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ボイトレのオンライン個人レッスンとは?対面との違いを解説

ボイトレのオンライン個人レッスンとは?対面との違いを解説

コロナ禍以降、ボイトレ業界でも一気にオンラインレッスンが普及しました。

わざわざ教室に出向くことなく本格的なボイトレを受けることができるのですから、気になりますよね。しかし一方で「オンラインでも効果はあるの?」「対面レッスンと比べて実際どうなの?」などと、心配ごともあるでしょう……。

はたして、オンラインでも対面と変わらぬ効果を得られるのでしょうか?

本記事ではオンラインボイトレの特徴や、対面レッスンとの違いなどを解説していきます。

ボイトレのオンライン個人レッスンとは?

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まず、ボイトレのオンラインレッスンとはどんなものなのか?最初に特徴からご紹介していきます。

スマホとネット環境さえあればOK! ただし受講場所は周りへの配慮が必要

オンラインボイトレの大きな特徴は、スマホやタブレット、パソコンなどの端末とネット環境さえあれば、わざわざ教室に出向くことなくリモートでレッスンを受けられることです。

もちろんレッスンを受ける場所は、周りへの騒音を配慮しながら自分で確保しなければいけませんが、自宅やカラオケボックス、車の中など基本的に自分の好きな場所でボイトレを受けることができます。

レッスン形式も対面同様マンツーマンなことが多く、ご自身の悩みやボイトレをする目的に合わせてレッスンが展開されます。

オンラインレッスンは増加傾向にある

近年、ボイストレーニングにおいてオンライン個人レッスンを選ぶ人は増加傾向にあります。背景には、リモートワークの普及やオンライン学習への抵抗感が薄れたこと、通信環境やデバイスの進化などが挙げられます。

これまで「通って学ぶ」のが当たり前だったボイトレも、スマホやPCを使って自宅から受講できる環境が整い、選択肢の一つとしてオンラインが定着しつつあります。特に、忙しい社会人や地方在住の人にとっては、移動時間をかけずにレッスンを受けられる点が支持されています。

一方で、オンラインレッスンが増えているからといって、すべての人に最適というわけではありません。手軽さゆえに選ばれるケースが多い反面、学習目的やレベルによっては、対面レッスンの方が効果的な場合もあります。

そのため、オンライン個人レッスンの特徴を正しく理解したうえで、自分に合ったボイトレ方法を選ぶことが重要です。

参照:内閣府・オンライン教育について

通信環境の影響「大」!事前の通信チェックはマスト

オンラインボイトレの一番の欠点を挙げるならば、通信トラブルの影響を大きく受けるという点。

レッスン中に声が途切れる、画像が乱れるといったトラブルは珍しくなく、スムーズにレッスンが行えないことにストレスを感じる方も多いようです。

そのため、オンラインボイトレを検討している方は、レッスンを受ける場所の通信環境の良し悪しを事前に確認しておく必要があります。

基本的にWi-Fiに繋げていれば問題ありませんが、それでも接続が安定しない場合は、有線に繋ぐのがおすすめです。

無線より有線の方が 通信速度も速くなり、ネット環境が安定しやすくなります。

ツールは、ビデオチャットを使用( Zoom・Discord・LINE・Skypeなど )

オンラインレッスンで一般的に使用されているツールは、 Zoom・Discord・LINE・Skypeなどの無料で使用できるビデオチャットです。

なかには、独自にオンラインシステムを構築しているところもあるようですが、基本的にはボイトレスクールやトレーナーから指定されたツールを使用しレッスンを受講します。

希望のツールがある場合は、トレーナーによっては柔軟に対応してくれることもありますので、事前に相談してみるのも良いでしょう。

対面との違いは? オンラインでも効果はあるの?

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対面とオンラインの違いでいちばん気になるのは、レッスンの効果ではないでしょうか?

オンラインとはいえお金も時間もかけるわけですから、対面と変わらぬ効果を実感したいですよね。

それぞれのメリット・デメリットを踏まえながら、次にオンラインのレッスン効果について解説していきます。

オンラインボイトレでも効果アリ!しかし、対面に比べると不便な面も多い

もちろん、オンラインでも効果はあります!

