こんにちは!
ボイトレ&ダンススクールのナユタス所沢校です。
「高音になると声がかすれる」
「歌っているうちに声が枯れやすい」
「低音は得意なのに、高音になると急に声が抜けてしまう」
このようなお悩みは、ボイストレーニングのレッスンでもよく相談される内容です。
特に、ミュージカルやクラシック寄りの発声を経験してきた方の場合、歌うジャンルやマイクの使い方によって、今までの発声がうまく合わないことがあります。
今回は、ナユタス所沢校のボーカルコースに通う20代女性の生徒さんのレッスン事例をもとに、高音がかすれる原因と、マイクに乗りやすい発声へ整えていくための練習方法をご紹介します。
今回の生徒さんのお悩み
今回ご紹介するのは、ボーカルコースを受講されている20代女性の生徒さんです。
最初のお悩みは、高音がかすれること、そして歌っているうちに声が枯れやすいことでした。
低音部分は比較的得意で、声の魅力も出しやすい一方、高音になると声が抜けてしまったり、かすれやすくなったりする状態でした。
高音を出そうとすると、つい力が入ってしまう方は少なくありません。
しかし、力で押し切ろうとすると、かえって声が不安定になったり、喉に負担を感じやすくなったりすることがあります。
講師が見た原因
担当の髙田真央講師が見た主な原因は、次の3つでした。
- ミュージカルで身につけた発声のまま歌っていたこと
- 高音で息を吐きすぎていたこと
- 声を出すときに力みが出ていたこと
ミュージカルで使う発声には、舞台上で声を届けるための良さがあります。
一方で、ポップスやカラオケ、マイクを使った歌唱では、声の出し方や響かせ方を少し調整した方が歌いやすくなる場合があります。
今回の生徒さんの場合も、もともとの発声経験があるからこそ、声をしっかり出そうとする意識が強くなり、高音で息を使いすぎたり、力みが出たりしていました。
そこでレッスンでは、クラシック寄りの発声をそのまま強めるのではなく、マイクに乗りやすく、無理なく響く発声を目指していきました。
実際に行ったレッスン内容
今回のレッスンでは、大きく分けて2つの方向から練習を行いました。
マイクに乗りやすい発声を身につける練習
まず行ったのは、マイクに乗りやすい発声の習得です。
マイクを使う歌唱では、ただ大きな声を出せばよいわけではありません。
息を強く吐きすぎたり、声を押し出しすぎたりすると、音が荒くなったり、かすれやすくなったりすることがあります。
そのため、レッスンでは、声を無理に張るのではなく、必要な息の量で声をまとめ、マイクに自然に乗る感覚を確認していきました。
特に高音部分では、「もっと出さなければ」と力むのではなく、力を抜いた状態で響きを保つことを意識しました。
声帯を柔らかく使うためのストレッチ
もうひとつ行ったのが、声帯を柔らかく使うためのストレッチです。
高音で声がかすれる方は、喉まわりや舌に余計な力が入り、声の通り道が固くなっていることがあります。
今回のレッスンでは、声そのものを鍛えるだけでなく、歌う前の準備として、舌のストレッチや声を出しやすくするためのウォームアップも取り入れました。
喉だけで頑張ろうとするのではなく、舌や口まわりの余計な力を抜き、声が自然に出やすい状態を作ってから発声していきます。
レッスンで出てきた変化
レッスンを重ねる中で、生徒さんには少しずつ変化が出てきました。
まず、高音部分で声が抜けにくくなってきました。
以前は高音になると声がかすれたり、息が多く混ざったりしやすい状態でしたが、息の量や力みを調整することで、声がまとまりやすくなりました。
また、もともと得意だった低音部分も、より良い音になってきました。
高音だけを無理に伸ばそうとするのではなく、発声全体のバランスを整えたことで、低音の響きや音色にも良い変化が出てきたのです。
さらに、声が枯れにくくなってきたことも大きな変化でした。
