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ちりめんビブラートとは?原因と直し方・正しい歌い方を解説

「ちりめんビブラートって何?」
「これって直した方がいいの?」

上記のような疑問に感じていませんか。

歌っているときに細かく震える声に違和感を覚えた経験がある方も多いでしょう。

ちりめんビブラートは、意図的なテクニックではなく発声のバランスが崩れた状態で起こることが多いです。

正しいビブラートとは仕組みが異なるため、そのままでは不安定な印象につながりやすいです。

ただし、原因を理解して対処すれば改善は十分に目指せます。

放置するとクセとして定着するため、早い段階で見直すことが大切になるでしょう。

この記事では、ちりめんビブラートの意味や原因、直し方、正しいビブラートとの違いまで分かりやすく解説します。

ちりめんビブラートとは?

ちりめんビブラートとは、声が細かく震えてしまう不安定なビブラートを指します。

意図的にかけているというより、発声のバランスが崩れた状態で出ることが多いです。

見た目にはビブラートのように聞こえますが、実際はコントロールされていない揺れです。

そのため、歌の印象を損なう原因になることもあるでしょう。

・細かく速い揺れが特徴
・コントロールできない状態で出る
・喉の負担が大きくなりやすい

ちりめんビブラートは細かく震える不安定なビブラートのこと

ちりめんビブラートは、通常のビブラートよりも細かく速い揺れが特徴です。

一定のリズムではなく、不規則に震えることで不安定に聞こえます。

例えば、声がプルプルと細かく揺れるような状態がこれに当たります。

安定した音ではないため、聞き手に違和感を与えやすいでしょう。

この違いを理解することが、改善の第一歩になります。

喉主導で発声していることが特徴

ちりめんビブラートは、喉に頼った発声で起こりやすいです。

喉の筋肉だけで音を支えようとすると、細かい震えが出やすくなります。

例えば、力んだ状態で声を出すと、喉が過剰に動いてしまいます。

その結果、意図しない揺れが発生しやすくなるでしょう。

発声のバランスを見直すことが重要になります。

意図せず出てしまうことが多い発声の癖

ちりめんビブラートは、無意識に出てしまうケースが多いです。

自分では気づかないままクセとして定着していることもあります。

例えば、ロングトーンで勝手に震えてしまう場合は要注意です。

そのまま練習を続けると、クセが強くなりやすいでしょう。

早めに気づいて修正することが大切です。

ちりめんビブラートが起きる原因

ちりめんビブラートは、発声のバランスが崩れることで起こります。

特に「息・喉・声帯」のコントロール不足が重なると発生しやすいです。

原因を理解せずに練習すると、同じ状態を繰り返してしまいます。

まずは何が崩れているのかを把握することが重要になるでしょう。

・息の流れが安定していない
・喉に余計な力が入っている
・発声の基礎が整っていない

息のコントロールが不安定

息の流れが不安定だと、声も安定しにくくなります。

息が一定に出ていないと、声が細かく揺れやすくなります。

例えば、息が途中で弱くなったり強くなったりすると音が揺れます。

その結果、ちりめんビブラートが発生しやすくなるでしょう。

まずは息を安定させることを意識しましょう。

喉に力が入りすぎている

喉に力が入りすぎると、声が不安定になります。

力みがある状態では、自然な発声ができません。

例えば、無理に声を出そうとすると喉が締まりやすいです。

その影響で細かい震えが出ることがあります。

リラックスした状態で声を出すことが重要です。

正しい発声ができていない

発声の基礎が整っていないと、安定した声は出しにくいです。

土台が崩れていると、ビブラートも不安定になります。

例えば、腹式呼吸ができていないと声の支えが弱くなり、その結果、音が揺れてしまいます。

基礎から見直すことが必須です。

ちりめんビブラートはダメなのか?評価と注意点

ちりめんビブラートは必ずしも悪いものではありません。

ただし、多くの場合は不安定な発声として捉えられやすいです。

意図的に使う場合と、無意識に出る場合では評価が大きく変わります。

その違いを理解しておくことが重要になるでしょう。

・基本は不安定な印象になりやすい
・採点では評価されにくい
・基礎不足のサインになることがある

表現として使う場合もあるが基本は不安定に聞こえやすい

ちりめんビブラートは、表現として使われることもあります。

しかし、コントロールできていない状態では不安定に聞こえやすいです。

例えば、意図して細かい揺れを加える場合は表現として成立します。

一方で無意識の震えは違和感につながりやすいでしょう。

使い分けが重要なポイントになります。

カラオケ採点では評価されにくい傾向がある

カラオケ採点では、ちりめんビブラートは評価されにくいです。

安定性が低いと判断されるため、加点につながりにくいです。

例えば、音程が合っていても揺れが多いと減点されることがあります。

結果として、スコアが伸びにくくなるでしょう。

安定した発声を優先することが重要です。

基礎ができていない状態ではデメリットが大きい

基礎が整っていない状態でちりめんビブラートが出ると、デメリットが大きくなります。

発声の乱れがそのまま音の不安定さにつながります。

例えば、ロングトーンが保てない状態では揺れが強く出やすいです。

そのままでは改善しにくくなります。

