。

ボイトレも必要

洋楽を歌うとき、英語の発音に焦点を当ててしまいがちですが、発声やテクニックもとても重要になってきます。

海外アーティストのパワフルな歌声は、体の中で声が反響する空間、いわゆる共鳴腔を広くすることで、豊かな響きを作り出しています。

たとえば、「apple/アップル」という単語も、日本語で発音すると「アップル」ですが、英語の発音では「アッポー」「アポゥ」という発音になりますよね。

実際、「アッポー」と英語の発音でまねしてみるとき、口が縦に開き、口腔内は広くなり、日本語で「アップル」と発音するときよりも音が広がる(響く)感覚がわかります。

共鳴腔は口腔以外にも体中にあり、それら共鳴腔に声を響かせコントロールするためのボイトレを取り入れていくのがおすすめです。

ボイトレで舌の筋トレ!洋楽の練習曲を歌うためには必須?

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英語では、「ア」というひとつの音をとっても、「エの発音に近いア」「オの音に近いア」があります。

また、「ウとオの間の音」「ウとエの間の音」など、いろいろな母音があります。

これらの音は、舌の位置や形を変えることで音に変化をだしています。

英語は、舌の位置がずれてしまうと、正しい音が発音できず言葉が伝わらなくなってしまうため、舌のコントロールは重要です。

他にも、「R」と「L」の発音の違い、「T」や「D」の発音時のアクセントなど、舌の位置、動き、力のかけ具合など、洋楽を歌うときには舌を意識することが大切になってきます。

舌の筋トレをしよう

実際に歌ってみると分かりますが、洋楽は舌の動きが多く、口の中が忙しいもの。

慣れるまでは、途中で疲れてしまうなんてこともあるでしょう。

そのため、舌の筋トレが重要になってきます。

舌の筋力を鍛えるためには、練習曲の中で発音練習をしながら舌を意識して使ったり、舌の筋トレをボイトレに取り入れるとよいでしょう。

舌を鍛えることは、洋楽に限らず、

・口の中の空間を広くとれるようになる
・喉を締めつけずに歌えるようになる
・滑舌がよくなる

など、歌うためによい効果がたくさんあるので普段のボイトレでもぜひ実践したいものです。

発音記号に沿って

英語の発音がよく分からないときには、発音記号を活用してみるのもおすすめです。

発音記号がわかれば、耳で聴くだけよりも音のイメージがつかみやすくなりますよ。

ボイトレで洋楽の練習曲を歌うとき難しいのは発音だけじゃない

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音を捉えられてきたら、まねをして歌ってみるのもおすすめです。

単語の連結に注意しながら、カタカナ読みにならないように、キレイな発音をまねしましょう。

また、洋楽の練習曲を歌ううえで発音以外に難しく感じるのがリズムです。

日本人と西洋人では、元々持っているリズム感が違います。

日本人は、オモテ側のリズムが得意とされているのに対し、西洋人はウラのリズムにのりやすいとされています。

簡単に説明すると、オモテのリズムは、

「1」、2、3、4

ウラのリズムは、

1、「2」、3、「4」

のように、それぞれ太字の部分にアクセントをつけたリズムを得意とします。

日本人が、洋楽を歌うときウラのリズムをとっているつもりでオモテのリズムにのっているなんてこともありますね。

また、日本と海外では言葉のどこにアクセントを置くかも変わってきます。

そのため、ボイトレで練習曲を歌っているときに、リズムや言葉のアクセントなど、日本人特有のクセが出ていないかもチェックしてみてください。

そこを改善するだけでも、海外アーティストが歌う洋楽に近づくことができるでしょう。

ボイトレに行こう

英語の発音やリズムに関しては、言葉での説明ではどうしても伝わりにくい部分があります。

そのため、ボイトレや練習は動画や音声教材を活用するのがおすすめです。

そして、洋楽を分析して歌ってみると、自分が思ったよりもずっとオーバーにやらなければ、アーティストのような表現にならないことが実感できます。

すると、これまで以上に基礎力、体力、テクニックが必要だと感じざるを得ない状況になることもあります。

そんなときには、ボイトレスクールでプロのトレーナーから指導を受けるのもよいでしょう。

プロの目と耳であなたの歌を分析、客観的なアドバイスをもらうことができるので、効率よくレベルアップできますよ。

洋楽専門の教室や、洋楽専門トレーナーが在籍しているスクールもあるので、チェックしてみてくださいね。

ボイトレおすすめ洋楽練習曲!男性編

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それでは、洋楽初心者の方におすすめの練習曲を男女別でご紹介していきます。

お気に入りの曲があったら、ぜひボイトレの練習曲に取り入れてトライしてみてください。

Let It Be /The Beatles

世界の数々のアーティストに影響を与えてきたビートルズ。

「Let It Be」は、不朽の名曲ですね。

この曲は、スローなテンポ、聴きとりやすい発音で早口になることもなく、洋楽を練習するのにぴったりな曲です。

曲の長さも長すぎず、サビは繰り返しが多いので練習もしやすいでしょう。

Overjoyed/Stevie Wonder

ロックの殿堂入りを果たした盲目のシンガーソングライター、スティーヴィー・ワンダー。

「Overjoyed」も有名な曲で、日本でもCMで流れていたり耳にしたことがある人は多いはず。

こちらの曲は、簡単な単語が多いので、英語の歌詞としてはとても歌いやすいでしょう。

ただし、音楽的には他の曲とくらべて少々難易度が高い箇所があり、ところどころに出てくる転調や、後半キーがいっきにあがる部分などは、難しく感じる人もいるかもしれません。

