「録音しながらボイトレすると歌が上手くなる!」って本当なの……?
「歌を上達させるには、録音すると良いと聞いたけれど本当なの?」
「なぜ、録音が大事なの……?」
録音を使った練習が気になりつつも、いまいち重要性が分からず手付かずという方は多いはず。
そこで本記事では、録音することの重要性や録音で得られるメリット、録音の仕方などをお伝えします。
本当に、録音しながらボイトレすると歌は上手くなるのでしょうか?詳しく解説します!
結論!「録音しながらボイトレすると歌が上手くなる」は本当です!
結論からいいますと、ボイトレや歌う際に録音を習慣化すれば歌を上達させることができます!
ただし、録音するだけでは意味がありません。
録音した自分の声を聞き、分析、改善と繋げていくことが上達の前提となります。
なぜ、録音をはじめとする一連の流れが歌の上達に良いかといいますと、本来の自分の声に向き合うことができるから。
すでに実体験された方も多いと思いますが、自分で聞こえている声と録音の声って全然違いますよね。
「え?自分ってこんな声だったの?……恥ずかしい!」
筆者もはじめて自分の録音の声を聞いたときは、ショックを受けたものです。
このように、自分が聞こえている声と周りが聞いている声は明らかに違います。
そしてこの違いを知る術は、他でもない「録音」のみなのです!
違いを知れたら、理想の声に近づくために練習あるのみ。
録音した声を聞くことをきっかけにさまざまな練習に発展させていくことができ、結果歌も上達していくのです。
録音する一番のメリットは「気づき」
録音することで得られるメリットはさまざまにありますが、一番は「気づき」なのではないでしょうか。
録音すると自分の長所や短所、クセなどあらゆることに気づくことができます。
例えば、自分ではリズムにのって気持ちよく歌えたと思っていても、録音した歌声を聞いてみるとときどき音程が外れていたり、声が変に浮ついていたり……。
録音ではごまかしがきかない分、詳細に自分の声を分析することができます。
はじめは、この事実に目を背けたくなるかもしれません。
しかし周りにどのように聞こえているのかを理解していない限り、一向に歌の印象はかわりませんし上達も頭打ちになってしまいます。
録音は否応にも真実をぶつけてきます。
しかし、その真実にどれだけ向き合えたかで今後の歌にも大きく影響します。
逃げずに取り組むことが大切です。
録音には他にもこんなメリットがあります♪
また、録音すると次のようなメリットもありますよ♪
成長を実感できる
まず、成長を実感しやすくなります。
なぜなら、録音は練習の成果を確認できるいちばんの方法だからです!
そのため、もし「ボイトレしているけれど、いまいち成長しているのか分からない……。」とお悩みの方がいましたら、すぐにでも録音習慣をスタートさせることがおすすめです◎
そして、3ヶ月後、半年後、一年後と、残した音源をぜひ聞き分けてみましょう。
そうすることで、どのような変化が起きているのかを客観的に確認でき、自信に繋げていくことができます。
また、一方で成長を感じられない場合は練習の間違いに気づくきっかけにもなります。
特に独学で学ばれている方は、練習が合っているのか不安になりがちですよね。
定期的に録音した声を確認し、ボイトレの成果がどのようにあらわれているのかを確認するといいでしょう。
ボイトレのレッスンをいつでも振り返ることができる
ボイトレのレッスン中は必ず録音をしているという方は、自主練の精度が高く上達も早い傾向にあります。
それは録音によりいつでも何度でもレッスンの振り返りができるから。
録音されたボイストレーナーのお手本をもとに練習したり、ボイストレーナーに指摘された点を再確認したり、レッスン中の自分の声を分析したり。
録音した音源を使えば、レッスンが無い日もレッスン日と同等な時間を過ごすことができます。
そのため、歌を上達させたいと思ったらまずはボイトレのレッスンの録音するのがおすすめ!
もちろん録音するだけではダメです。
録音と復習はセット!
何度も聞き直し、有意義に使いましょう。
すぐにでも始めたい「録音習慣」!自分の歌声を受け入れる勇気を持って。
ここまでで、いかに録音するという行為が歌の上達のために重要なのかがお分かりになりましたでしょうか?
