ナユタス船橋校 ボーカル講師の陽乃。です。
今回は、ボイトレに興味がある方からもよく聞く、
「高い声を出そうとすると苦しくなる」
というお悩みについてお話しします。
「高音が出ないから、もっと大きな声を出して頑張ろう!」
と思ってしまう方も多いのですが、実はそれがさらに苦しくなる原因になっていることがあります。
高音になると苦しくなるのはなぜ?
高い音を出すとき、無意識に声を強く押し出してしまうことがあります。
特に、
* 喉に力が入る
* 声を大きくしようとする
* 息を一気に吐き出す
* 顎や首に力が入る
といった状態になると、声帯に必要以上の負担がかかってしまいます。
すると、高音になるほど喉が締まってしまい、「頑張っているのに声が出ない」という状態になりやすくなります。
高音=大きな声、ではありません
高音を楽に出すために大切なのは、単純に声量を上げることではありません。
むしろ、声を出すための力をコントロールすることが重要です。
低い音と同じ感覚のまま、高音を大きな声で出そうとすると、喉に負担がかかりやすくなります。
まずは小さめの声でもいいので、無理なく高い音を出す感覚を探してみましょう。
「裏声」を使うことも大切
高音を出す練習というと、「地声でどこまで高い音を出せるか」に挑戦してしまう方もいます。
しかし、高音域では裏声を上手に使うことも大切です。
裏声は「弱い声」「使えない声」ではありません。
地声と裏声をそれぞれ使えるようになり、その間をスムーズにつないでいくことで、無理のない高音につながっていきます。
歌うジャンルや曲によっても必要な声の使い方は変わるので、自分の声に合った方法を探していくことが大切です。
高音練習で意識してほしい3つのこと
高音を練習するときは、まず次の3つを意識してみてください。
① 喉に力を入れすぎない
高音が出ないときほど、「もっと頑張らなきゃ」と力が入りやすくなります。
一度力を抜いて、楽に声を出せる音域から少しずつ上げていきましょう。
② 大きな声を出そうとしない
高音練習では、最初から大声を出す必要はありません。
小さな声でも、音程を安定させながら無理なく出せることを目指してみましょう。
③ 自分の声を録音してみる
自分が歌っているときには気づきにくいことも、録音すると発見があります。
「思ったより力んでいる」
「高音になると声が細くなる」
「音程が少し下がっている」
など、自分の課題を客観的に確認できます。
無理をしないことが一番大切
高音の練習では、「昨日より高い音を出す!」と無理をしてしまうことがあります。
でも、声は身体を使って出すもの。
痛みや強い違和感がある場合は、無理に練習を続けないようにしましょう。
高音は、ただ「頑張って出す」のではなく、自分の声に合った出し方を身につけていくことが大切です。
ナユタス船橋校では、一人ひとりの声や目標に合わせてボーカルレッスンを行っています。
「高音が出せるようになりたい」
「歌うとすぐ喉が疲れる」
「自分に合った発声方法を知りたい」
という方は、ぜひ一度、自分の声と向き合ってみてください。
それでは、ナユタス船橋校でお会いしましょう!
ボーカル講師の陽乃。でした。

