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ボイトレ

歌が上手くなる練習方法やポイント6選!便利なボイトレグッズも一緒にご紹介

歌が上手くなる練習方法やポイント6選!便利なボイトレグッズも一緒にご紹介

「歌が上手くなりたいけれど、どのように練習すればいいか分からない……」
「便利なボイトレグッズがあったら頼ってみたいけど、どれを使ったらいいか分からない……」

ここではこんなお悩みを持つ方に向けて、歌を上達させるために必要なトレーニングや日頃からやっておきたいことをご紹介。

おすすめのボイトレグッズも合わせてご紹介しているので、ぜひそちらも一緒にチェックしてみてください。

効率的に歌を上達させるためには「練習の〇〇化」が大切

歌が上達するためには、ズバリ「練習の習慣化」が大切です。

よく、「ボイトレって1日どのくらい練習すれば良いですか?」「週に1回のレッスンで効果を得られますか?」という質問を受けます。

毎回こういった質問を受けたときに共通してお伝えしているのが、「短い時間でもいいので、毎日コツコツやればやるほど上達するよ」ということ。

一般的に理想の自主トレ時間は30分〜1時間といわれていますが、時間にとらわれ過ぎてしまって練習が月に1・2回になってしまっては本末転倒。

週に1回のレッスンをやるだけでも効果をのぞめるかもしれませんが、それに加えて自主トレを取り入れればもっともっと上達するでしょう。

一概に練習の時間や頻度でボイトレの効果を断定できませんが、やはり毎日コツコツと練習を積み重ねている方には到底かないません。

「便利なボイトレグッズ」でモチベーションUP

引用元:https://www.photo-ac.com

しかし、練習の習慣化こそ難しいものはありません。

時間や練習環境の確保をしなければいけませんし、気持ちも強く持っていないと大抵の方は途中で心が折れてしまいそうになるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、便利なボイトレグッズです。

ボイトレグッズのなかには、練習環境を整える防音対策グッズからスキルの向上を後押しする練習サポートグッズまで、さまざまなアイテムがあります。

ボイトレグッズを自主トレに取り入れたことで、

「練習のモチベーションがアップした」
「自主トレの精度が上がった」

という方も多くいますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

歌を上達させる6つの方法&家でも使えるおすすめボイトレグッズ

では早速、歌を上達させる具体的な方法とおすすめのボイトレグッズをご紹介していきます。

1.歌唱に適した呼吸(胸式呼吸+腹式呼吸)を身につける

まず最初にご紹介するのが、ボイトレの基礎中の基礎「腹式呼吸」を身につけることです。

腹式呼吸とは、横隔膜を上下させて空気を取り込む呼吸法。

日常的な胸式呼吸で生じる胸郭の広がりに加えて、この腹式呼吸の感覚を複合することは安定した歌唱を目指すうえで必要なスキルです。身についていない方は、まずこの呼吸法の習得に力を入れましょう。

腹式呼吸の習得に効果的なボイトレグッズは、「ウタエット ウルトラボイス」です。

ウタエット ウルトラボイス

引用元:https://www.amazon.co.jp

「1日3分」口にくわえて発声するだけで、声帯と横隔膜が鍛えられ自然と腹式呼吸が身に付くグッズ。毎日続けると声にハリが出て伸びも良くなってきます。

メーカー名 PROIDEA
商品名 ウタエット ウルトラボイス
価格(税込) 1,760円
引用元リンク amazon

2.肺活量を鍛え、声量をアップさせる

次に押さえておきたいのが「声量」について。

歌を上手く歌うためには、やはりそれなりに声量も必要です。
「歌に迫力が出ない」「声がなかなか響かない」「そもそもの声が小さい」などの悩みを持っている方は、声帯のコントロールだけでなく肺活量の少なさが原因になっていることも考えられますので、積極的にトレーニングを行いましょう。

