ボイトレはお金の無駄?やっても上手くならない?疑問を解消します!
「ボイトレをしたところで、大して上手くならないんじゃないの?」
「ボイトレなんてインチキじゃないの?」
などと、ボイトレで得られる効果をいまいち信用できないという方は意外と多いのではないでしょうか?
確かにまわりを見わたせば、ボイトレに行かずとも歌が上手い人がいます。元から歌の才能に恵まれている方を目の前にしてしまうと、ボイトレを頑張ったところで、自分も同じように歌えるようにならないのでは?と、自信を失ってしまいますよね。
また、ボイトレを始めたものの思うように効果を感じられなく歌の上達に悩む方も少なくありません。しかし、本当にボイトレは無駄なのでしょうか?
我々はこれまで、真面目にボイトレに取り組み素晴らしい成長をとげた方を多く見てきました。
本記事では、ボイトレが無駄と思われてしまうよくあるケースを挙げながら「本当にボイトレで上手くなるのか?効果を得られるのか?」という疑問に答えていきます。
歌が上手いのは生まれつき?ボイトレだけでは限界があるの?
まず、ボイトレが無駄かどうかの本題に入る前に「歌が上手いのは生まれつきなのか?」の疑問について、お話ししていきます。
というのも、歌の才能が全て生まれつきで決まってしまうのならば、そもそもボイトレするモチベーションが持てなくなりますよね。
はじめに、ボイトレの必要性を確認していきましょう。
歌の上手さは、生まれ持った才能だけでは決まらない!
結論からいうと、歌の上手さは生まれつきもった才能だけでは決まりません!
なぜなら、歌の上手さは先天性と後天性の2面で成り立っているといわれているから。つまり、生まれつきの才能や声質、音楽環境に恵まれていなくても、その後のトレーニング次第でいくらでも引き伸ばすことができると考えられているのです。
そのため、今の自分の歌唱力に自信が持てないという方も落ち込むことはありません。
確かに生まれ持って音感が鋭い方や発声スキルが高い方はおり、ボイトレをしていても飲み込みが早くアウトプット能力も高い傾向があります。
しかし、自分がそうでなければその分練習に励みスキルを補えばいいのです!
歌の上手さは決して生まれ持った才能だけに比例するとは限りません。
生まれつきの能力に頼らず、正しくトレーニングを積むことが大切
理想の歌声を手に入れるには、とにかく正しくボイストレーニングを積むことが大切です!
歌が上手くなるためには発声の悪いクセを改善しなければいけませんが、根本的に改善するには、とにかく正しい発声方法に “慣れる” 必要があります。
正しい発声に慣れるには、とにかく練習あるのみ!
体のストレッチをしてもすぐに体が柔らかくならないのと一緒で、ボイトレも自分のものにするまでには、ある程度時間がかかります。
意識せずとも正しい発声ができるようになるには、根気よく練習を続けることが何よりの成長材料となります。
「ボイトレは無駄!」と感じてしまいやすい5つのケース
ボイトレは、正しく行えば必ず成果が現れてきます。
「ボイトレをはじめたけれど、一向に歌が上手くならない。」
「ボイトレしても無駄だったかも……。」
と感じているのは、何か原因があるはずです。次にボイトレの効果がない、無駄だと思われてしまうようなよくある5つの状況を整理してみました。
1. そもそも練習量が足りていない
最も多くの方に見られるケースです。
「ボイトレの練習はレッスンのある日だけしかやらない。」という方はいないでしょうか?
ボイトレで成果をあげるためには、短時間でも良いので毎日の地道な自主トレがマスト。1回約1時間レッスンが週1とすれば、圧倒的に練習時間が足りません。
最低でもまずはレッスンでやったことを30分〜1時間、週3回ではじめてみましょう。
それだけでだいぶ変わるはずです。そのうえで変わらない場合、以下に記載する他の理由が可能性として高くなるでしょう。
2. 練習期間が足りていない
短期間での成果を期待する生徒さんに多くみられるケースです。
ボイトレはそもそも、成果を実感するまでに「最低でも3ヶ月〜1年」はかかることをご存じでしょうか?もちろん期間には個人差があり、どの程度の期間で改善されるかは問題によります。
しかし、「昨日までできていたことが今日できなくなる」「改善したと思ったけれど、また違う問題が出てきた」などと、一進一退を繰り返して徐々に実力をつけていくボイトレ。短期間でできることにも限度があります。
そのため、ボイトレはもともと時間がかかるものと割り切ることも大切です!そうすれば、無駄な焦りやギャップを感じずに目の前の練習に集中することができるでしょう。
3. やり方が間違っている
そもそもトレーナーから提示されたメニューを正しく実行できていないという可能性もあります。
練習時間は確保できているものの、何のための練習なのか分からず何となくメニューをこなしているという方はいませんか?
このような方は、毎回のレッスンを録音し練習の精度UPに努めましょう!
録音があれば練習の注意点も復習しやすく、また常に自分の発声状態や実際にでている音色に意識を向けて練習にのぞめるようになります。なかなか成果が出ない状況を打破しやすくなるでしょう。
4. メニューが間違っている
次に、練習メニューが間違っているケースも考えられます。
これはトレーナー側の問題と解決方法の分析が間違っているパターンであり、練習の量・質に問題がなければ、基本的にはこれが原因として確定します。
この場合の生徒側ができることを挙げるならば、トレーナー選びの基準を見直すこと。
担当のトレーナーさんは、発声に関する知識がきちんとありますか?
何のための練習かをきちんと説明してくれますか?
トレーナーを選ぶうえで歌が上手いことも大事かもしれませんが、残念ながら「良いプレイヤー=良いトレーナー」ではありません。
特に「頭から声をだして」「お腹から声をだして」「鼻に響かせて」など、トレーナー側の体感に基づく一方的な感覚指導しかしないトレーナーには要注意。
発声のメカニズムを理解したうえで、理論的に指導ができるボイストレーナーを選ぶようにしましょう。
5. 音楽的素地が足りない
音楽は、音色やリズム、旋律などさまざまな要素から成り立っています。
あまりに音楽的な素地が足りていない場合、それがそもそも練習の妨げになっていることもありえます。
当てはまる気がする方は、歌唱以外にもさまざまなジャンルの歌を聞く、楽器をならってみるなど、もっともっと音楽と触れ合う機会を増やしてみるといいでしょう。
実践練習だけでなく、音楽的素地の土台となる基礎知識のインプットを増やすことで状況が改善されるかもしれません。
上手くならないには理由がある。時間を無駄にしないためにも、ボイトレスクールを上手く頼って!
もし、今独学でボイトレを学ばれていてなかなか結果が出ないという方がいましたら、一度ボイトレスクールにて相談してみることをおすすめします◎
どうしても独学の場合、上達をさまたげる本質的な原因や自分の悪いクセに気づくことが難しくなります。
ボイトレスクールであれば、トレーナーがあなたの課題を浮き彫りにし、必要な練習を見極め最短で成長できる道筋を作ってくれます。
結果が出るまでに時間がかかると、モチベーションの低下にも繋がります。
時間を無駄にしないためにも、ボイトレスクールを上手く頼り、効率的に練習を進めるといいでしょう。
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