最近では、多くのボイトレスクールがオンラインに参入していることから、人気・実力共にあるボイストレーナーのレッスンを、手軽に受けられるようになりました。

また、オンラインレッスンが普及して数年経つ今、ボイストレーナー自身もオンラインのレッスンに慣れてきているように感じます。

オンラインレッスン自体が徐々に質を上げているのです。

そのため、オンラインレッスンでも対面同様、熱心にトレーニングに取り組めば十分に効果を実感することができるでしょう。

しかしながら、実際のレッスン現場では不便なことが多いのも事実。

Wi-Fi環境が悪くレッスン中に何度も通信が途切れてしまったり、ラグが起きたり。マイクの性能が悪くトレーナーの指示が上手く聞き取れなかったり、うまくパフォーマンスが伝わらなかったり……。

こういったトラブルによりレッスンがスムーズに行えなかった場合、レッスン効率はグッと悪くなります。

オンラインを検討している方はこのようなデメリットもあることを踏まえて、選択するようにしましょう。

対面とオンラインの大きな違いは「テンポ」

対面とオンラインの大きな違いは、やはり「レッスンのテンポ」なのではないでしょうか。

オンラインはどうしてもレッスンの質が、通信環境やカメラやマイクの性能に左右されます。接続が悪い場合、同じことを何度も繰り返したり、指示が上手く伝わらなかったりと、非効率な時間が生まれます。

一方、対面の場合はどうでしょう。

同じ空間にいるため、即座に相手の表情や場の空気感をつかむことができます。

コミュニケーションも取りやすくなるだけでなく、パフォーマンスも正しく伝わるので、トライ&エラーやトレーナーからのフィードバックもテンポ良く行われるようになるのです。

こういった意味では、オンラインよりも対面の方が効率よくレッスンを進めることができるといっても良いでしょう。

唯一無二の臨場感!ボイトレするならやはり「対面」がおすすめ!

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まさに今ボイトレをオンラインで習うか、スクールに通うかで悩まれている方に助言するならば、やはり対面がおすすめです◎

対面のレッスンの魅力は、なんといってもその臨場感。その言葉に尽きます。

レッスンの生の空気感や耳にする音、迫力ある指導など、さまざまな点において対面のボイトレにまさるものはないと考えます。

そして、オンラインの魅力でもある手軽さは、見方を変えればいつでもいとも簡単に辞められるということ。

効果が出るまでに時間がかかることも珍しくないボイトレ。

成果がでるまで根気強くボイトレを続けていくためにも、日々の練習のモチベーションを高く維持するためにも、トレーナーとの信頼関係を築きやすい対面を推奨します。

ただし、条件によってはオンラインを選択するのも◎

ただオンラインボイトレにも、オンラインならではの利点があります。

それは、住んでいる地域に関わらず著名なトレーナーのレッスンを受けられるということ。

わざわざ遠方に行かずとも自宅でお目当てのトレーナーのレッスンを受けられるのですから、近くにボイトレスクールがない方にとっては、願ったり叶ったり。チャンスもより広がりますよね。

学びたいボイトレメソッドや師事したいトレーナーが具体的に決まっている場合は、あえて対面に固執することなく、オンラインを賢く選択するのも良いかもしれません。

オンラインボイトレが向いている人

オンラインボイトレは、場所や時間に縛られずにレッスンを受けられる点が大きな魅力です。一方で、誰にとっても最適な方法とは限らず、向き・不向きがはっきり分かれる傾向があります。
ここでは、オンラインボイトレと相性が良いタイプを具体的に解説します。

忙しくて通学時間を確保しにくい人

仕事や学業、家庭の事情などで、決まった時間にボイススクールへ通うのが難しい人にとって、オンラインボイトレは非常に現実的な選択肢です。移動時間が一切かからないため、レッスンにかかる負担を最小限に抑えることができます。