肺活量を鍛える効果的なボイトレグッズは、「POWERbreathe プラス」です。

POWERbreathe プラス

引用元:https://www.amazon.co.jp

口に当てて呼吸するだけで呼吸筋が鍛えられ、肺活量アップを狙えるボイトレグッズ。B’zの稲葉さんが愛用していることで有名です。少々値は張りますが、口にくわえるだけという手軽さが魅力。声量をアップさせたいという方におすすめです。

メーカー名 POWER breathe
商品名 POWER breathe プラス 超重負荷
価格(税込) 12,100円
引用元リンク amazon

3.表情筋を鍛え、滑舌を良くする

次は「滑舌」について。滑舌が悪いとどんなに音程やリズムが合っていても歌が上手く聞こえません。早口なフレーズを歌うことも難しいですし、歌詞の表現も曖昧になってしまいます。

滑舌を良くするためには、表情筋や舌筋のトレーニングが効果的と言われています。ボイトレグッズを上手く活用し、柔軟な表情筋をゲットしましょう。

表情筋を鍛えるための効果的なボイトレグッズは、「Be-Vo ボイストレーニング器具」です。

Be-Vo ボイストレーニング器具

引用元:https://www.amazon.co.jp

口にくわえて発声することで表情筋を鍛えることができるグッズです。慣れるまでに違和感はありますが、次第に口の中のスペースが広がるので一緒に舌筋も鍛えることができ、のどが開く感覚も分かるようになるでしょう。

メーカー名 Be-Vo
商品名 ボイストレーニング器具
価格(税込) 1,634円
引用元リンク amazon

 

4.音痴改善!音感を鍛えて正しい音程をとらえる

そもそも音感って鍛えることができるの?という方もいるかもしれませんが、幼少期でないと取得が難しい絶対音感とは違い、後天的に身につくといわれている相対音感はトレーニング次第で強化することができます。「歌うときに音がずれてしまって歌が上手く歌えない」とお悩みの方は、ぜひ音感トレーニングを取り入れてみましょう。

音感トレーニングに効果的なボイトレグッズは、「Roland Vocal Trainer」です。

Roland Vocal Trainer

引用元:https://www.amazon.co.jp

録音機能、音程やピッチの確認、メトロノーム内蔵、2音検出モードなどが搭載された、多機能なボイトレグッズ。

どのキーを発声したのか赤く点滅して教えてくれるので、正しい音程で歌えているのか視覚的に判断することができます。これをお供に歌の練習を重ねれば、相対音感が鍛えられ音程も安定してくるでしょう。

メーカー名 Roland
商品名 Vocal Trainer
価格(税込) 13,800円
引用元リンク amazon

5.リズム感を鍛える

「気づくとテンポがずれている」「音程は合っているのに下手に聞こえる」そんな方は、リズム音痴の可能性があります。リズム音痴は上手く曲のテンポをつかめないことが原因です。メトロノームを使ったり、リズムゲームをしたりとさまざまな解決方法がありますので、思い当たる方はリズム感のトレーニングを意識的に行いましょう。

リズム感がつくと、ビブラートやしゃくりといった歌唱テクニックも上手く使えるようになりますよ。

リズム感を鍛えるボイトレグッズは、「 ニノ ウッドエッグシェイカー」がおすすめです。

ニノ ウッドエッグシェイカー

引用元:https://www.amazon.co.jp

手に持って振ると音が鳴るリズム楽器。振る強さで音色が変わるので、その変化を楽しみながら歌うことでリズム感を養うことができます。もともとは子供向けに作られた楽器で、かわいく卵型にデザインされています。

メーカー名 NINO
商品名 ウッドシェイカー(小)
価格(税込) 1,317円
引用元リンク amazon

6.防音対策し、自宅でもトレーニングできる環境を作る

歌が上手くなるためには、日々コツコツと練習をすることが大切です。しかし大きな声を出せる環境は限られているため、思うように自主トレができなくて悩んでいる方もいるはずです。そんな方は消音効果のあるボイトレグッズを活用し、自宅でも練習ができる環境を整えていきましょう。