「すぐにでも録音してみよう!」
そう思った方は、とても実行力のある方ですね♪
とはいえ、録音の声と向き合うのはそう簡単なものではありません。
レコーダーから聞こえてくる自分の声に納得できなかったり、恥ずかしさを感じたり……。
最初は、自分の歌声を受け入れるのにも時間がかかるかもしれません。
しかし、自分が思っている声と実際の声のギャップを知れたことは、歌の上達において何よりの成長材料となります。
理想の歌声に近づくためにも、まずは自分の声を受け入れる勇気を持ちましょう!
どのように録音すればいいの?
では次に、録音するために必要なツールや設備についてご紹介します。
ボイスレコーダーを購入する
ボイトレスクールに通われている方や独学でボイトレを学んでいる方など、毎日のように歌の練習をしている方は、ボイスレコーダーを購入するのがおすすめです。
ポチッとボタンひと押しですぐに録音ができるため、録音習慣も身につきやすくなります。
ボイスレコーダーを選ぶ基準は、ノイズカット機能の精度や録音できる容量などさまざまですが、ボイトレで使うなら録音機能にプラスして、チューナーやメトロノーム機能がついた多機能なレコーダーが便利です。
カラオケの録音機能を利用する
よくカラオケに行くという方は、カラオケで録音するのもいいでしょう。
カラオケの機種によっては、会員登録や音源を落とし込むCDの購入が別途必要となる場合があります。もしくは、そもそも録音が対応していないところもあります。
録音目的でカラオケに訪れるときは、事前に詳細を確認しましょう。
スマホのアプリをダウンロードする
すぐにでも自分の声を録音してみたいという方は録音アプリをダウンロードしましょう!
最近では、音声データを圧縮しない高音質な録音アプリも出てきており非常に便利になっていますね。
しかし一方で、録音すればするほどスマホの容量がなくなるというデメリットもあります。
録音する場面が増えていく場合や長時間の録音が必要となる場合は、専用のボイスレコーダーの購入を検討してもいいでしょう。
おすすめの録音アプリ一覧
- PCM録音 ( Google Play / Apple )
- 簡単ボイスレコーダー ( Google Play / Apple )
本格的にレコーディングしたいときは?
練習段階ではレコーダーやアプリでも十分です。ですがその後本格的に歌唱の録音をしてみたいと思った際はどうしたらいいでしょうか。ここでは2つの方法をご紹介します。
自宅にレコーディングスタジオを作る
まず、ご自身でレコーディングスタジオを作るという方法があります。
なんだかお金がかかりそうですが、必要となる機器類は主に以下の通りです。
【録音するために必要なもの】
- パソコン
- オーディオインターフェイス(マイクやスピーカーなどをパソコンに繋げるためのもの)
- マイク
- マイクスタンド
- スピーカー
- ヘッドホン
- DAW(曲作りに関するさまざまな編集ができるソフトウェア)
など……。
【防音のために必要なもの】
- 防音カーテン
- 防音壁
- 防音マット
- 防音シート
- 吸音パネル
- 遮音テープ
など……。
いちから作ろうとすると多額にお金がかかりますが、いつでも好きな時間に本格的なレコーディングができるのは魅力的ですよね♪
レコーディング可能なボイトレ教室に通う
「自分でそろえるのはちょっと……。」という方は、レコーディングスタジオを持つボイトレ教室に通うのも手です。
ボイトレ教室では、専門的な機器類の操作が分からなくてもサポートしてもらえるので、気軽に本格的なレコーディングを経験できます。また、教室によってはレコーディングのコツなどトレーナーから指導を受けることも可能です。
歌唱スキルやレコーディングスキルをあげるといった意味でも、ボイトレスクールに通うのは最善の方法といえるでしょう。
【まとめ】「録音しながらボイトレすると歌が上手くなる」って本当なの?
録音って簡単にいっても最初は恥ずかしくもあり、はじめの一歩を踏み出しにくいものです。
しかし、歌を上達させたいのであれば録音は良いことしかないことが本記事で分かったはずです♪
しかもアプリさえダウンロードすればすぐに録音できるという手軽さも嬉しいですよね。
そのため、自分の声に向き合うためにも自分の歌声を好きになるためにも、記事を読んでくださった方は今日から録音を練習に取り入れてみてくださいね!
また、本格的なレコーディングを経験してみたいという方がいましたら、ナユタスで叶えることができます。
気になる方は、ぜひ詳細をお近くの校舎にお問合せください!
▼無料体験レッスンも実施中です!▼
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