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「口・喉の開け方」を改善すると発声・歌が上達する?感覚をつかむ練習のコツやトレーニング方法4選

「口・喉の開け方」を改善すると発声・歌が上達する?感覚をつかむ練習のコツやトレーニング方法4選

口や喉の開け方を改善することで歌が上手くなると聞いたけれど方法が分からない。そもそも喉を開くってどういうことなの……?

本記事では、このようなお悩みを持つ方に向けて、正しく口や喉を開けるようになる練習のコツやトレーニング方法をお届けします。

「なかなか喉が開く感覚がわからない。」
「口や喉の開け方を改善して、歌を上達させたい!」

という方はぜひ最後までご一読ください。

喉を開くとはどういうことか?

「喉を開く」という言葉はボイストレーニングやカラオケのアドバイスでよく耳にしますが、実際にはどういう状態を指すのでしょうか。ここではまず、喉が開いている状態と閉じている状態の違いを明確にし、その上で歌声にどんな効果をもたらすのかを解説します。

喉が開いている状態と閉じている状態の違い

喉が開いている状態とは、声帯や周辺の筋肉に余計な力が入らず、空気の通り道が広がっている状態を指します。あくびをする時や深いリラックスをしている時をイメージすると分かりやすいでしょう。

逆に、喉が閉じている状態では首や肩に力が入り、声が詰まったように感じたり、高音が出しづらくなります。

無理に声を張ろうとすると喉に負担がかかり、声が枯れたり疲れやすくなるのもこのためです。

喉を開くと歌声にどんな効果がある?

喉を開けるようになると、声の響きが豊かになり、自然な倍音を含んだクリアな声を出せるようになります。

特に高音域では、喉を無理に締め付けずに発声できるため、力まずに伸びのある声が出せるのが大きなメリットです。

また、息の流れがスムーズになることで長いフレーズを歌いやすくなり、安定感のある歌唱につながります。結果的に声量が増し、聴き手にとっても心地よい歌声に感じられるのです。

喉の構造から見る「喉を開く」という状態

「喉を開く」という言葉は感覚的に説明されることが多いですが、実際には喉の構造と深く関わっています。ここでは咽頭や声帯、そして喉頭の働きに注目し、喉を開く状態がどのようなメカニズムで生まれるのかを解説します。

咽頭と声帯の役割

喉を開く感覚の中心になるのが咽頭と声帯です。咽頭は口腔の奥から食道や気道につながる広い空間で、声が共鳴する重要な場所でもあります。

一方、声帯は喉頭にある2枚のヒダ状の組織で、空気が通ると振動して声を生み出します。

喉が開いている状態とは、咽頭の空間が広がり、声帯が余計な力を受けずに振動している状態を指します。

逆に咽頭が狭くなると声帯は圧迫され、高音が出しづらくなるだけでなく声がこもったように響きにくくなります。

参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・口腔・咽頭・味覚

共鳴腔としての喉の働き

喉は声を響かせる「共鳴腔」としても重要な役割を果たします。声そのものは声帯の振動で生まれますが、それだけでは細い音にすぎません。

咽頭や口腔、鼻腔といった空間に響くことで音に厚みや響きが加わり、豊かな声に変化します。喉を開くことで咽頭腔の容積が広がり、音が響く余裕が生まれるため、声量が増してクリアな発声につながります。

逆に喉が閉じたままだと共鳴が十分に得られず、平坦で疲れやすい声になってしまうのです。

共鳴腔については下記でも詳しく解説していますので併せてご覧ください。

喉頭の動きと高音・低音の関係

喉頭の位置も喉を開く状態と密接に関係しています。喉頭は発声の際に上下に動き、音域によってその働きが変わります。

高音を出すときには喉頭が自然に上がりやすいのですが、ここで力んでしまうと喉が閉まり、声が詰まったようになります。逆に喉頭が下がり、咽頭の空間が確保されていると、声は無理なく伸びやかに響きます。

低音では喉頭が下がりやすく、より安定した響きが得られるのも特徴です。つまり「喉を開く」とは喉頭の余計な動きを抑え、自然な位置で安定させることでもあるのです。

参考:国立病院機構・喉頭の役割、気道の保護と・嚥下機能

「歌うときには口を大きく開けよう!」そのやり方、実は間違いだった!?