何度も言いますが、まずは基礎を整えることを優先しましょう。

正しいビブラートとの違い

ちりめんビブラートと正しいビブラートは、見た目は似ていても仕組みが大きく異なります。

違いを理解せずに練習すると、誤ったクセが強くなる可能性があります。

安定したビブラートはコントロールされた揺れで成り立っています。

一方で、ちりめんビブラートは無意識に起こる不規則な震えです。

・揺れの安定性の違い
・発声の仕組みの違い
・コントロールの有無

正しいビブラートは一定の幅と周期で揺れる

正しいビブラートは、一定の幅と周期で揺れるのが特徴です。

規則的に揺れることで、聞き手に安定した印象を与えます。

例えば、ゆったりとした波のように揺れる声が理想的な状態です。

不規則な震えとは違い、耳に自然に馴染むでしょう。

揺れのリズムを意識することが大切です。

息と声帯のバランスで自然にかかるのが特徴

正しいビブラートは、息と声帯のバランスによって自然に生まれます。

無理に作るのではなく、安定した発声の中で発生するものです。

例えば、息が安定していると自然な揺れが生まれやすいです。

逆に力んだ状態では不自然な震えになります。

バランスを整える意識を持ちましょう。

コントロールできるかどうかが大きな違い

大きな違いは、コントロールできるかどうかにあります。

正しいビブラートは意図的にかけたり止めたりできます。

例えば、ロングトーンの途中からビブラートを加えることも可能です。

一方で、ちりめんビブラートは意図せず出てしまいます。

コントロールできる状態を目指しましょう。

ちりめんビブラートの直し方と改善方法

ちりめんビブラートは、原因に合わせた練習で改善が目指せます。

無理に抑え込むのではなく、発声の土台を整えることが重要です。

特に息と喉のバランスを見直すことで、揺れは徐々に減っていきます。

段階的に取り組むことで、安定した声に近づくでしょう。

・息の流れを安定させる
・喉の力を抜く
・声をまっすぐ出す

まず腹式呼吸で息を安定させることが重要

まず取り組みたいのが、腹式呼吸で息を安定させることです。

息が安定すると声の揺れも自然と減りやすくなります。

例えば、一定の強さで息を吐くことで声のブレが減ります。

息の支えがあると、安定した発声につながるでしょう。

呼吸から整えることを意識しましょう。

喉の力を抜いてリラックスした発声を身につける

喉の力を抜くことも重要なポイントです。

力みがあると細かい震えが出やすくなります。

例えば、軽くあくびをするような感覚で声を出すと力が抜けやすいです。

リラックスした状態の方が安定した声になります。

無理に力を入れないようにしましょう。

ロングトーンで安定した声を出す練習をする

ロングトーンの練習は改善に効果的です。

一定の音を保つ練習が、安定した発声につながります。

例えば、一つの音をまっすぐ伸ばす練習を繰り返すとブレが減ります。

揺れずに出せる時間が長くなるでしょう。

ゆっくりしたビブラートから習得することが効果的

ビブラートはゆっくりした揺れから練習すると身につきやすいです。

細かい揺れを無理に出そうとすると、ちりめんビブラートになりやすいです。

例えば、大きくゆっくり揺らすイメージで練習すると感覚がつかみやすいです。

徐々に自然な揺れへと近づけていきましょう。

焦らず段階的に取り組むことが大切です。

やってはいけないNG練習と間違った改善法

間違った練習を続けると、ちりめんビブラートは改善しにくくなります。

逆効果になる方法を避けることも上達には欠かせません。

特に自己流で続けると、クセが強くなるリスクがあります。

正しい方向で練習する意識が重要になるでしょう。

・無理に揺らそうとする
・喉だけでコントロールする
・感覚だけで続ける

無理にビブラートをかけようとするのは逆効果

無理にビブラートをかけようとすると逆効果になります。

不自然な揺れが強くなり、ちりめんビブラートが悪化しやすいです。

例えば、強引に声を揺らすと不安定な音になります。

結果として、改善どころかクセが強くなるでしょう。

自然にかかる状態を目指しましょう。

喉を揺らす意識だけで練習するのは危険

喉を揺らす意識だけで練習するのは危険です。

喉に負担がかかり、発声全体が崩れる原因になります。

例えば、喉だけを動かそうとすると無理な力が入ります。

その結果、声の安定性が失われるでしょう。

全体のバランスを意識することが大切です。

自己流で続けると癖が強くなる可能性がある

自己流で練習を続けると、クセが強くなる可能性があります。

間違った状態を繰り返すことで修正が難しくなります。

例えば、ズレに気づかないまま続けると改善が遅れます。

結果として、正しい発声から離れてしまうでしょう。

早めに正しい方法へ修正することが重要です。

まとめ|ちりめんビブラートは正しく改善できる

ここまで、ちりめんビブラートの特徴や原因、正しい直し方について解説しました。

ちりめんビブラートはクセの一つではありますが、発声のバランスを整えることで改善が目指せます。

大切なのは「喉ではなく息と体で支える発声」に切り替えることです。

ただし、自己流のままではズレに気づきにくく、改善に時間がかかることもあります。

効率よく直したい場合は、客観的な視点を取り入れることがポイントになるでしょう。

NAYUTASではマンツーマン指導で発声のクセを細かくチェックできるため、ちりめんビブラートの改善にも対応しています。

まずは無料体験レッスンで、自分の発声の状態を確認してみましょう。