力で押し切る歌い方から、リラックスして声を響かせる歌い方へ変えていくことで、歌った後の負担感も少しずつ軽くなっていきました。
自宅練習として行ったこと
自宅練習では、主に次の3つに取り組んでもらいました。
- リップロールで音や感覚を研究する
- 舌のストレッチを行う
- ストローを使った発声練習を行う
リップロールで力みを確認する
リップロールは、唇を震わせながら声を出す練習です。
力が入りすぎていると、唇がうまく震えなかったり、音が途切れたりすることがあります。
そのため、リップロールを使うことで、自分がどのくらい力んでいるかを確認しやすくなります。
今回の生徒さんには、リップロールを通して、音の高さだけでなく「どの感覚だと楽に声が出るか」を研究してもらいました。
舌のストレッチで余計な力を抜く
舌に力が入ると、喉まわりまで固くなり、声が出しにくくなることがあります。
そのため、歌う前や練習前に舌のストレッチを行い、口まわりをリラックスさせることも大切です。
高音で声がかすれる方は、喉だけでなく、舌やあごまわりの力みにも目を向けてみると、発声の感覚が変わることがあります。
ストロー発声で息の量を整える
ストローを使った発声練習も、自宅練習として取り入れました。
ストローを使って声を出すことで、息を一気に吐きすぎず、細く安定した息の流れを意識しやすくなります。
高音で息を使いすぎてしまう方にとって、息の量を整える練習として取り入れやすい方法です。
同じ悩みを持つ方へのアドバイス
高音がかすれる、声が枯れやすいという悩みがあると、つい「もっと頑張って声を出さなければ」と思ってしまいがちです。
しかし、今回のレッスンで大切にしたのは、頑張ることではなく、余計な力を抜くことでした。
力みすぎは大敵です。自分が思っているより、かなりリラックスしてみてください。楽に歌うことが可能です!
担当講師:髙田真央
高音は、力で押し上げるよりも、息の量や体の力みを整えた方が出しやすくなる場合があります。
「高音になると声がかすれる」「歌うとすぐ声が枯れてしまう」と感じている方は、一度、自分の発声のクセを見直してみるのがおすすめです。
声枯れが続く場合は無理をしないことも大切
ボイストレーニングでは、発声のクセや力みを整えることで歌いやすさを目指していきます。
ただし、強い声枯れがある場合や、長く声の違和感が続く場合は、無理に歌い続けないことも大切です。
特に、明らかに強い声がれや喉の痛みを伴う場合は、必要に応じて耳鼻咽喉科など専門機関に相談するようにしましょう。
所沢でボイトレをお探しの方へ
ナユタス所沢校では、一人ひとりの声の状態や目標に合わせたマンツーマンレッスンを行っています。
同じ「高音が出しにくい」という悩みでも、原因は人によって異なります。
- 息を吐きすぎている
- 喉や舌に力が入っている
- 以前の発声のクセが残っている
- マイクを使った歌唱に発声が合っていない
このように、原因が違えば、必要な練習も変わります。
ナユタス所沢校のボーカルレッスンでは、講師が実際に声を聴きながら、その方に合った練習方法をご提案します。
所沢でボイトレ教室をお探しの方、高音のかすれや声枯れに悩んでいる方は、ぜひ一度体験レッスンでご相談ください。
まとめ
今回は、高音がかすれる・声が枯れやすいというお悩みを持つ20代女性のレッスン事例をご紹介しました。
今回のポイントは、次の3つです。
- ミュージカル経験者は、ジャンルによって発声の調整が必要になることがある
- 高音のかすれには、息の吐きすぎや力みが関係している場合がある
- リップロール、舌のストレッチ、ストロー発声でリラックスした発声を目指す
高音を出すときは、力を入れるほど良い声になるとは限りません。
自分が思っているよりもリラックスして、無理なく響く感覚を探していくことが大切です。
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