歌うときは口(唇)を大きく開けた方が良いと思っている方はいませんか?学生時代、音楽先生からも「口を大きく開けて歌いましょう!」と習いますよね。

実はこれ、間違って認識している方が多くいるので注意が必要です。

正しくは、唇を使って口を大きく開けるのではなく、口の中=喉の奥あたりを開けるのです。

つまり、歌を上手く歌うためには、口(唇)を大きく開ける必要はないのです!

確かに口の開きが小さすぎれば良くないこともあります。ある程度の口の開きは必要になりますが、単純に大きく開けばいいというものでもありません。

口を大きく開けすぎると喉まわりに力みが生じますし、声のコントロールが難しくなる、そもそも声が出しにくくなる、などのデメリットも生じます。

音楽の先生は大勢の生徒を相手にしているため「口の開きは程よく」「喉の奥あたりを広げて」といった難易度の高い指導を行ってしまうと、全員が理解できなくなってしまいます。

口の開きが小さいよりは大きい方が良いという認識で、「口を大きく開けよう」と指導されているのではないでしょうか。

口の開きはどうすれば良いのか

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では、口の開き方はどうするのがベストなのでしょうか?

口の開き具合に関しては状況によるので少し解説が難しいところですが、ニュートラルな口の開きは真顔のときの広角の広さ。その範囲で口を縦に開くとちょうどよいといわれています。

縦の開きは、指2本くらいを目安にするといいでしょう。

ちなみに唇を横に広げすぎている場合、声にエネルギーが入りやすく叫びやすくなる傾向があります。これでは喉に過度な負担がかかってしまいますので、調整が必要となります。

大切なのは、口の開きよりも「喉の開き」!その効果とは?

もしご自身の発声を良くしたいと思うなら、口よりも「喉の開き」に着目するといいでしょう!

「喉の開き」を習得した場合、歌にたくさんのメリットをもたらします。例えば、

  • 声に響きが生まれる
  • 声の抜けが良くなる
  • 声のトーンが明るくなる
  • 声量がUPする
  • 喉の負担を減らせる

などなど……。一方、喉が締まっている状態だと次のようなデメリットが生じます。

  • 声の響かない、こもる
  • 高音が出しづらくなる
  • 声が震える
  • 喉を痛めやすい

喉を開くというのはなかなか具体的な捉え方が難しい部分ともいえ、感覚を掴めず苦戦する方も多くいることでしょう。

しかし、喉の開きは歌自体の印象を変えてしまう効果があります。また、喉の負担を最小限にとどめることができます!

歌を上達させるためにも、しっかり習得することをおすすめします◎

喉を開くとは?コツをつかむ4つの方法

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喉を開くとは、喉の奥の空間をできるだけ大きく広げることです。

簡単そうにも聞こえますが、やってみると意外と難しいですよね。ここでは、喉を開く感覚をつかむための4つの方法をご紹介します。

まずは、あくびや口笛で感覚をつかもう!

喉を開いて歌う感覚がいまいち分からないという方は、まずはあくびで感覚をつかみましょう。

あくびをすると舌根が自然と下がり喉の奥の空間が広がります。そのため、あくびをしたときの口の中の感覚を覚えておけば、歌唱時も喉の開きをキープしやすくなるのです。

そのほかにも、喉が開く感覚をつかむ方法として、

  • 口笛をふくときのように口先を丸めて「ホォー」と息を吐き出す。
  • 寒いときに手を温めるように「ハァー」と息を吹きかける

などがあります。

喉仏のコントロール能力をUPさせれば、ぐんとレベルUP!

喉仏のコントロール能力をあげることも、喉を開けて歌うために必要なスキルです。

なぜなら、喉仏の位置で喉の開き具合が変化するからです。

喉仏とは、喉の中間あたりにある少し盛り上がっている部分のことをいいます。喉仏は男性の方が大きい傾向があるため認識しやすいですが、喉仏が分からないという女性の方は喉に軽く手をそえながら唾をごっくんと飲み込んでみてください。その際、上下するのが喉仏です。