ここでご紹介するのは「UTAET(ウタエット)」というボイトレグッズです。

UTAET

引用元:https://www.amazon.co.jp

口にあてるだけで音量の約2/3がカットされる優れもの。呼吸が制限されるボイスリミット機能もついているので同時に呼吸筋を鍛えることもでき、ボイトレにも効果的です。

メーカー名 PROIDEA
商品名 UTAET
価格(税込) 3,048円
引用元リンク amazon

あなたはどのタイプ?「歌を練習して上手くなりたい人」にも2つのパターンがある

「歌が上手くなりたい」と一口に言っても、その理由やレベルは人それぞれです。ここでは、練習の目的別に効果的なアプローチを紹介します。
自分がどちらのタイプかを意識すると、上達スピードがぐっと変わります。

今よりもっと上手くなりたいタイプ

すでに人前で歌うことに慣れていたり、ある程度の音感が身についている人は、表現力や安定感を磨く練習が効果的です。
たとえば、声の強弱をコントロールするダイナミクス練習や、感情を込めた歌い方を意識することで「伝わる歌」に変わります。また、ビブラートやブレスコントロールなど、テクニック的な練習を取り入れることで、よりプロに近い歌唱に近づけるでしょう。

自信がない・下手だから練習したいタイプ

音程が外れてしまったり、人前で歌うのが苦手な人は、まず発声の土台づくりから始めましょう。
喉や舌の使い方、腹式呼吸、姿勢など、体を使った練習を重ねることで声が安定します。特に、自分の声を録音して確認する習慣をつけると、改善点が見えてきます。
最初はうまくいかなくても、“できなかったことが少しずつできるようになる感覚”こそが、上達の第一歩です。

どちらのタイプも「正しい練習法」を知ることが近道

どちらのタイプにも共通して言えるのは、自己流の練習では間違ったクセがつくリスクがあることです。
動画や記事で練習法を学ぶのは有効ですが、実際にプロに見てもらうと、自分では気づかない癖や弱点をピンポイントで指摘してもらえます。
自分の現状を正確に把握したうえで練習を積み重ねることが、確実に上達するための一番の近道です。

歌の練習法はさまざま!その他のトレーニングや必要なこと

ここまでで、歌の上達をうながす6つの方法を便利なボイトレグッズとともにご紹介してきましたが、もう少し発展的な内容が知りたいという方は、次の練習法をチェックしてみてください。

歌の練習法は思いのほかさまざま。

いかに自分のレベルや課題に合った練習法を見つけられるかが上達のカギとなります。

適切な共鳴や声帯閉鎖を身に着けミックスボイスの感覚を掴む

最近のボイトレのトレンドにもなっている「ミックスボイス」

地声と裏声の切り替えをスムーズにしてくれるほか、高音域の発声が楽になる、歌声の安定性が向上するなどのメリットがあり、歌の上達にも効果的です。

特に、次のようなお悩みを持っている人は、ミックスボイスの感覚を掴むと格段に発声が良くなるでしょう。

お悩み①:高音がキレイに出ない。響かない。
お悩み②:裏声がすぐひっくり返る。
お悩み③:高音の歌を歌うと決まって喉が痛くなる。

ミックスボイスの習得には、共鳴と声帯閉鎖のトレーニングが効果的です。

ハミングやリップロールなどの基礎練習をしっかり行う

ボイトレの基礎であるハミングやリップロールも、重要な練習のひとつ。

先ほどミックスボイスの習得において「共鳴」が大切とお伝えしましたが、ハミングは鼻腔共鳴の感覚をつかむためのうってつけのメニュー。ハミングの練習をコツコツと継続していくと高い声も次第に出しやすくなるかもしれません。
ただし、鼻に声を通しすぎて音が不明瞭になる開鼻声には注意してください。

そのほか、基礎練習としてよく使われるリップロールは正しい発声状態の感覚を掴むトレーニングにもなるため、練習しているうちに自然とミックスボイスのきっかけを得やすいといったメリットがあります。

「曲を歌う」練習は歌詞を覚えてから行う

みなさんは、曲を歌うとき歌詞を事前に覚えていますか?