特に、残業が多い社会人やシフト制で働いている人、子育て中で外出が難しい人にとっては、「通う」という行為そのものが大きなハードルになります。しかしオンラインであれば、空いた時間を活用して無理なくレッスンを継続しやすくなるでしょう。

また、地方在住で近くにボイススクールがない場合でも、オンラインなら選択肢が一気に広がります。地理的な制約を受けずに指導を受けられる点は、オンラインならではのメリットです。オンラインであれば、通える範囲にボイススクールが無い方でも、「どのオンラインボイトレに通うのか」、選択肢が豊富です。

歌を趣味として気軽に楽しみたい人

オンラインボイトレは、「本格的にプロを目指す」よりも、「歌を趣味として楽しみたい」「カラオケが少し上手くなりたい」といったライトな目的の人にも向いています。自宅で受講できるため、スタジオや教室に行くことに緊張を感じる人でも始めやすい点が特徴です。

また、対面レッスンに比べて心理的なハードルが低く、「まずは試してみたい」「雰囲気を知りたい」段階でも取り組みやすい傾向があります。基礎的な発声練習や簡単な歌唱アドバイスを受ける目的であれば、オンラインでも十分に効果を実感できるでしょう。

歌に対するモチベーションが「楽しむこと」にある場合、無理に通学型にこだわらず、オンラインから始めるのも一つの選択です。

すでに基礎があり、自己管理ができる人

過去にボイストレーニングを受けた経験がある人や、発声の基本をある程度理解している人も、オンラインボイトレと相性が良いと言えます。自分の課題や改善点をある程度把握できている場合、オンラインでのアドバイスを効率的に活かしやすいためです。

また、レッスン時間外の自主練習を計画的に行えるなど、自己管理ができる人にとっては、オンラインは補助的なトレーニング手段として機能しやすくなります。講師からの指示をもとに、自分で試行錯誤できるタイプであれば、オンラインでも着実にスキルアップを目指せるでしょう。

ただし、この場合も「すでに基礎があること」が前提となるため、これから発声を一から学びたい人には、別の選択肢が適しているケースもあります。

オンラインボイトレが向いていない人

オンラインボイトレは便利な反面、目的や状況によっては効果を実感しにくいケースもあります。特に「確実に上達したい」「発声を根本から改善したい」という人ほど、オンラインだけでは物足りなさを感じやすい傾向があります。
ここでは、オンラインボイトレが向いていないタイプを具体的に解説します。

発声の基礎からしっかり学びたい初心者

ボイストレーニングをこれから始める初心者の場合、オンラインボイトレだけで基礎を身につけることは、少々難しいです。発声には、呼吸の使い方や姿勢、喉や口の開き方など、声以外の身体の使い方が深く関係しています。

オンラインでは画面越しの指導になるため、講師が細かな癖や力みを完全に把握することが難しく、誤ったフォームのまま練習を続けてしまうリスクがあります。自己流の癖が定着してしまうと、後から修正するのに時間がかかるケースも少なくありません。

基礎段階こそ、講師が直接状態を確認し、その場で修正できる環境の方が、結果的に上達への近道になることが多いです。

基礎の重要性については下記で詳しく解説しています。こちらも併せてご覧ください。

自分の課題や問題点が分からない人

「何ができていないのか分からない」「どこを直せばいいのか判断できない」人にとって、オンラインボイトレはハードルが高くなりがちです。オンラインでは音声や映像に限界があるため、声の微妙な変化や身体の使い方までを正確に伝えることが難しい場合があります。

その結果、レッスンを受けていても「なんとなく分かった気がする」だけで終わり、具体的な改善につながらないケースも見られます。自分の弱点を客観的に把握できない段階では、対面での指導を受けた方が、問題点を明確にしやすいでしょう。

特に、歌っていて違和感はあるものの原因が分からない場合は、直接見てもらえる環境の方が安心です。

モチベーション維持や継続が苦手な人

オンラインボイトレは自由度が高い反面、自己管理が求められます。決まった場所に通う必要がないため、練習を後回しにしてしまったり、レッスンへの集中力が続かなかったりする人も少なくありません。