もし歌っているときに喉仏の位置が過度に上がっていたら、喉が締締まり喉声になっている可能性があります。

理想は上がりすぎず下がりすぎず、喉仏の基準の位置から上昇を必要分のみにすること。過度に挙上しないように喉仏を自在にコントロールできるようになることが大切です。

声帯閉鎖をマスターすれば、さらに良い仕上がりに。

「喉は開けるのに、声帯は閉めるの?」読者の方のなかには、少し混乱してしまった方もいるかもしれません。

ですが、両者は全くの別物。

声帯は肺から送られた息で振動することで声を生み出している器官のことです。一方、ボイトレ・発声で求められる喉の開きは、喉の奥の空間のことを指します。

なぜ声帯閉鎖が必要なのかというと、声帯が開いている状態だと息が漏れてしまい声が上手く出せなくなるからです。

そのため喉を開く感覚を習得しながらも、声帯閉鎖も同時に行えるようになることが大切◎

声帯閉鎖は強すぎず、弱すぎず。適切に行うのがポイントです。

喉を開くには舌の位置も関係する?

最後に舌の位置について。

喉の奥の空間を最大限に広げるといった意味では、舌の位置も重要になってきます。

正解は、舌が下の歯より上に上がらないように平らにキープ & 舌の先が歯の裏にあたる位置になっていること。

もし、その状態をキープできない場合は、奥歯で割り箸を噛みながら練習するのが効果的です。

「喉の力み」には細心の注意を

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喉を開く感覚をつかむ際、基本的には自分が感覚をつかみやすい方法を選んでいただいてOKですが、1点注意して欲しいことがあります。

「喉の力み」です。

喉を開くことを意識しすぎるとついつい力が入りすぎてしまいますよね。しかし、喉の開きにおいて、首まわりの筋肉を過度に緊張させるのはあまり良い行為とはいえません。

声帯を振動させる働きを持つ喉頭を外側から圧迫しては、声帯に過度な負担がかかり喉を痛めてしまうこともあるからです。

理想は、意識しすぎることなく自然に喉を開けられるようになること。

喉の開きを実感する方法はさまざまにありますが、喉に不要な力みを生まない自分と相性の良い方法を見つけることが大切です。

喉を開こうとして失敗しがちなNG行動

喉を開くことを意識するのは大切ですが、間違ったやり方を続けると喉を痛めたり、声が逆に出しづらくなることがあります。

特に初心者がやりがちな失敗を知っておけば、正しいトレーニングに役立ちます。ここでは注意すべき代表的なNG行動を解説します。

力で無理やり喉を開こうとする

喉を開く=筋肉を広げると考え、首や肩に力を入れてしまう人は多いです。

しかし、喉周りの筋肉を強引に使うと、空気の通り道がかえって狭まり、声が押しつぶされたように響きます。これは「力で支える」発声に陥っている典型例です。喉が疲れやすくなるだけでなく、声帯に負担がかかりポリープなどのリスクにもつながります。

正しい方法は、腹式呼吸で下から支えつつ、喉は脱力すること。つまり「喉を開く感覚=リラックス」が基本であり、力を入れるのは逆効果なのです。

口だけを大きく開けてしまう

「喉を開け」と言われると、多くの人が口を大きく開けることと混同してしまいます。

しかし、口を縦に開けても喉自体が解放されていなければ声の響きは得られません。むしろ口先だけで発声すると浅い声になり、声量が落ちたり、音程が不安定になりがちです。

大切なことは口の大きさではなく、舌の付け根や顎の余計な力を抜き、自然な通り道を確保すること。口を大きくするのではなく「喉奥の空間を広げる」意識が求められます。

喉に負担をかける発声を続ける

高音を出したいからといって、喉を締め付けるように力んだ発声を続けるのも大きなNGです。

声帯は繊細な組織であり、無理に酷使すると炎症や声枯れを引き起こします。特にカラオケで長時間大声を張り上げると、喉を開くどころか逆に硬直させてしまい、翌日に声が出なくなることも少なくありません。

本来、喉を開いた発声は「楽に響く」のが特徴です。もし痛みや違和感を覚えるなら、その時点で発声法が間違っている証拠。無理せず休養を取り、正しい練習に切り替えることが喉を守る第一歩です。

口を大きく開けることが喉の開放につながる理由

「喉を開けて声を出そう」と意識しても、実際にはうまくいかない人が多いものです。喉を開ける感覚は目に見えず、筋肉の動きも感じにくいため、意識だけでコントロールするのは難しいのです。

しかし、口の開け方に注目すると、喉が自然に開き、声の響きも大きく変わります。ここでは、口を大きく開けることが喉の開放につながる理由を、4つのポイントから解説します。

