ボイトレで「リズム感」を鍛えてワンランク上の歌唱力を手に入れよう!
「リズム感に自信がない、良くなる方法ってあるの?」
「リズム感って、ボイトレで習得できるの……?」
などと、リズム感でお悩みの方は多いもの。
歌唱において、発声はもちろん”リズム感”も非常に重要な要素です。
どうしたら、リズム感を良くすることができるのでしょうか?ここでは、以下のことをお伝えします。
- リズム感とは?なぜ重要なの?
- リズム感がないことで起きる歌への弊害
- リズム感を鍛えるトレーニングメニュー例
「リズム感を良くして歌をもっと上手く歌えるようになりたい!」という方は本記事を読めば今やるべきことが分かります。ぜひ最後までご覧くださいね♪
そもそもリズム感とは?なぜ重要なの?
リズム感とは、曲のテンポに合わせて正しくリズムを取ることができる能力のこと。
リズム感がある人は、一定のテンポで歌うことができるのはもちろん、一定のテンポをキープしながらさまざまなパターンのリズムを刻むことができます。
なぜ歌においてリズム感が重要視されているかというと、リズムは楽曲を構成するうえで中枢的な存在だから。
ポップス、ロック、ヒップホップ、演歌、クラシック……、どんなジャンルの音楽であれ、根本にリズムがありその上にメロディや歌詞がのって楽曲が構成されます。
そのため、リズム感がないと歌が上手く歌えないどころか、楽曲も正しくとらえることができないのです。
リズム感がある人とない人の差は?
リズム感がある人とない人の大きな差は、リズムを体で表現できるかできないかの差。
というのも、頭でリズムを理解できても、必ずしもリズム良く歌えるとは限らないからです。
例えば、誰もがやったことのあるラジオ体操。
聞き慣れた音楽でありながら、いざ体操が始まると皆少しずつ動きがズレていたりしませんか?
これが、その人の持つリズム感となります。
リズム感がある方は、曲のテンポや拍に合わせてジャストのタイミングで体を動かすことができます。
一方で、リズム感がない人はちょっと早く動いてしまったり、動作が遅れてしまったりと音と動作にズレが伴います。
このように、耳で聞いたリズムに対し適切なタイミングで体を動かせるかどうかは、リズム感がある人とない人を決定づけるもの。
もちろん発声という動作においても同様のことがいえます。
リズム感がないと、歌にどんな弊害が起きるの?
リズム感がないと、歌にどのような弊害が起こるのかも知っておきたいですよね。次に、リズム感がない人の特徴を2つご紹介します。
音痴に聞こえる
まず、リズム感がないと音痴に聞こえます。
いわゆる「リズム音痴」と呼ばれるものですが、リズム感がないと曲のテンポについていけなくなり音を外しやすくなるのです。
「音程は合っているはずなのに、なかなか歌が上手くならない……。」
このようなお悩みを持っている方はいましたら、もしかしたらリズム感が原因かもしれません。
のっぺりとした歌声になる
リズム感が悪いと、歌声ものっぺりとした印象になります。
なぜなら、歌うときに拍を意識できていないと歌のキレが悪くなるからです。
例えば「らららら」と歌うとき、「1・2・3・4」と拍を意識するだけで「らっらっらっらっ」とキレの良い歌声になりませんか?
歌声は、拍を意識するだけでもグッと表情がくわわります。
リズム感って生まれつきなの?
ところで、「リズム感って生まれつきのもので、大人になってから身につけることはできないのでは?」と思っている方はいませんか?
リズム感が良い人を目の前にすると「やはり元々持っている資質が違うんだ……。」と一気に意気消沈してしまいますよね。
ですが、安心してください! リズム感は大人になってからも養うことができます!
確かに、リズム感は幼少期の育った環境や外的要因が影響すると考えられています。しかし、それが全てではありません。
大人になってからも、正しくトレーニングを積めば、正確なリズム感を身につけることができます!