しかし、単語の分かりやすさから、英語の歌詞に慣れる、練習するという点では、おすすめしたい一曲です。

I Want It That Way/Backstreet Boys

「I Want It That Way」は、Backstreet Boysの曲の中でもとりわけ有名で、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

この曲も、リズムや音程が複雑でなく、言葉もゆっくりで歌いやすい曲です。

また、ハーモニーが心地よいので、歌っていても気持ちよくなれます。

もちろん、深く分析していくといろいろなテクニックが使われていますが、歌声に強いクセがないので、練習しやすい人も多いのではないでしょうか。

Honesty/Billy Joel

こちらも、長く歌い継がれている名曲ですね。

「Honesty」は、歌詞の聴きとりやすさ、はっきりした発音で初心者にもわかりやすく、練習曲としてもおすすめ。

はっきりしている丁寧な発音が特徴なので、発音においては、ほかの曲にくらべても特に歌いやすさがあります。

なめらかな発音がうまくできない、早口の歌詞に抵抗があるという人はぜひ、この曲からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Thinking Out Loud/Ed Sheeran

イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランはグラミー賞を4回も受賞している、世界的なアーティスト。

代表曲「Shape of You」などもありますが、今回は「Thinking Out Loud」を練習曲としてご紹介します。

「Thinking Out Loud」は、テンポも歌詞もゆっくり進み、場所によっては単語の数も少なく発音の練習がしやすい曲です。

しっとり流れていく曲なので、ミドルボイスとウィスパーボイスのテンションの変化、言葉のアクセントや強弱など抑揚を意識して歌うと、優しさのなかにもしっかり聴きごたえのある曲にまとまるでしょう。

ボイトレおすすめ洋楽練習曲!女性編

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続いては、洋楽の練習曲としてボイトレに取り入れたいおすすめ曲、女性編です。

男性編と同じく、歌詞の聴きとりやすさや分かりやすさ、練習しやすいテンポの曲をピックアップしているので、最初にご紹介したボイトレにおける洋楽のコツ、考え方などを参考に練習してみてくださいね。

A Whole New Wolrd/アラジン主題歌

洋楽初心者の方の練習曲におすすめしたいのが、ディズニー映画アラジンの主題歌「A Whole New Wolrd」。

ディズニーの曲は、ほかの洋楽と比べても英語の歌詞が非常に聴きとりやすく、洋楽の練習にはぴったりです。

有名な曲が多いので、耳馴染みがあり、すんなり入りやすいのも特徴。

A Whole New Wolrd以外にも、アナと雪の女王の主題歌「Let It Go」などもよいですね。

ポップスやロックアーティストの曲に、ハードルの高さを感じる人は、ディズニーの曲がおすすめです。

The Rose/Bette Midler

日本でもドラマで起用されたことのある名曲。

メロディがゆっくりと動くので、英語の発音に集中して練習しやすい曲です。

しっとり歌いあげるバラードですが、よく聴くとところどころ、言葉に強く短いアクセントがついているので、見逃さないようにしましょう。

Rora/Katy Perry

同じサビが何度も繰り返されるので、とても覚えやすい曲です。

軽快で明るいながらもテンポはミディアム。

一瞬、リズムが難しそうと感じるかもしれませんが、バックに流れるドラムやベースの音に耳を傾けてみると、リズムにのりやすい曲だと分かります。

ウラのリズムが取りやすい曲なので、手拍子で打ってみるなどリズムの練習にもおすすめです。

Complicated/Avril Lavigne

先日、YouTubeの人気チャンネル、First takeで披露されたアヴリル・ラヴィーンの「Complicated」。

Aメロあたりは、リズムに乗った聴きとりやすい英語で歌いやすさがあります。

Bメロやサビは部分的にやや早口になる場面もありますが、歌詞を追えないほどではないので、練習次第で十分歌えるようになります。

サビの途中「You fall,and you crawl,and you break~」の部分は、同じリズムの繰り返しなので、一見シンプルで易しく感じますが、実際に歌ってみると一定のリズムを繰り返し刻むのが案外難しく、リズムがとれずにつまづいてしまう人もいるかもしれません。

リズムは、手足や体を使ってタイミングをつかめるように練習するのがおすすめ。

リズムのとり方がはやや難しいですが、単語がリズムにかっちりハマっているので歌詞の面では歌いやすさがあるでしょう。

Time After Time/Cyndi Lauper

時がたっても色褪せないシンディー・ローパーの名曲。

流れるようななめらかな英語が難しく聴こえますが、テンポが遅く、繰り返しが多い曲なので、英語の歌詞に集中ができる、初心者の方の練習曲にはおすすめの一曲です。

メロディーの繰り返しが多いため、発音、リズムのとり方、言葉の強さ、言葉の切り方、声の抜き方なども意識して練習し、一本調子にならないように注意しましょう。

【まとめ】
ボイトレおすすめ練習曲洋楽編!男女別10選!洋楽を歌うコツとは

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洋楽の練習曲を男女別にご紹介しました。

憧れのジャンル、歌いたい曲もあると思いますが、まずは、ゆったりとしたテンポで発音がしやすい曲を使い、洋楽に慣れることからはじめていきましょう。

どの曲も有名な名曲揃いなので、カラオケでも披露しやすいものばかりです。

洋楽をパワフルにカッコよく歌いこなすには、なめらかな英語の発音だけでなく、発声方法などテクニック的なことも重要になってきますが、ボイトレでひとつずつ、コツコツと積み重ねることで、洋楽を歌うことができるようになります。

焦らず楽しみながら取り組んでいきましょう。