喉の開きは「口まわりの筋肉」がカギを握る

喉を開くには、実は喉の筋肉そのものよりも、口まわりの筋肉(口輪筋・頬筋・顎まわり)の動きが大きく関わっています。口をしっかり動かすことで、顔全体の筋肉が連動し、結果的に喉の奥に広がりが生まれます。

反対に、口をあまり開けずに声を出そうとすると、喉が締まり、声がこもって響きにくくなります。喉を開ける意識よりも、まずは口の動きを大きくすることが大切です。口周りを柔軟に使えるようになると、喉が自然にリラックスし、よりスムーズに開くようになります。

口を縦に開けるよりも「奥行き」を意識する

「口を大きく開ける」というと、多くの人が縦に大きく開くことを想像しますが、実はそれだけでは不十分です。重要なのは奥行きを作ること。口を前方ではなく後方、つまり喉の奥に向かって広げるように意識すると、声の通り道が自然に確保されます。

縦方向に力任せに開くと、顎に余分な力が入り、かえって喉が閉じてしまう原因になります。あくびをするような感覚で、舌の付け根を下げながら奥を広げるイメージを持つと、喉が柔らかく開いていきます。

あくびのような動きが喉を自然に開かせる

喉を開く感覚をつかむには、あくびをするような動きが最も効果的です。あくびのとき、舌の奥が下がり、口蓋が持ち上がって喉の空間が広がります。この状態が、理想的な喉の開きです。

発声練習の前に、実際に軽くあくびをしてから「あー」と声を出すと、喉の力が抜け、柔らかく響く感覚をつかみやすくなります。この感覚を繰り返し練習することで、喉を開く動きが体に定着し、自然に声が通るようになります。

口の可動域が広がると声の響きが変わる

口の開きがスムーズになると、声の通りが劇的に変わります。口の可動域が広がるほど、声がこもらず前に出るようになり、明瞭な発音や豊かな響きを生み出します。

また、表情筋が動くことで顔全体の血流も良くなり、発声だけでなく表情も自然に明るく見えるようになります。口をしっかり動かして喉を開くことは、声の通りを良くするだけでなく、見た目の印象アップにもつながるのです。

口を大きくしようとして失敗しがちなポイント

発声のために「もっと口を大きく開けよう」と意識するのは大切なことですが、方法を誤ると喉を締めてしまったり、顎や首に力が入りすぎて逆効果になることもあります。

特に初心者は、口の開き方を力で解決しようとしてしまいがちです。ここでは、口を大きく開けようとして起こりやすい4つの失敗と、その改善のヒントを紹介します。

顎に力を入れすぎてしまう

口を大きく開けようと頑張りすぎると、顎を下方向に引っ張るように力を入れてしまうケースが多く見られます。これでは顎の筋肉が硬直し、喉の動きが制限されてしまいます。

発声に必要なのは、顎の力ではなく「口の奥を自然に広げる意識」です。あくびをするように顎の付け根をゆるめ、口の中に空間を作るイメージを持つことで、喉が柔らかく開きます。鏡を見ながら、顎の下や首に力が入っていないかを確認すると効果的です。

舌の位置が下がらず、喉が詰まる

口を大きく開けているのに声がこもる場合は、舌の根元が上がって喉を塞いでいる可能性があります。舌の奥が上がると、気道が狭くなり、響きがこもってしまいます。

改善のコツは、舌を下げようとするのではなく、「舌の奥を脱力させる」こと。あくびをするような動きで舌の付け根が自然に下がり、喉が開きやすくなります。力を入れるのではなく、ゆるめる意識で口を開けると、声の通りがぐっと良くなります。

口を縦に開きすぎて表情が固まる

「口を大きく開けよう」とすると、縦方向に力任せで開けすぎてしまう人が多いです。これでは頬や唇がこわばり、声の響きが硬くなる原因になります。

正しい開け方は、縦だけでなく横方向にも自然に広がるイメージ。笑顔を作るように頬を軽く上げ、口角をわずかに引くと、顔全体の筋肉が連動して柔らかく動きます。表情が動くと、声にも明るさと自然な響きが生まれます。

息の流れを止めてしまう

口を大きく開けることに意識が集中すると、呼吸が止まってしまうことがあります。息が止まると喉が固まり、声も詰まったような響きになります。

口の開け方を意識するよりも、「息を流しながら口を開く」ことを意識してみましょう。発声前にスーッと息を流し、そのまま声に変える練習を繰り返すと、呼吸と発声が自然に連動するようになります。息が流れている状態こそが、喉を開いた理想的な発声につながります。

口を柔軟に動かすと声にどんな変化が出る?