カラオケに行けば、歌詞は画面上に出てきます。「いつも歌う曲でも歌詞は完全に覚えていない」という方も、少なくないかもしれませんね。

ですが、歌を上達させたいのであれば、事前に歌詞を覚えておくのがおすすめです◎

なぜなら、歌詞を事前に覚えておくことで発声により意識を向けられるから。また、歌詞の内容をあらかじめ理解しておけば、歌に感情を乗せやすくもなり表現力もグッとUPします。

楽曲を使ってよく練習をしている人は、歌詞を覚えてから実践に入るようにしましょう。

抑揚を意識した練習をする

歌を上達させるためには、抑揚をうまく使いこなすことも重要です。

「音程もリズムもあっているのに、なんだかパッとしない……」

そのような方は、きっと抑揚不足が原因でしょう。

抑揚をつけるポイントは、音の強弱。

どの部分で音を強くして弱くするのか、特に初心者の方はイメージがつきにくいかもしれませんが、お手本はいつもよく聞くアーティスト。

好きな歌手やアーティストの歌い方を真似するだけでも、抑揚のつけ方は学ぶことができます。

母音や子音の発音を意識する

歌うときは母音と子音の発音にも気をつけましょう。

子音と母音の発声に意識を向けられているかどうかで、歌詞の聞き取りやすさがまるで違います。

ポイントは、母音と子音をそれぞれはっきり発音すること

特に「a」「i」「u」「e」「o」母音がぼやっとしてしまうと歌声が不安定に聞こえてしまいます。

子音と母音に意識を向けたボイトレをし、キレイに聞き取れる歌声を目指しましょう。

曲のキーを自分に合わせて調整する

カラオケで歌う際は、原曲のキーにこだわらず自分に合ったキーに調整することも大切です。

無理に原曲キーに合わせてしまうと、無理な発声に繋がりやすく喉を痛めてしまう可能性もあります。

正しい発声をキープするためにも、歌いやすい自分に合ったキーで歌うようにしましょう。

身の回りのツールも活用・見直しをして上達につなげよう!

「ボイトレグッズを買うだけでなく、今すぐ活用できるツールや練習のやり方が知りたい!」という方もいらっしゃいますよね。すぐに取り組める内容として、次の方法もおすすめです。

音楽関連のアプリも活用する

まずは、音楽関連のアプリの活用です。

ボイトレに使えるアプリは、ゲーム感覚で音感やピッチを鍛えられるものから、シンプルにメトロノーム機能だけ使えるものまで、さまざまにあります。

最近のおすすめは「Voick」というボイトレ特化型アプリ。

半音のズレも察知する細かな採点機能にくわえピッチの可視化が可能で、練習のお供にピッタリです。

音楽関連のアプリは無料で使えるものも多いので、試しにいくつかダウンロードしてみるのもいいでしょう。

アプリを使用しての練習は下記で詳しく解説しています。おすすめのアプリも紹介していますので、是非ご覧ください。

自宅ボイトレはピアノよりアプリが効果的?おすすめアプリ5選!

自分の歌を録音して聴く

アプリを使えば、自分の歌声を録音して客観的に聞くことも可能です。

録音した自分の声を聞くことは、今まで気づかなかった問題点の発見に繋がります。

最初は恥ずかしさもありなかなか向き合えないかもしれませんが、理想の歌い方に近づくための必要なステップです。

定期的に録音し練習の成果を確認するようにしましょう。

自分の歌声を録音しての練習については下記で詳しく解説しています。こちらも是非ご覧ください。

「自分の歌を録音しながらボイトレすると歌が上手くなる!」って本当なの……?