自宅はリラックスできる反面、誘惑も多く、気持ちの切り替えが難しい環境でもあります。結果として、継続できずに途中で挫折してしまうケースも見受けられます。

一方、通学型ボイススクールであれば、定期的に通うことで練習習慣が自然と身につき、講師との対面コミュニケーションによってモチベーションを保ちやすくなります。継続が苦手な人ほど、環境の力を活用することが重要です。

モチベーションの重要性は下記でも詳しく解説していますが、モチベーションこそ上達のカギとなるため、自分「だけ」の力でモチベーションの維持が難しい人はオンラインボイトレは向いていません。

PCを持っておらず、スマホだけで受講しようとしている人

オンラインボイトレはスマホでも受講できますが、スマホのみの環境ではレッスン効率が下がりやすい点に注意が必要です。画面が小さいため、姿勢や口の開き方、首や肩の力みといった細かな身体の使い方を確認しづらく、講師側も状態を正確に把握しにくくなります。

また、スマホ内蔵マイクでは音質に限界があり、声の響きや息の混ざり具合など、ボイトレにおいて重要なポイントが正確に伝わらないケースもあります。その結果、改善点が曖昧になり、「なんとなく分かった」という状態でレッスンが終わってしまうことも少なくありません。

発声の基礎やフォームをしっかり身につけたい場合は、画面サイズが大きく、音声環境も整えやすいPC環境、もしくは対面でのレッスンの方が理解しやすく、上達スピードも安定しやすいでしょう。

ボイトレのオンライン個人レッスンに関するよくある質問

オンラインボイトレを検討していると、「本当に上達するのか」「初心者でも大丈夫か」「通学とどちらが良いのか」など、さまざまな疑問が出てくるものです。ここでは、オンライン個人レッスンについてよく寄せられる質問と、その考え方を分かりやすく解説します。

Q1:オンラインボイトレでも本当に上達できますか?

オンラインボイトレでも、目的やレベルによっては上達を実感できます。基礎的な発声練習や歌唱アドバイスを受けるだけであれば、オンラインでも十分に効果を感じられるケースは多いでしょう。

ただし、発声の癖を細かく修正したい場合や、根本から声を改善したい場合は、対面レッスンの方が上達スピードが早くなる傾向があります。上達の度合いは「どこまでを目指すか」によって大きく変わります。

Q2:ボイトレ初心者でもオンラインから始めて大丈夫ですか?

初心者でもオンラインから始めること自体は可能です。ただし、発声の基礎を一から学ぶ段階では、自己流の癖がつきやすい点には注意が必要です。

正しい姿勢や呼吸、喉の使い方をしっかり身につけたい場合は、最初は通学型レッスンで基礎を固め、その後オンラインを併用する方が安心なケースもあります。

Q3:オンラインと通学型、どちらを選ぶべきですか?

どちらが良いかは、目的とライフスタイルによって異なります。忙しくて通学が難しい人や、趣味として気軽に歌を楽しみたい人にはオンラインが向いています。

一方で、確実な上達を目指したい人や、発声を根本から改善したい人には通学型ボイススクールの方が適しています。迷った場合は、体験レッスンを通じて自分に合う方法を見極めるのがおすすめです。

Q4:スマホだけでもオンラインボイトレは受けられますか?

スマホだけでもオンラインボイトレを受けることは可能です。ただし、画面が小さく姿勢や口の動きが確認しづらいことや、音質面で限界がある点から、学習効率が下がりやすい傾向があります。

発声の基礎やフォームを重視したい場合は、PC環境や対面レッスンの方が理解しやすく、結果的に上達しやすいでしょう。

Q5:オンラインで伸び悩んだ場合はどうすればいいですか?

オンラインボイトレで伸び悩みを感じた場合は、一度対面レッスンを受けてみるのがおすすめです。講師に直接声や身体の使い方を確認してもらうことで、自分では気づけなかった課題が明確になることがあります。

オンラインと通学は対立するものではなく、段階や目的に応じて使い分けることが大切です。本気で上達したいと感じたタイミングで、通学型ボイススクールを検討するのも自然な選択と言えるでしょう。

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