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レミオロメン「粉雪」をプロっぽく歌いこなす「リズムの鉄則」

こんにちは、NAYUTAS鷺沼校ボーカル講師のあいひです!

『音程は合っているはずなのに、録音して聴くとなんかダサい…』『カラオケの採点は高得点なのに、上手に聞こえない』。
そんな悩みを抱えていませんか?

実はその原因、声ではなく『リズム』にあるかもしれません。

そんな方はぜひ、この記事を読んでみてください!

リズムが曖昧な歌い方

以前、私が担当した生徒さんに、声の質も良いし音感も良いのだけれど、どうしても素人っぽさが消えない方がいました。
その日、その生徒さんがレッスンに持ってきたのはレミオロメンの「粉雪」でした。
私が特に気になったのはその中でもサビの部分。
楽譜に起こすとここ。

ここをどんなふうに演奏していたかというと、こんな感じです。(レッスン中に録音などをしているわけではないので、あいひによる再現です)

なんとなくモッタリしたような感じがするのがわかるでしょうか?
このもったり感の原因は、シンコペーションのついたリズムの歌い方が意識できていないことでした。

シンコペーション

シンコペーションというのは、強拍以外の音(弱拍や裏拍など)を強調するリズムです。
音楽の中ではそれぞれの拍(ビート)に強弱の序列があります。
4拍子なら、1拍目が一番強くて、続けて2拍目が弱い、3拍目がちょっと強い、4拍目が弱い、と続き、また1拍目に戻って繰り返します。
しかし、この序列はあくまで「基本」の話なので、リズムパターンなどによって例外が生まれてきます。
その例外が「シンコペーション」です。

タイによるシンコペーション

シンコペーションが生まれるパターンで、最もよくあるものが、今回登場するタイによって生まれるシンコペーションです。
改めて楽譜を見てみましょう。

赤色で示した部分で、二つの音符を横に伸びた弧が繋いでいるのがわかるでしょうか?
これは「タイ」と言って、隣り合った同じ音程の音符を繋げて一つの音にするための記号です。

タイで繋がった音は、出し始めを大きく強調して演奏するのがシンコペーションの鉄則です。
本来ならワンテンポ遅れて来るはずのアクセントが、前倒しでフライングしてやってくるイメージです。

それを踏まえると今回の楽譜では「ここーろーでーろー そーめーれーなー」の太字になっている部分を強調する、ということになります。

シンコペーションの鉄則

タイによって早まった拍はしっかりと強調するのが、シンコペーションを含むリズムの鉄則です。
いくら音感が良くても、いくら声の質が良くても、この鉄則が守れていないとそれだけで素人っぽい演奏からは脱却できません
具体的な演奏方法は以下の通り。

「殴る」のではなく「押し込む」

アクセントは「殴る」ように歌うのではなく、「押し込む」ように歌います。
自転車の空気入れを下に押し込むように、固いゴム紐を引き延ばすように、丁寧に重みを乗せてあげましょう。

直前の音は軽く

シンコペーションによってアクセントのついた音の直前の音は強くしないように気をつけましょう。
ここで不要に力を入れてしまうと、リズムが曖昧な、ぼんやりとした歌い方になってしまいます。

口を開ける

アクセントのついた音はしっかり口を開けて歌いましょう。
口を開けるときは唇を使って横に引っ張らないように気をつけて、アゴを下に落としてください。
鏡で自分の口を観察しながら、上下の前歯の間から自分の舌が見えるくらいにはアゴを開けるように意識しましょう。

 

以上を意識してあいひが歌ってみたものがこちらです。
リズムがはっきりして、音楽の輪郭が整った感じがするのがわかると思います。

おわりに

さて、今回はレミオロメンの「粉雪」を例にして、シンコペーションの歌い方について説明していきました。
J-POPは特にシンコペーションをふんだんに使った曲が多いので、このコツを知っているだけで1ステップ上の演奏ができるようになります。
ぜひ、実践してみてくださいね!

自分も具体的な曲でシンコペーションを練習したい、でも練習方法があっているかわからない、という方々もいると思います。
NAYUTAS鷺沼校では現在、無料体験レッスンを行なっています。
「あいひのブログを読んだ」など伝えていただけたら、あいひが体験レッスンを担当します!
この記事を読んで「自分も素人っぽい歌から脱却したい!」と思った方は、ぜひ、体験レッスンへお越しください!
以上、NAYUTAS鷺沼校より、あいひでした!