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年齢とともに歌声はどう変わる?声の変化と上手に付き合う方法を解説!

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こんにちは!ナユタス堺東校です😊

「昔より高い声が出にくくなった気がする」

「若い頃と歌声が変わってきた気がする…」

「年齢を重ねると、歌えなくなってしまうの?」

そんな疑問を感じたことはありませんか?

私たちの体が年齢とともに変化するように、声も少しずつ変化していくことがあります。

声帯や喉頭、呼吸に関わる機能などにも加齢による変化が起こるため
声の高さや強さ、響きなどが以前とは違って感じられる場合があります。

しかし、「年齢を重ねる=歌えなくなる」ということではありません。

若い頃の声をそのまま維持することだけを目指すのではなく、
その時々の自分の声を知り、無理のない発声や歌い方を身につけることが大切です。

今回は、年齢とともに歌声はどのように変わるのか、
ボイトレ目線で分かりやすく解説します!

そもそも「声」はどうやって作られる?

私たちの声は、肺から送り出された息によって
喉にある声帯が振動することで生まれます。

そこで生まれた音が喉や口の中などで響き、
私たちが普段聞いている「声」になります。

つまり歌声には、

  • 声帯の状態
  • 呼吸
  • 喉や口の使い方
  • 発声に関わる筋肉
  • 姿勢

など、さまざまな要素が関係しています。

年齢を重ねると、声帯だけでなく呼吸器系などにも変化が起こるため、声にも影響が表れることがあります。

年齢とともに声帯も変化する

声帯も体の一部なので、加齢による影響を受けます。

年齢を重ねると、声帯の組織やそれを動かす筋肉などに変化が起こることがあります。

近年の研究では、加齢にともなって声帯の潤滑性の低下や組織の硬さの変化、
声帯を動かす筋肉の変化などが報告されています。

その結果、

「以前より声に力がなくなった」

「長く歌うと疲れやすくなった」

「少しかすれるようになった」

など、以前との違いを感じる方もいます。

ただし、変化の程度には大きな個人差があります。

年齢だけでなく、体の状態や普段の声の使い方など、さまざまな要因が関係しています。

年齢によって声の高さも変わる?

加齢による変化として気になるのが、声の高さではないでしょうか。

実は、年齢による話し声の高さの変化には男女で異なる傾向が報告されています。

一般的には、高齢になるにつれて
男性では話し声の基本的な高さが上がる傾向がみられる一方、
女性では閉経後などに低くなる傾向が報告されています。

ホルモンの変化なども、その要因の一つと考えられています。

ただし、これはあくまで全体としてみられる傾向です。
すべての人の声が同じように変化するわけではありません。

また、普段の話し声の高さと「歌でどこまで高音・低音を出せるか」は同じものではありません。

そのため、「話し声が低くなった=高い曲が歌えなくなる」と単純に決まるわけではないのです。

「昔より高音が出にくい」と感じるのはなぜ?

