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【NAYUTAS新宿西口校】これだけは覚えたい!定番コード進行4選

皆さんこんにちは!NAYUTAS新宿西口校でございます!

J-POPを聴いていると、「この曲、なんとなく別の曲と似た雰囲気がする」と感じることがあります。

その理由のひとつがコード進行です。

コード進行には、昔から多くの楽曲で繰り返し使われている「定番パターン」があります。今回は、その中でも特に有名な王道進行・カノン進行・小室進行・丸サ進行の4つを、実際の楽曲例とともに紹介します。


Q1. 王道進行とは?どんなコード進行?

A. 王道進行とは、J-POPで非常によく使われる定番のコード進行です。

代表的な形は、

Ⅳ → Ⅴ → Ⅲm → Ⅵm

です。

キーCで考えると、

F → G → Em → Am

となります。

数字で「4-5-3-6」と表せることから、4536進行と呼ばれることもあります。

王道進行の特徴は、爽やかさと切なさが同居したような響きです。

最初のFからGへ進むことで前向きな勢いが生まれ、Emを経由してAmへ進むことで少し切ない雰囲気が加わります。

そのため、J-POPのサビなど、曲が大きく盛り上がる部分と相性の良い進行です。

王道進行が使われている曲の例

  • 「ロビンソン」/スピッツ
  • 「HANABI」/Mr.Children
  • 「全力少年」/スキマスイッチ
  • 「恋」/星野源
  • 「世界でいちばん熱い夏」/プリンセス プリンセス

王道進行は非常に多くの楽曲で使われているため、曲を聴きながら「F→G→Em→Am」という動きを意識してみると、意外なところで見つけられるかもしれません。


Q2. カノン進行とは?どんな曲に使われている?

A. カノン進行とは、パッヘルベルの「カノン」で有名になったコード進行です。

代表的な形は、

Ⅰ → Ⅴ → Ⅵm → Ⅲm → Ⅳ → Ⅰ → Ⅳ → Ⅴ

です。

キーCなら、

C → G → Am → Em → F → C → F → G

となります。

安定感のあるⅠから始まり、コードが少しずつ変化していくことで、壮大さ・感動・切なさを感じさせるのが特徴です。

クラシックの「カノン」だけでなく、日本のポップスでも非常によく使われています。

カノン進行が使われている曲の例

  • 「愛は勝つ」/KAN
  • 「チェリー」/スピッツ
  • 「負けないで」/ZARD
  • 「クリスマス・イブ」/山下達郎
  • 「さくら(独唱)」/森山直太朗
  • 「さくらんぼ」/大塚愛

また、カノン進行はベースラインを変化させた「下降型」など、さまざまなアレンジで使われています。そのため、実際の曲では基本形と完全に同じコードになっていない場合もあります。


Q3. 小室進行とは?なぜ「小室」という名前が付いている?

A. 小室進行は、音楽プロデューサー・作曲家の小室哲哉さんが多くの楽曲で使用したことで有名になったコード進行です。

代表的な形は、

Ⅵm → Ⅳ → Ⅴ → Ⅰ

です。

キーCの場合は、

Am → F → G → C

となります。

「6451進行」と呼ばれることもあります。

小室進行はマイナーコードのⅥmから始まるため、最初は少し切ない印象があります。

そこからⅣ→Ⅴと進み、最後にⅠへ解決することで、切なさから開放感へ向かうような展開を作ることができます。

特に1990年代のJ-POPやダンスミュージックを語るうえで重要なコード進行です。

小室進行が使われている曲の例

  • 「Get Wild」/TM NETWORK
  • 「DEPARTURES」/globe
  • 「I’m proud」/華原朋美
  • 「Don’t wanna cry」/安室奈美恵
  • 「希望の轍」/サザンオールスターズ
  • 「LOSER」/米津玄師
  • 「炎」/LiSA

小室進行は小室哲哉さんの楽曲だけに使われるものではありません。現在でもJ-POPやアニメソングなど、幅広い楽曲で見られる定番パターンです。


Q4. 丸サ進行とは?なぜ「丸サ」と呼ばれている?

A. 丸サ進行とは、椎名林檎の「丸の内サディスティック」で有名になったコード進行です。

代表的な形は、

ⅣM7 → Ⅲ7 → Ⅵm7 → Ⅰ7

です。

キーCなら、

Fmaj7 → E7 → Am7 → C7

となります。

「丸サ」という名前は、**「丸の内サディスティック」**の略称から来ています。

また、この進行は海外では**「Just the Two of Us進行」として知られることもあります。Grover Washington Jr.の「Just the Two of Us」が有名な先行例で、こちらではⅣM7 → Ⅲ7 → Ⅵm7 → Ⅴm7 → Ⅰ7**という形が使われています。

丸サ進行の特徴は、王道進行や小室進行とは違った都会的でおしゃれな響きです。

特にⅢ7がⅥmへ進むことで、通常のダイアトニックコードだけでは出しにくい色気や浮遊感が生まれます。

丸サ進行が使われている曲の例

  • 「丸の内サディスティック」/椎名林檎
  • 「夜に駆ける」/YOASOBI
  • 「群青」/YOASOBI
  • 「春を告げる」/yama
  • 「愛を伝えたいだとか」/あいみょん
  • 「Pretender」/Official髭男dism
  • 「秒針を噛む」/ずっと真夜中でいいのに。

ただし、これらの曲のすべてが丸サ進行を最初から最後まで完全に繰り返しているわけではありません。実際の楽曲では、コードを一部変えたり、7thやテンションを加えたりした派生形として使われているケースもあります。


4つのコード進行を比較すると?

今回紹介した4つのコード進行をまとめると、以下のようになります。

コード進行 代表的な形(キーC) 主な印象
王道進行 F → G → Em → Am 爽やか・切ない・エモい
カノン進行 C → G → Am → Em → F → C → F → G 感動的・壮大・親しみやすい
小室進行 Am → F → G → C 切ない・疾走感・開放感
丸サ進行 Fmaj7 → E7 → Am7 → C7 おしゃれ・都会的・浮遊感

 

こうして比較すると、それぞれの進行が持つ雰囲気の違いが分かりやすくなります。


まとめ|定番コード進行を知るとJ-POPがもっと面白くなる

王道進行、カノン進行、小室進行、丸サ進行は、J-POPを分析するときに覚えておきたい代表的なコード進行です。

  • 王道進行 → 爽やかさと切なさ
  • カノン進行 → 感動的で壮大な雰囲気
  • 小室進行 → 切なさと疾走感
  • 丸サ進行 → おしゃれで都会的な雰囲気

もちろん、コード進行だけで曲の印象が決まるわけではありません。

同じコード進行でも、メロディー、リズム、テンポ、楽器、ボーカルの歌い方などによって、楽曲の雰囲気は大きく変わります。

好きな曲を聴くときに「この曲はどんなコード進行なんだろう?」と意識してみると、今までとは違った角度からJ-POPを楽しめるようになります。

また、作曲をする人にとっては、これらの定番進行を実際に楽器で鳴らしてみることもおすすめです。コード進行の響きを耳で覚えることで、曲作りにも活かしやすくなります。


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