マイクの持ち方を見直す

人によって個性が出るマイクの持ち方。

一見、歌唱力とは関係なさそうですが、マイクの持ち方ひとつで見違えるように歌が上手く聞こえるようになりますので、正しいマイクの持ち方もしっかり押さえておきましょう。

ポイントは5つです。

1. 顔は少し上向きに
2. マイクは床と並行に
3. 口からこぶし1つ分くらい離れたところにマイク(10cmくらいが目安)
4. 口の正面にマイクの先端を向ける
5. マイクのヘッド部分には触れない

あなたに合った練習法を見つけよう!苦手の原因別トレーニング

歌が思うように上達しないと感じる理由は、人によって異なります。高音が出ない、音程が不安定、リズムがずれる、声がこもるなど、課題はさまざまです。

ここでは、よくある“つまずきポイント”ごとに、原因と効果的な練習法を紹介します。自分の弱点を理解して、正しい方向で練習を進めていきましょう。

高音が出ない人は「息の使い方」を見直そう

高音を出すときに喉へ力が入りすぎていませんか?

喉を締めて無理に声を出そうとすると、声が裏返ったり枯れたりしやすくなります。高音を安定させるポイントは、喉ではなく「息の流れ」を意識すること。息を押し出すのではなく、細く長く流すように発声すると、自然と力が抜けて響きが出ます。

ストローを使った発声練習などで息のコントロールを身につけると、無理なく高音を出せるようになります。

音程が安定しない人は「耳と身体の連動」を意識しよう

音程が不安定になる原因の多くは、音を正確に聞けていないことと再現できていないことのズレです。

まずはピアノアプリやチューナーを使い、基準音を聞きながら声を出す練習を行いましょう。その際、背筋を伸ばして姿勢を正すと、声の安定感が大きく変わります。

音を耳で捉えて、身体で再現する。この意識を持つだけで、音程のブレが少なくなり、ピッチの精度が向上していきます。

耳の鍛え方については下記で詳しく解説していますので併せてご覧ください。

音程をキープするコツ!耳を鍛えて安定した歌声を手に入れよう♪

リズムがずれる人は「体でリズムを刻む」練習を

リズム感を鍛えるには、まず音を“体で感じる”ことが大切です。

メトロノームやリズムアプリを使って、足踏みや手拍子をしながら歌うと、テンポの流れを自然に体が覚えます。

歌の最中に手拍子や体の動きを取り入れることで、テンポが安定し、ノリやグルーヴも出てきます。リズム練習は地味に思えるかもしれませんが、表現力を高めるための基礎トレーニングとして非常に重要です。

リズム感については下記で特徴や練習方法まで詳しく解説しています。併せてご覧ください。

リズム感ない人ある人の差は!?おすすめのトレーニングも紹介!

声がこもる人は「口の開き方」と「響かせ方」をチェック

声がこもる人は、口の開きが足りないか、声が喉の奥にこもっている可能性があります。

あくびをするように口を大きく開けて発声すると、音が前に飛びやすくなります。

また、鼻腔に響かせるマスクボイスを意識すると、声が明るくクリアになります。鏡の前で口の開き方を確認しながら練習することで、響きのある声へと変化していきます。

息が続かない人は「呼吸のコントロール」を鍛えよう

息切れしてしまう人は、吸う力よりも吐くコントロールに課題がある場合が多いです。「スー」と音を立てながら、10秒以上息を吐く練習をすると、息の安定感が身につきます。

歌の途中で息を吸うタイミングを意識し、必要な分だけ吸って無駄なく使うことで、フレーズの後半まで安定して声を保てます。

呼吸を意識することで、歌の表現力もぐっと豊かになります。

呼吸については下記でより詳しく解説していますので併せてご覧ください。

🎤歌が変わる呼吸の秘密!ボイトレ初心者のためのブレス&発声の話

本当に独学で歌は上手くなるの?