「昔は普通に歌えていた曲なのに、最近サビが苦しい…」

そんな経験がある方もいるかもしれません。

これには、加齢に伴う声帯や喉頭の変化に加えて、
呼吸、発声時の力み、体の使い方など、さまざまな要因が関係します。

特に高音では、声帯の状態を調整しながら、余計な力を入れずに発声することが重要です。

若い頃と同じ感覚で無理に声を張り上げようとして、

高音が苦しい

もっと力を入れる

さらに歌いにくくなる

という状態になってしまうこともあります。

「昔は出たから」と無理をするのではなく
今の自分の声に合った発声を見つけることが大切です💡

呼吸の変化も歌声に関係する

歌うために必要なのは、声帯だけではありません。

長いフレーズやロングトーンを安定して歌うには、息のコントロールも重要です。

加齢に伴って肺の弾性や胸郭の動き、呼吸筋などにも変化が起こるため
呼吸機能の変化が声に影響する可能性があります。

そのため、

「以前より息が続かない」

「長いフレーズが苦しくなった」

と感じる場合もあります。

だからといって、単純に「肺活量を増やせば解決する」というわけではありません。

歌では、吸った息をどのように使うかも大切だからです。

必要以上に息を吐きすぎず、
声に合わせてコントロールすることも歌いやすさにつながります。

声の「響き」や「質感」が変わることも

年齢による声の変化は、音域だけではありません。

以前より、

  • 声が細く感じる
  • かすれを感じる
  • 声の響きが変わった
  • 声量が出しにくくなった
  • 声の印象が変わった

など、声質そのものが変わったように感じることもあります。

加齢性の声の変化では、弱さや息漏れ、
かすれなどがみられる場合があることも報告されています。

歌っている本人にとっては、

「昔の声じゃなくなってしまった…」

とネガティブに感じることもあるかもしれません。

しかし、歌という観点では、声の変化が必ずしもマイナスになるとは限りません。

年齢を重ねた声だからこそ表現できる歌もある

若い頃の声には、若い頃ならではの魅力があります。

一方、年齢を重ねた声にも、その時だからこその魅力があります。

少し落ち着いた声質や深みのある響きが、その人の歌唱表現に合うこともあります。

さらに、歌は声質だけで決まるものではありません。

年齢を重ねる中で経験した、

嬉しかったこと。

悲しかったこと。

誰かを大切に思ったこと。

さまざまな出会いや別れ。

そうした経験によって、同じ歌詞でも以前とは違った受け取り方ができるようになることがあります。

声が変化する一方で、歌の「表現」は年齢とともに広がっていくこともあるのではないでしょうか。

ボイトレは年齢を重ねてからでも意味がある?

「年齢とともに声が変わるなら、ボイトレをしても意味がないのでは?」

と思う必要はありません。

加齢に伴う声の問題に対する音声訓練については、
複数の研究をまとめたレビューでも、声質や発声機能などの改善が報告されています。

ボイストレーニングでは、

  • 無理のない発声
  • 呼吸の使い方
  • 響きの作り方
  • 自分に合ったキー
  • 力みにくい姿勢

などを確認していきます。

大切なのは、若い頃の声を無理に再現することではなく、今の自分の声を上手に使うこと。

年齢や現在の声の状態に合わせて、練習方法も変えていくことが重要です。

「昔歌えたキー」にこだわらなくてもOK!

カラオケでありがちなのが、

「この曲は昔ずっと原曲キーで歌っていたから!」

と、以前と同じキーにこだわってしまうことです。

でも、その日のコンディションや現在の声に合わせてキーを変えることは
決して「逃げ」ではありません。

自分の声に合ったキーを選ぶことで、

  • 無理に張り上げなくて済む
  • 歌詞を丁寧に表現しやすい
  • 最後まで安定して歌いやすい

といったメリットがあります。

「高い音が出る=歌が上手い」ではありません。

今の自分の声が一番魅力的に聞こえる歌い方を選ぶことも、とても大切です。

声の変化をすべて「年齢のせい」にしないことも大切

ここでもう一つ覚えておきたいことがあります。

声が変化したからといって、すべてが加齢によるものとは限りません。

加齢に伴う声の変化である「加齢性音声障害」も、
ほかの喉頭疾患などがないことを確認したうえで診断されるものです。

例えば、

「急に声がかすれるようになった」

「以前とは明らかに声の出方が違う」

「声の出しにくさや嗄れが長く続いている」

といった場合には、単なる年齢による変化と自己判断しないことも大切です。

気になる声の変化が続く場合は、耳鼻咽喉科などの医療機関に相談しましょう。

声の変化が気になったら録音してみよう

自分の声は毎日聞いているため、少しずつ変化していても意外と気づきにくいものです。

そこでおすすめなのが、定期的に自分の歌を録音してみること。

例えば数か月おきに、

  • 同じ曲
  • 同じキー
  • 同じ部分

を歌って録音しておくと、自分の声の変化を比較しやすくなります。

ボイトレを始めた場合も、過去の録音と比較すると発声や歌い方の変化を確認しやすくなります。

「昔の声と比べて落ち込む」ためではなく
今の自分の声を知るための記録として活用してみるのがおすすめです。

まとめ

年齢とともに私たちの体が変化するように、
歌声にも少しずつ変化が起こることがあります。

声帯や喉頭、呼吸器系などの変化によって、

  • 声の高さ
  • 声量
  • 響き
  • 声質
  • 息の続きやすさ
  • 高音や低音の出しやすさ

などが以前とは違って感じられる場合があります。

しかし、

「年齢を重ねる=歌えなくなる」ではありません。

若い頃の声を追い続けるのではなく
その時の自分の声に合った発声や曲、キーを見つけていく。

そして、年齢を重ねたからこそ表現できる歌を楽しむ。

それも、長く歌を楽しんでいく魅力の一つではないでしょうか😊

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