「アイソレーションってダンスのどんな動き?」
「アイソレーションを練習するには?」
このように思っている人は多いです。
そこで、この記事ではダンスの基本であるアイソレーションについて詳しく解説していきます。
特定の部位だけを動かすアイソレーションは基本のスキルで、ダンスの上達には欠かせません。
アイソレーションの練習方法やコツも解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
アイソレーションとは?その意味と効果
そもそもアイソレーションとはどのような意味があるのでしょうか?
ダンスにおけるアイソレーションの意味と効果について詳しく解説していきます。
- アイソレーションには分離や独立といった意味がある
- ダンスのアイソレーションは特定の部位だけを動かすスキル
- アイソレーションを練習するとダンスの見栄えが大きく変わる
- アイソレーションを練習すると可動域が広かったり細かい動きが身につく
- 全体的なダンススキルの向上につながる
アイソレーションの意味とは
アイソレーション(isolation)には「分離」や「独立」といった意味があります。
様々な分野でアイソレーションという言葉が使われていますが、ダンスのアイソレーションとは首、肩、胸、腰など、特定の部位だけを動かすスキルのことです。
例えば、首を動かす際には肩がつられて動いてしまわないように、首だけ独立して動かすような動作の事をアイソレーションと言います。
また、アイソレーションは基本の動きで、様々なダンスに必須です。
アイソレーションはダンスの見栄えが大きく変わる
アイソレーションを練習すると、ダンスの見栄えが大きく変わります。
アイソレーションを取り入れることで、体の可動域が広がったり細かい体の動きが身につくようになります。
そのため、アイソレーションを練習することで、振り付けをキレイに見せたり、ダンスの迫力が増したりするのです。
また、細かい動きが意識的にできるようになるため、ダンス自体の習得をしやすくなります。
具体的に言うと「自分がイメージしている動き」と「自分の実際の動き」に差が無くなっていきます。
アイソレーションはダンスの基礎として早いうちから練習をしておくのがおすすめです。
全体的なダンススキルの向上につながる
アイソレーションを練習していくことで、全体的なダンススキルの向上に繋がります。
アイソレーションはダンスのジャンル問わずに役立つスキルで、ダンスをしていく上では欠かせないスキルです。
アイソレーションを練習しておくと、ダンス自体の完成度を高めたり、他の動きの習得が早くなったりします。
以上のように、アイソレーションはダンスにおいてジャンルを問わず重要であることを理解しておきましょう!
部位ごとのアイソレーションのやり方と練習方法
部位ごとのアイソレーションのやり方を詳しく解説していきます。
アイソレーションは体の色々な部分で行えるスキルですが、主に行われるのは首、肩、胸、腰の4つです。
ここで紹介しているアイソレーションのやり方と練習方法を参考にしてみてください。
首のアイソレーションのやり方と練習方法
首のアイソレーションを行う際には、肩が一緒に動かないようにすることが重要です。
胸の前で腕をクロスして固定すると、首の動きだけに集中できます。
やり方のポイントとして、過度な力を入れず、顎が出すぎないよう意識しましょう。
前後左右に想像上の壁があるイメージを持つと、正確な動きが身に付きやすいです。
練習方法としては、以下のように動かすことを意識しましょう。
首を前に動かすときは、鼻を前の壁に近づける感覚で行います。
後ろに引く際は、後頭部を後ろの壁につけるようなイメージで動かします。
左右に動かす場合は、右に首を動かす際に右耳を右の壁に、左に首を動かす際には左耳を左の壁につける感覚を持つと良いです。
また左右の練習では、手を頭上で合わせ、耳を二の腕に近づけるようにすることで、動きをさらに正確にすることができます。
肩のアイソレーションのやり方と練習方法
肩のアイソレーションで肩を前に出す際は、胸を軽く引きながら腕を前に刺す感覚で動かします。
後ろに引くときは肩甲骨を寄せるイメージで行いましょう。
肩を前後に動かすアイソレーションでは、肘で体が動いてしまわないように注意することが大切です。
一方で肩を左右に動かすアイソレーションの方法は、肩を耳に近づける感覚で動かし、反対側の肩はその際少し下げることを意識します。
肩のアイソレーションの練習では、頭や胸が一緒に動かないようにしましょう。
胸のアイソレーションのやり方と練習方法
胸のアイソレーションでは、みぞおち付近の動きをコントロールすることが重要です。
まずは肩を動かさずに胸だけを前後に動かすことを目指しましょう。
この際、肩のラインが崩れないように意識するのがコツです。
特に、肩が斜めに下がらないよう注意し、胸から上をスムーズに動かす感覚をつかむことがポイントです。
左右に胸を動かす練習では肩が一緒に動いて斜めになりやすいため、胸だけが横に移動するようなイメージで行いましょう。
また、少し腰を落とし、体を安定させることで動きがスムーズになることもあります。
胸のアイソレーションに慣れてきたら、音楽に合わせてリズムよく胸を動かす練習を取り入れ、動きに変化をつけていくと効果的です。
腰のアイソレーションのやり方と練習方法
腰のアイソレーションを行う際には肩の高さを変えないように、お腹を前後左右に動かす感覚を意識しましょう。
このとき、上半身の安定を保ち、肩の高さが変わらないように心がけることが重要です。
手を腰に添えることで動作をコントロールしやすくなり、腰の可動範囲を広げる効果が期待できます。
また、腰のアイソレーションは他の部位のアイソレーションに比べて、体の軸がぶれやすいです。