歌の練習を独学で続けている人も多いですよね。ここでは「独学でどこまで上達できるのか」、そして「限界を感じるのはどんなときなのか」について解説します。自分の努力だけで上手くなりたいという気持ちは素晴らしいことです。ただ、その中で気づかない壁があるのも事実です。

独学でも上達できる部分:基礎の習得は可能

独学でも、発声の基本や音感・リズム感などは十分に鍛えられます。

呼吸法や腹式呼吸、正しい姿勢を意識した練習を続けることで、声量や安定感は確実に向上します。

特に、スマホ録音やチューナーアプリを使って音程を確認するなど、便利なツールを取り入れることで効率的に上達できるでしょう。

基礎を積み重ねることは、どんなレベルでも確実に成果につながります。

独学の限界:声のクセやフォームは客観的に見づらい

一方で、自分の声を客観的に把握するのはとても難しいものです。

喉に力が入りすぎていたり、無意識に鼻に抜ける発声をしていたりしても、自分では気づけないケースが多くあります。

間違ったフォームのまま練習を続けると、喉を痛めたり、高音が出にくくなったりするリスクもあります。

上達が止まる原因が「努力不足」ではなく「方向のズレ」にあることも珍しくありません。

効率よく上達するには:正しいフィードバックが鍵

上達スピードを高めるには、自分の声を「外から」チェックしてもらうことが大切です。

録音を聞いて改善点を探すのも良い方法ですが、限界があります。

プロの講師は、声の響きや呼吸のタイミング、姿勢まで総合的に見てくれるため、最短での上達が可能になります。正しい方向で練習を積み重ねることが、結果的に一番の近道です。

だからこそ、スクールのサポートが役立つ

独学で積み重ねた努力を無駄にしないためにも、時にはプロのサポートを取り入れることが重要です。

ボイトレスクールでは、あなたの声の特性に合わせた発声練習や課題克服の指導を受けられるため、自己流では見つけにくい伸びしろを見出せます。

「もう少し上手くなりたい」「自分の歌声に自信を持ちたい」このような思いを抱いたときこそ、専門的な環境で練習してみるタイミングです。

自分に合った練習メニューが分からない方は、一度ボイトレの無料体験へ

もし独学でのボイトレに限界を感じているという方がいれば、一度ボイトレのレッスンを体験してみてください!

自分がすべき練習メニューを自分で判断するのはとても難しいこと。

プロのボイストレーナーにのどや発声の状態をみてもらいながら、個人の悩みに直結したメニューを考案してもらえば、上達もグッと早くなることでしょう。

YouTubeのボイトレ動画でも上達できる?それでも通う価値がある理由

最近はYouTubeでも発声練習や歌い方のコツが学べます。では、動画だけで本当に上手くなれるのでしょうか?

ここでは、動画学習のメリットと限界、そしてスクールに通うことで得られる違いを解説します。

YouTubeでも学べる!手軽さと情報量の多さが魅力

YouTubeのボイトレ動画は、無料で多くの情報を得られる点が魅力です。

発声法、音程の取り方、リズム練習など、基礎的な内容なら十分に学べます。自分のペースで繰り返し視聴できるため、初心者の第一歩としては非常に有効です。

特に、人気講師の動画は内容も分かりやすく、モチベーション維持にもつながります。

動画学習の落とし穴:自分の発声に合っているとは限らない

ただし、動画で紹介されている練習法が、必ずしも自分の声質や体の使い方に合っているとは限りません。

人によって声帯の厚みや息の使い方が異なるため、同じトレーニングをしても逆効果になる場合もあります。

動画の情報をそのまま真似しても、喉を締めてしまったり、間違った呼吸法を続けてしまうケースも少なくありません。自己流では正しいフォームを判断できないのが最大の課題です。