実際、ボイトレスクール「ナユタス」の生徒さんのなかにも、大人になってからリズム感を改善、上達させてきた方はたくさんいらっしゃいますよ♪
次にリズム感を鍛えるためのおすすめの練習法をご紹介します。リズム感にコンプレックスをお持ちの方は、ぜひ前向きに練習に取り組んでみてください。
リズム感を鍛えるトレーニングメニュー例
前述の通り、リズム感を習得するには頭で理解するだけでなく、実際にリズムを刻めるようになることが大切!
歌を聞き込むだけでなく、拍をとる練習をしたり実際に歌に合わせて歌ったりなど、実践的な練習が効果的です♪
メトロノームを使って、裏拍のトレーニング♪
まずリズム感を習得する基本の練習として、メトロノームを使った裏拍のトレーニングをご紹介します。
なぜ裏拍のトレーニングが必要かといいますと、より細かいリズムを刻めるようになるからです。
例えば、「1・2・3・4」という4拍子も、裏拍の【・】の部分まで意識できていれば倍のリズムを刻めるようになりますよね。
つまり、
裏拍を感じ取れるようになる
↓
細いリズムが取れるようになる
↓
リズムのズレが起きなくなる
といった流れで、裏拍のトレーニングを行うと自然とリズム感が安定していくのです。
具体的な練習法をご紹介していきましょう。
表拍をとる
まず、裏拍を理解するためにも、基本の表拍をしっかり取れるようにしておくことが大切。表拍の練習から始めます。
やり方はシンプル♪
メトロノームの音に合わせて「1・2・3・4」と声を出しながら手拍子をします。
簡単そうに聞こえますが、テンポを速めると意外と難しいもの。音に対してずれずにできるようになるまで、さまざまなテンポで実践しましょう。
裏拍をとる
次に裏拍の練習です。
メトロノームの音に対して裏(反対)のタイミングで手拍子をします。
「1(手拍子)2(手拍子)3(手拍子)4(手拍子)」というように。
はじめはゆっくりのテンポでOK!慣れてきたら徐々にテンポを速めてトライしてみましょう。
また、裏拍の手拍子に慣れてきたら、手拍子とともに「1・2・3・4」の発声も行い、難易度を上げていくのもおすすめです。
リズム感が良いシンガーと一緒に歌ってみよう!
玉置浩二さんや宇多田ヒカルさん、ワンオクロックのTakaさん、三浦大知さんなど、日本にもリズム感がずば抜けて優れた歌手が多くいます。
しかし「曲は聞いているけれど、一緒に歌ったことはない」という人は多いのではないでしょうか?
そんな方は、原曲やライブ映像に合わせて一緒に歌ってみることをおすすめします。
いざ一緒に歌ってみると、自分で思っている以上に多くのズレを感じるはずです。その細かいズレを丁寧に修正していくことで、次第に正確なリズム感を会得していくことができます。
アプリで、ゲーム感覚でトレーニング!
アプリも、とても便利な練習ツールです。スキマ時間を活用して楽しくトレーニングができますので、忙しい人こそ取り入れてみてください。
▼おすすめのアプリはこちら!
- リズムトレーナー(Google play / App Store)
- リズムラーニング(Google play / App Store)
- リズム:リズミカルなノートを読んでください。(Google play / App Store)
リズム感が良くなれば歌も上手くなる!ボイトレ教室でリズム感を診断してもらおう!
リズム感は独学で習得することができます。しかし正確にリズムを刻めているかは、プロのボイストレーナーに診断してもらわなければ判断できません。
そのため、リズム感をしっかり身につけたい方はボイトレ教室で習うのがおすすめです◎
せっかく練習を頑張っていても正しく成果をあげられていなければ、もったいないですよね。
ワンランク上の歌声にするためにも、プロのボイストレーナーからあなたのリズム感を診断してもらい、正しく練習を積み重ねましょう!
初心者さんも大歓迎♪ まずはナユタスの無料体験レッスンへ!
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多彩なコースが揃うボイトレスクール「ナユタス」。
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