【ギターを諦めるのはまだ早い！】バレーコードをマスターする4つのステップ

蒲田校

こんにちは、NAYUTAS蒲田校スタッフです。
最近、街中でもイルミネーションが輝き始め、年末の華やかな雰囲気を感じる季節になりましたね。この時期は忘年会やクリスマスパーティーも増えてきますよね。
ギターを弾けたらかっこいいよなあという機会も増えくるのではないでしょうか。

さて、そうやってギターを始めてみたみなさん
「バレーコードが押さえられない」「音がこもってしまう」「指が痛くて続けられない」そんなお悩みを抱えているのではないでしょうか？
バレーコードは正しいステップで練習すれば確実にマスターできるんです。

今回は、ギター初心者でも今日から実践できる、バレーコードをマスターする4つのステップをご紹介します。

バレーコードとは？なぜ重要なのか

バレーコードとは、人差し指で複数の弦を同時に押さえるコードのことです。Fコード、Bmコード、F#mコードなど、多くのコードがこのバレーコードの形を使います。バレーコードをマスターすることで、演奏できる曲の幅が飛躍的に広がるのです。

初心者の多くの方はこのバレーコードで挫折してしまいます。しかし、バレーコードは正しい練習方法を知り、段階的に取り組むことで、必ず弾けるようになります。今活躍しているプロのギタリストも、最初はみなさんと同じようにこのバレーコードで苦労していたのです。

Step① 人差し指の筋力を強化する

バレーコードの第一歩は、人差し指の筋力を強化することです。人差し指の側面を使って、複数の弦を押さえるには、ある程度の筋力が必要です。まず、人差し指だけで1フレットの全ての弦を押さえる練習をしましょう。

最初は全ての弦が綺麗に鳴らなくても構いません。毎日5分でも続けることで、徐々に筋力がついていきます。また、ハンドグリップを使って握力を鍛えることも効果的です。ただし、この場合無理をして指を痛めないよう注意してください。

Step② フレットごとに練習する

バレーコードは、フレットによって押さえやすさが異なります。1フレットは弦の張力が強く、最も押さえにくい場所です。まずは、5フレットや7フレットなど、押さえやすい場所から練習を始めましょう。
5フレットでバレーコードの形を作り、全ての弦が鳴ることを確認します。慣れてきたら、4フレット、3フレットと徐々に下げていきます。最終的に1フレットで綺麗に音が出るようになったら、バレーコードの基礎は完成です。

Step③ 親指の位置と力の入れ方を最適化する

バレーコードを綺麗に鳴らすには、親指の位置が非常に重要です。親指はネックの裏側、人差し指の真後ろに置きます。親指と人差し指で挟み込むようにすることで、効率的に力が伝わります。
また、力の入れ方にもコツがあります。全ての弦に均等に力を入れるのではなく、鳴りにくい弦に重点的に力を入れます。特に、2弦と3弦は鳴りにくいので、人差し指の関節の部分で押さえるよう意識しましょう。

Step④ コードチェンジの練習をする

バレーコードが単体で押さえられるようになったら、コードチェンジの練習をしましょう。オープンコードからバレーコードへの移動、バレーコード同士の移動など、実際の曲で使われるパターンを練習します。
最初はゆっくりとしたテンポで、正確にコードチェンジできることを目指します。メトロノームを使って、一定のリズムで練習することが大切です。慣れてきたら、徐々にテンポを上げていきます。実際の曲で練習することで、実践的なスキルが身につきます。

バレーコードの練習のコツと注意点

バレーコードの練習では、いくつかの注意点があります。まず、長時間練習すると指が痛くなるので、適度に休憩を取りましょう。指が痛い時は無理をせず、翌日に持ち越すことも大切です。
また、ギターの弦の高さやネックの反りも、バレーコードの押さえやすさに影響します。弦高が高すぎる場合は、楽器店で調整してもらうことを検討してください。新しい弦に張り替えることで、押さえやすくなることもあります。