口を柔軟に動かせるようになると、声の響き方や明瞭さ、そして話し方そのものに大きな変化が現れます。発声に関わる筋肉がスムーズに連動することで、声の通りが良くなり、聴き取りやすさや表現力が格段に向上します。ここでは、口をしっかり動かす習慣によって得られる4つの変化を紹介します。

声がこもらず、響きが前に出るようになる

口がしっかり開くと、声道が広がり、空気の流れがスムーズになるため、声がこもらず自然に前へ飛ぶようになります。

特に口の奥を広げながら発声すると、共鳴空間が拡大して、声の抜けが良くなります。結果として、話し声でも歌声でも、相手に届くクリアな響きが生まれます。

これはマイクに頼らずに声量を出すためにも重要なポイントで、口を柔軟に使える人ほど、少ない力でよく響く通る声を出せるようになります。

滑舌が明瞭になり、聞き取りやすくなる

口をしっかり動かせるようになると、母音と子音の切り替えがスムーズになり、滑舌が明瞭になります。特に「さ行」「た行」「ら行」など、口の動きが大きく関わる発音がクリアに変わります。

発音がはっきりすると、話すテンポも自然に整い、聞き手が心地よく感じる声に。滑舌の悪さや発音のもたつきに悩む人ほど、口周りの筋肉を柔らかく動かす練習が効果的です。正しい開口は、明瞭な発音を作る最短ルートです。

表情と声の印象が連動し、伝わり方が変わる

口を大きく動かすことで、顔全体の表情筋が自然に動き、声の印象にも表情が出るようになります。表情と声は密接に連動しており、笑顔で話すと声が明るく、口角を引くだけでも音色が変化します。

口を柔軟に使えるようになると、声のトーン・感情表現の幅が広がり、相手に伝わる声へと変わっていきます。ビジネスシーンや接客、ナレーションなど、印象を左右する場面でも大きな効果を発揮します。

発声の持久力が上がる

口をしっかり使って発声することで、喉に頼らない自然な声の出し方が身につきます。これにより、声を長時間出しても疲れにくくなり、声質の安定感が増します。

特にプレゼンや配信、歌唱など、長く声を使う人にとっては大きなメリットです。口まわりの筋肉と呼吸が連動すると、発声に必要なエネルギーが効率化され、無理のない声の運びができるようになります。柔軟な口の動きは、発声の持久力そのものを支える重要な要素です。

声の持久力については下記で詳しく解説しています。こちらも是非ご覧ください。

口や喉を開ける練習を続けるコツ

口や喉を開ける練習は、1日で劇的に変化するものではありません。地道に続けることで少しずつ筋肉が柔軟になり、自然に声が通るようになります。大切なのは継続と正しい感覚です。ここでは、毎日の練習を無理なく続けるための4つのコツを紹介します。

短時間でも「毎日」続ける意識を持つ

発声のトレーニングは、長時間よりも短い時間を毎日積み重ねるほうが効果的です。筋肉は「一度鍛えたら終わり」ではなく、継続することで柔軟性と反応が保たれます。

たとえば、朝の支度中や入浴後に5分だけ口を動かす練習を取り入れるだけでも、喉や顎の緊張がほぐれやすくなります。完璧を目指すより、「少しでも続ける」ことを意識するのが上達への一番の近道です。

鏡や録音で変化を「見える化」する

自分の練習を鏡でチェックしたり、録音して聞き返したりすることで、成長を実感しやすくなります。喉や口の開きは感覚に頼る部分が多いため、客観的に見直すことで「どんな時に声が通るのか」が分かりやすくなります。

また、過去の録音と聞き比べると、響きや滑舌の変化を実感でき、モチベーション維持にもつながります。見える成果を感じながら続けることで、習慣化がよりスムーズになります。

