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ボイトレ

ボイトレは2週間で効果アリ!?最短で上達する練習方法とは

ボイトレは2週間で効果アリ!?最短で上達する練習方法とは

歌の上達のためには、ボイトレを基礎から学び、コツコツと練習を積み上げてテクニックを習得していくイメージですよね。

実際そのとおりで、本来ならばじっくり自分の声や体、歌と向き合っていきたいところ。

しかし、「突然会社の行事でカラオケを歌うことになった!」「歌が苦手なのにカラオケに行く約束をしてしまった!」または「いちはやく上達したい」など、何らかの理由があり、なるべく最短で歌をレベルアップさせたい人もいるでしょう。

実際、短期間のボイトレでどれくらいの効果があるのか。

それは、あなたのやる気次第なのですが、やる気があっても練習方法や練習のコツを知らなければ正直効率が悪く、効果も薄れてしまいます。

とはいえ、どんな練習をすればよいのか分からない人も多いですよね。

そこで今回は、2週間のボイトレで歌が上達するための、練習のコツをご紹介していきますので、さっそく練習にとりかかりましょう。

2週間のボイトレでレベルアップを目指すなら〇〇をしよう

引用元:https://pixabay.com/ja/

2週間のボイトレで歌を上達させるために取り入れたい練習のひとつは、モノマネです。

モノマネといっても、アーティストの声まねをするわけではありません。

強弱のつけかた、息継ぎなどテクニック的な部分をまねしていきます。

モノマネは、ボイトレの練習方法のひとつでもあり、しっかり取り組めばかなり奥の深い練習ができるんですよ。

では、モノマネをする際の練習方法とコツをみていきましょう。

1.選曲は結構大事

まずは、歌う曲を決めます。

選曲は、なるべく難易度が低い曲を選ぶとよいです。

具体的には、

・リズムがとりやすい
・メロディがとりやすい
・音域がせまい
・テンポ(スピード)が自分に合っている

など。

2週間のボイトレでレベルアップを目指しているので、難易度高めの曲よりも歌いやすい曲の中から選びましょう。

2.歌を聴き込む

歌う曲が決まったら、まずはその曲を繰り返し聴き、音程やテンポをしっかり覚えます。

さらに聴き込んでいくと、歌が盛り上がる場面、盛り上がった場面での声の使い方、息継ぎのタイミング、歌いだしの声の入り方など、徐々に細部の特徴もつかめてくるので、歌詞カードにメモを取るなどしながら、頭と耳にインプットしていきます。

3.実際に歌ってみる

歌を聴き込んだら、今度は実際に歌ってみます。

歌うときは、自分の歌を録音してみましょう。

自分では歌えているつもりでも、客観的に聴いてみると音程、リズム、歌い方など改善点が見えてくるものです。

しっくりこない部分は、その部分だけを取り出してくり返し練習しましょう。

最初から最後までとおして歌う練習は、不十分なところをそのままにやり過ごしてしまうばかりで、レベルアップしにくいばかりか、おかしな癖がついてしまう可能性も。

歌の練習は、フレーズごとでもよいくらい、細かく区切って練習するのがおすすめですよ。

アーティストの原曲も、なんども聴き直して、自分との違いを探ってみましょう。

聴き込む、歌う、修正、歌うの工程を何度も繰り返して練習していけば、自分でいちから考えて練習をするよりも、効果的かつ効率よくレベルアップが期待できます。

2週間で克服したい!ボイトレでよくあるお悩みとそのトレーニング方法

引用元:https://www.photo-ac.com/

ボイトレをしていると、モノマネだけではカバーできない悩みが出てくる可能性もあります。

それは、

・高音がでない
・大きな声が出ない
・息が続かない

など、ボイトレの中でも多くの人が遭遇する悩みです。

ここでご紹介する練習方法は、即効性が期待できるので、2週間のボイトレにはもってこいのトレーニングですよ。

高音がでない・大きな声が出ない

ふだん歌い慣れていない人や声をあまり使わない人は、高音に限らず声自体が出しにくい傾向にあります。

そんなときに活用したい、ボイトレはこちら。

1. 高い声で「フゥ~~~」と発声し低い音までなめらかに戻していく。

カラオケやライブで盛り上がったときによく聞く、拳をあげて言う「フゥ~!」の掛け声をイメージしてください。

「フゥ~」の音で高音から低音まで下っていきます。

このとき、音が下がる途中で声(息)が小さくならず、着地するまで最初とおなじ響きをキープするように意識します。

また、途中で声がひっくりかえったり、ブレたりすることがありますが、声帯周辺の筋肉が慣れてくれば安定してできるようになるでしょう。

このボイトレは、小さな声ではなくサイレンのようなイメージで大きな声で行います。

自宅で大きな声が出せないときは、布団にもぐる、まくらに顔をつけるなど工夫してくださいね。

このボイトレで、大きな声が出ない悩みも一緒に改善されていきます。

注意点としては、高音をだすときに喉が力まないこと。

力みが高音をだしにくくする原因にもなるので、リラックスしましょう。

そのためのトレーニングは次の章で解説します。

息が続かない

息が続かないときのボイトレ方法もたくさんありますが、今回は2週間でのレベルアップなので、息継ぎのコツについてご紹介します。

まず、アーティストのモノマネでアーティストと同じタイミングの息継ぎをしていきますが、それで苦しくなってしまう場合は、息継ぎの場所を増やしてしまうのもひとつの方法です。

