こんにちは!NAYUTAS(ナユタス)町田校ボーカル講師のSatoshiです!
皆さんは「セミオクルーディッドエクササイズ」をご存知でしょうか?
「セミオクルーディッドエクササイズ」で重要なキーワードが声門上圧と声門下圧です。
声帯を境に上に発生する圧力と下に発生する圧力のことですが、張り上げ発声の場合この声門下圧が声門上圧よりも高くなっていきます。
それによって声帯が圧力に負けて開いてしまわないように周りの筋肉が声帯をギュッと閉じようとしていくわけですね。
最終的に限界が来て声帯がパカっと開いてしまいます。
これが張り上げ発声の時なんかによく起こる声の裏返りの現象になるわけです。
それなら声門上圧を上げて上から蓋をするようにすれば声帯が開きにくくなるよね、ということから最近よく使われているのがこの「セミオクルーディッドエクササイズ」ですね!
有名なのがリップロールやタンロールといった発声です。
これは息の出口を軽く塞ぐことによって、声門上圧が上がり声帯の閉鎖を保ちやすくなるため、ミックスボイスの感覚を得やすくなります。
他にもストローを咥えて水に先端を入れて発声するストローエクササイズもセミオクルーディッドエクササイズの一つですね。
例えるとすれば自転車に補助輪を付けて乗るような感じになるわけです。
ミックスボイスの感覚を得るために効果的ですが、それが出来たからといってすぐミックスボイスで歌えるようになるわけではありません。
そこから歌に使える発声に少しずつ仕上げていく必要があります。
NAYUTAS(ナユタス)町田校のレッスンでは、そういう部分をさらに突き詰めてやっていきますので、ぜひ一度体験レッスンにお越しください!
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