軸を保ちつつ腰を動かすことを意識すると、キレイなアイソレーションができるようになります。
アイソレーションが上達するためのコツ・ポイント
ここでは、アイソレーションが上達するためのコツ・ポイントを解説していきます。
具体的には以下の6つのコツ・ポイントを意識してみてください。
- 基本の動きをしっかりと理解する
- 最初はスローテンポな曲で練習をする
- レクチャーを受けて正しく学ぶ
- 定期的に練習をする
- 諦めずに継続する
- 友達と練習をする
アイソレーションは体の一部を独立して動かすテクニックであり、最初から正しい練習を行うことが上達の鍵です。
独学でアイソレーションの練習をしていると間違った動き方が癖になり、見栄えが悪くなる可能性もあるため、以下のコツを意識しながら練習を進めましょう。
また、アイソレーションはすぐに習得するのは難しく、長期的な練習が必要になる動きです。
ここで紹介しているコツ・ポイントを意識しながら継続して練習をしていきましょう。
基本の動きをしっかりと理解する
アイソレーションを効率的に上達させるコツは、基本の動きをしっかりと理解することです。
各部位の動きに丁寧に意識を向けて、1つずつ丁寧に練習していきましょう。
この際、鏡を活用して自分自身の動作を確認し、自分がイメージするアイソレーションの動きと実際の動きにズレがないかを確認してくのがおすすめです。
鏡でチェックをしていないと、間違ったアイソレーションが身についてしまう恐れがあるため、なるべく鏡の前で練習を行いましょう。
鏡を見ないでアイソレーションの練習をしていると、できているつもりでも他の部位が動いている場合があります。
変に癖がついてしまうため、最初から鏡を使い、部位ごとに丁寧にアイソレーションの練習をしていきましょう。
最初はスローテンポな曲で練習をする
アイソレーションが上達するポイントは、最初はスローテンポな曲で練習をすることです。
ゆっくりとしていてリズムがはっきりとした曲は、アイソレーションの動きを音楽に合わせやすくしてくれるためおすすめです。
スローテンポな曲でゆっくりと正確な動作を繰り返す練習を取り入れると良いでしょう。
最初はゆっくりな曲でアイソレーションができるように練習をして、徐々に早くできるように練習をすると効果的です。
また、アイソレーションの練習にはメロディーに変化があり、リズムの起伏が感じられる曲も向いています。
アイソレーションにはメロディーに変化があり、リズムの起伏が感じられる曲も効果的です。
異なるパートに合わせて動きを変化させやすく、アイソレーションの動作にメリハリを生み出せます。
ゆっくりな曲でのアイソレーションに慣れてきたら、メロディーに変化がある曲で練習をしていきましょう。
レクチャーを受けて正しく学ぶ
アイソレーションが上達するコツはプロからレクチャーを受けて正しく学ぶことです。
独学でアイソレーションを学ぶこともできますが、レクチャーを受けて正しく学ぶことで成長を実感できます。
他の人から指導を受けると、どのように動けば良いのか、どこを改善するべきなのかがすぐに分かるので、独学よりも短い時間でアイソレーションを上達させやすいです
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定期的に練習をする
アイソレーションが上達するコツは、定期的に練習をすることです。
アイソレーションができるようになるまでには時間がかかります。
1日数分でも良いので練習の時間を確保して、焦らずにアイソレーションの動きに慣れていきましょう。
寝る前の少しの時間や食後の時間など、毎日決まった時間にアイソレーションの練習をすることでルーティン化ができるため、定期的に練習をしやすくなります。
すぐに習得しようとせずに、無理をしないペースでアイソレーションの練習をすることで、スキルの向上とモチベーションを両立することができます。
諦めずに継続する
アイソレーションの上達には継続的な練習が不可欠です。
アイソレーションの練習を始めたばかりの頃、すぐに習得ができずに挫折しがちですが、あきらめずに続けることが鍵となります。
アイソレーションの練習を初めてすぐは、ギクシャクとした動きになりやすいです。
しかし、毎日少しずつ練習することで体がアイソレーションの動きを覚えていき、その部分だけ動いているキレイなアイソレーションができるようになります。
アイソレーションは様々な曲を使いながら練習をすることで、楽しみながら続けやすいです。
自分のお気に入りの音楽に合わせて動くことで、アイソレーションの練習が楽しくなり、さらに続けやすくなります。
友達と練習をする
アイソレーションが上達するコツは友達と練習をすることです。
他の人から自分の動きを見てもらうことで、アイソレーションの上達に役立ちます。
また、友達やダンス仲間と共に練習することは、モチベーションを維持する手助けになります。
同じレベル感の友達と一緒にアイソレーションを練習していき、ダンススキルの向上を目指しましょう。
アイソレーションは習得までに時間がかかるため、友達と一緒にモチベーションを高め合いながら練習をしていくと良いです。
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首、肩、胸、腰など特定の部位だけを動かすダンスのスキル、アイソレーション。
アイソレーションをダンスに取り入れることで、パフォーマンスの見栄えが良くなることは、今回の内容からもわかっていただけたでしょうか?
また、様々なジャンルのダンスで必要とされるスキルなため、早いうちから覚えておくと良いでしょう。
この記事を参考にアイソレーションを習得してみてくださいね。
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