ただし、その時々で苦しくなったら息継ぎをするのではなく、あらかじめどのフレーズで息継ぎをするのかタイミングを決めて、それに合わせて練習をしていきましょう。

息継ぎの間も音楽の一部ととらえてみてください。

また、息継ぎの前に息を吐ききるというのもポイントです。

息を吐ききらずに息を吸おうとすると、十分に息を吸い込めず苦しくなってしまうので、息を吐ききることにも意識を向けて練習してみてください。

最初は難しく感じるかもしれませんが、歌いながらの練習で感覚をつかんでいきましょう。

また、安定して息を吐くためには、腹式呼吸を身につけるのがベスト。

腹式呼吸についても、次の章で解説しているので、チェックしてくださいね。

2週間のボイトレでも基礎練習を取り入れよう

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2週間のボイトレとはいえ、やはり基礎は大切になります。

基礎をおろそかにして歌い続けることは、喉の負担になり、怪我の原因にもなってしまいます。

また、ここで紹介する基礎のトレーニングは、前章で紹介した高音を出すトレーニング、息を続かせるトレーニングを安全かつ効果的にする、とても大切な役割もあります。

ウォーミングアップにもなるので、ボイトレの前や歌う前に、かならず行うようにしましょう。

腹式呼吸

ボイトレといえば腹式呼吸。

腹式呼吸といえば、お腹で呼吸をするイメージですが、実際には、腹式呼吸で息を吸うと横隔膜が動き肺を引き下げるためお腹がふくらみます。

歌うときに腹式呼吸が必要な理由は以下のとおりです。

・吐く息の量や強さをコントロールできる
・喉に負担がかからない

歌唱は、吐く息に声をのせていきます。

そのため、息が安定していなければ声も不安定になってしまいます。

また、高音をだすときも腹式呼吸で出していきますよ。

〇腹式呼吸の練習
1. 背筋を伸ばして姿勢を正します。
2. 喉、舌、首、肩、お腹など全身リラックスさせましょう。
3. 鼻からゆっくり息を吸って口から吐きます。

腹式呼吸のコツがつかめない場合は、あおむけになってみましょう。

あおむけに寝ているとき、人は自然と腹式呼吸をしています。

あおむけになって、お腹に手をおき、呼吸を意識して感覚をつかみましょう。

寝ながら歌ってみるのも、呼吸や力の抜け加減が分かりやすく練習になりますよ。

ストレッチ

体が固まったままだと、声がでなかったり、呼吸が浅くなってしまいます。

ストレッチをすることで、筋肉を刺激し、体を温め、歌うための準備をしましょう。

首のストレッチ

1. 首をゆっくりまわします。
2. 首を左右に倒して首の筋を伸ばしていきます。
3. 首を上にグーッと上げて、喉の筋肉をほぐします。

舌のストレッチ

1. 舌を出して舌の奥の方を伸ばします。
2. 口を開けながらさらに伸ばします。
3. 今度は、舌を出し入れしたり、円を描くようにまわします。

舌や舌根のストレッチをすると、滑舌がよくなりますよ。

表情筋ストレッチ

声音をつくる表情筋のストレッチをします。

1. 口を「イ」の形に開きます。
2. 次に「ウ」の形にして唇を突き出します。
3. 「イ」と「ウ」の形を交互にくりかえします。

また、顔のパーツを真ん中に寄せて、パッと力をぬくストレッチも手軽にできるのでおすすめです。

ジャンプ

体に力が入りガチガチになっていると、声がうまくだせません。

ジャンプ運動で、体の力をぬき気持ちの緊張もほぐしましょう。

1. 脱力しながらジャンプをして体の力をぬいていきます。

リップロール

リップロールは、プロも行う発声の基礎練習のひとつ。

表情筋や喉を緩ませリラックスさせることで、発声がしやすくなるほか、声帯のストレッチ効果もあります。

また、地声から裏声の切り替えがスムーズになるなど、あらゆる効果が期待できるので、ぜひ取り入れておきましょう。

〇リップロールの練習方法
1. 唇をアヒル口のようにとがらせます。
2. 息を吐きながら唇をぷるぷるぷると震わせましょう。できるだけ長くできるように練習していきます。呼吸は腹式呼吸を使いましょう。
3. 基本のリップロールができたら、「うー」と発声しながら、さらには音階を上がったり下がったりしてみましょう。

腹式呼吸やリップロールのコツがつかみにくいときは、絵や図で説明書きのある書籍や動画を参考にするとよいでしょう。

休憩も大事

ボイトレでは、長時間の練習を避けましょう。

無理をすると、喉に負担がかかり、喉を痛めてしまいます。

疲れたらすぐに休む、休むことも歌のためには大切な時間です。

なにか練習をしたいときは、歌を聴き込むことや歌詞から歌の世界観をイメージするなど、歌以外の練習もたくさんあります。

また、のど飴をなめて喉を保湿するなど、ボイトレのあとのケアも忘れずに行いましょう。

2週間を有意義に!ボイトレは量より質

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ボイトレは、長時間練習をすれば上達するとも限りません。

目的を持たずやみくもに1時間練習をするよりも、目的をもって質のよい練習を15分する方が、効果的だったりします。

特に、短期間での練習なので、時間も大切になってきますよね。

2週間でより効果を感じられるよう、質のよい練習を意識していきましょう。

【まとめ】
ボイトレは2週間で効果アリ!?最短で上達する練習方法とは

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2週間のボイトレで、どれだけ効果が期待できるのか。

それは、あなたに必要な課題を見つけ、そのための練習を取り入れ、いかに練習のコツをつかむことができるのかで変わってきます。

正しい練習を正しくおこなえば、2週間という短期間でも効果を感じることができるでしょう。

ただし、無理は禁物。

レベルアップのために、無理をして喉をいためたり、自分を追い込み過ぎては練習が苦しくなってしまいます。

歌や音楽は楽しむためのもの。

ボイトレをとおして、歌の楽しみも感じていきましょう。

今回ご紹介できなかったさまざまな練習方法も、他の記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。