録音しながらの練習法については下記で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

リラックスを最優先に行う

口や喉を大きく動かす練習では、力を入れすぎないことが最も大切です。緊張した状態で動かすと、喉や顎の筋肉が硬直し、かえって開きづらくなってしまいます。

練習の前後には、軽いストレッチや深呼吸を取り入れ、体全体をリラックスさせましょう。喉の力を抜き、息の流れを意識することで、自然と口や喉が開いていく感覚をつかみやすくなります。「頑張る」よりも「ゆるめる」意識が成功の鍵です。

下記ではリラックスの重要性を解説しています。こちらも是非ご覧ください。

プロの指導で正しいフォームを身につける

自己流での練習は、どうしても癖が残りやすく、間違った力の使い方をしてしまうこともあります。ボイストレーナーの指導を受けることで、喉を開く感覚を正確に体で理解できるようになります。

ナユタスでは、個々の発声状態に合わせたトレーニングを行っており、口や喉の開け方を安全かつ効率的に学ぶことができます。プロのフィードバックを受けながら練習を続けることで、短期間でも確実に響く声へと変化していきます。

独学では難しい!?口や喉の開きを改善するならボイトレスクールに頼ろう!

喉のなかの空間や声帯の動きを改善していくのは、一般的な発声練習に比べて独学では難しい分野です。

そのため、喉を開いて歌う感覚がいまいちつかめないという方は、一度ボイトレスクールでレッスンを受けてみるのもいいでしょう!

一人で練習していると、どうしても客観的に自分の声と向き合うことが難しくなるので、自分のクセが強まる傾向があります。

ボイトレスクールに通えば、プロからさまざまなアドバイスを受けることができるうえに、あなただけの練習メニューも作ってもらえます!

「口の開きってこれで合っているの?」
「声帯閉鎖しながら、喉を開くってどういうこと?」

などといった発声の疑問も、ボイトレスクールならすぐに解決することができるでしょう!

プロのボイストレーニングを活用するメリット

独学で喉を開く練習を続けていても、感覚がつかめずに挫折してしまう人は少なくありません。

そんなときに効果的なのがプロによるボイストレーニングです。プロのボイストレーニングを受けると、次のような大きなメリットがあります。

  • 正しい喉の使い方を短期間で習得できる
  • 喉を痛めずに高音や声量を伸ばせる
  • 個人に合わせたトレーニングプランを受けられる

自己流ではなかなかつかみにくい「喉を開く感覚」を、安全かつ効率的に身につけられるのが、プロ指導の強みです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

正しい喉の使い方を短期間で習得できる

独学の難しさは、自分では「喉が開いている状態」かどうかを判断しにくいことにあります。

ネットや動画の情報を参考にしても、実際にできているのか確信を持てず、自己流で練習を重ねるうちに誤った癖がついてしまうことも少なくありません。

プロのボイストレーナーは、姿勢・呼吸・舌の位置・顎の角度といった細かい点を観察し、リアルタイムで改善点を指摘してくれます。これにより、喉を開く正しい感覚を短期間で体得でき、効率よく成果を出せるのが大きな魅力です。

喉の使い方・クセの改善は下記でも詳しく解説していますので併せてご覧ください。

喉で歌うクセをやめたい方必見【喉が痛い・喉締め・声が小さい】の悩みを解決する方法

喉を痛めずに高音や声量を伸ばせる

自己流で高音を出そうとすると、喉を締め付けたり力で押し出したりする発声に陥りがちです。このような無理な方法は声帯に大きな負担をかけ、声枯れや炎症を引き起こす原因になります。

プロの指導を受ければ、腹式呼吸での支え方や力を抜くポイントを学ぶことができ、喉に優しい発声で練習が可能です。

安全なフォームで練習を重ねれば、自然と高音域や声量が伸び、安定感のある響きを得られます。喉を守りながら成長できることは、長く歌を楽しむためにも欠かせないメリットです。

個人に合わせたトレーニングプランを受けられる

喉の形や声の質、日常的な発声習慣は人それぞれ異なります。そのため画一的な練習法では、自分に合わない方法を続けて効果が出ないこともあります。

プロのボイストレーナーは生徒の特徴を分析し、「高音を伸ばしたい」「低音を安定させたい」「舞台で通る声を作りたい」などの目的に合わせてオーダーメイドの指導を行います。

課題に直結する練習法を提示してもらえるため、余計な回り道をせず最短で上達できるのです。自分に合った方法を知ることは、モチベーションの維持にもつながります。

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