スクールのメリット:自分専用の指導で効率的に上達できる

ボイトレスクールでは、講師が一人ひとりの声質・姿勢・発声フォームを見極めた上で、最適な練習法を提案してくれます。

動画では得られない「リアルタイムのフィードバック」があるため、短期間で改善点を修正できるのが最大の強みです。

ナユタスのようなスクールでは、目的やジャンルに応じて指導法を変えるため、自分だけの練習メニューで上達スピードが格段に上がります。

上達の近道は「動画+プロ指導」のハイブリッド

理想的な流れは、YouTubeで学んだことをスクールで確認し、講師の指導で精度を高めていくこと。

動画学習の良さと、プロによる修正の両方を取り入れることで、最も効率的に上達できます。独学でつまずいた部分も、専門家のアドバイスを受けるだけでスッと解決するケースは多いです。

「動画で学ぶ」から「自分に合った発声を身につける」へ。

その一歩が上達への大きな転換点になります。

よくある質問(FAQ)|歌の練習に関する疑問を解消しよう

歌の練習を始めると、「やり方は合っているの?」「どのくらい続ければ上達するの?」など、さまざまな疑問が出てきます。

ここでは、初心者から中級者まで多くの人が抱く質問にお答えします。

Q1:毎日練習すれば歌は上手くなりますか?

継続は上達の大前提ですが、「毎日長時間」よりも「短時間でも正しい方法で続ける」ことが重要です。喉に負担をかけすぎず、1日15〜30分でも集中して練習する方が効果的です。

特に声帯は筋肉なので、休息も大切。無理なく続ける習慣を作ることで、確実に上達につながります。

Q2:自宅で練習しても効果はありますか?

はい、十分に効果はあります。

防音環境がなくても、発声練習やリズムトレーニング、音感チェックなどは自宅でも可能です。

最近はスマホ録音やチューナーアプリを使えば、自分の歌声を客観的に分析できます。ただし、自分では気づけないクセもあるため、時々プロにチェックしてもらうとより効果的です。

Q3:音痴でも練習すれば歌えるようになりますか?

多くの人が「音痴」と感じているのは、実際には音程を取る感覚が育っていないだけです。

耳を鍛えるトレーニングや、ピアノアプリで基準音を聞きながら発声する練習を続ければ、確実に改善します。

音痴はセンスではなく習慣なので、正しい方向で練習を積み重ねれば、誰でも上達可能です。

Q4:喉が痛くなるのは練習のしすぎですか?

喉の痛みは、ほとんどの場合「無理な発声」が原因です。高音を無理に出したり、喉を締めるように歌うと炎症を起こしやすくなります。

練習量よりもフォームを見直すことが大切。腹式呼吸で声を支え、喉ではなく体全体で響かせる感覚を意識しましょう。違和感が続く場合は、一度練習を休んで喉をケアしてください。

Q5:ボイトレスクールは初心者でも通っていいですか?

もちろん大丈夫です。スクールでは、初心者ほど基礎を丁寧に指導してもらえます。

自分の声のタイプや改善点を早い段階で知ることで、自己流よりも効率的に上達できます。

ナユタスのようなスクールでは、目的やジャンルに合わせたレッスンを行っているため、安心してスタートできます。

【まとめ】
歌の上達に必要な6つのこと。便利なボイトレグッズも一緒にご紹介

以上、歌を上達させるために必要なことと、おすすめのボイトレグッズをご紹介してきました。

ご紹介したグッズのなかに気になるものはありましたか?
毎日コツコツと練習をするのはとても大変なことですが、ときには便利なボイトレグッズに頼りながら、楽しく歌の上達を目指していきましょう。

ナユタスでは、全てのコースで無料体験レッスンが受講可能です。

ご希望や予算に沿ったコースをご紹介することもできますので、気になっている方はぜひお気軽にお問い合わせください。
もちろん、大人の方だけではなく幼児〜小学生、中学生、高校生とお子さまの利用も大歓迎です!