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ボイストレーニング

【宇都宮の話し方レッスン】オンライン会議で何度も聞き返される5つの原因と伝わる声の練習法

ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンライン会議で、

「もう一度お願いします」
「最後の部分が聞き取れませんでした」
「数字だけ、もう一度教えてください」

と何度も聞き返されていませんか?

マイクやインターネット環境が原因の場合もあります。しかし、機材を交換しても状況が変わらないなら、話す速さ・語尾・発音・抑揚・間の取り方を見直したほうがよいかもしれません。

オンライン会議で聞き返されやすい主な原因は、次の5つです。

話し始めや語尾が弱い

緊張すると早口になる

一文が長く、情報を詰め込みすぎる

抑揚が少なく、重要な部分が伝わらない

唇や舌の動きが小さく、発音が曖昧になる

必要なのは、会議中ずっと大きな声を出すことではありません。

相手が一度で内容を理解できるように、声と文章を整理して届けることが大切です。

オンライン会議で聞き返される5つの原因
1.話し始めと語尾が弱い

「本日の議題ですが……」
「以上となります……」

このように、話し始めや語尾だけ声が小さくなっていないでしょうか。

オンライン会議では、対面よりも表情や口元の動きが分かりにくく、音声だけに頼って内容を理解する場面が増えます。

特に文末が弱くなると、納期、金額、結論など、本来最も伝えたい情報が聞き取られないことがあります。

声を張り上げる必要はありません。最初の言葉を丁寧に出し、文末まで息を保つことがポイントです。

2.緊張すると早口になる

オンライン会議やWeb商談では、沈黙を怖がって早口になる方がいます。

「止まったら準備不足に見えるかもしれない」
「早く説明を終わらせたい」

そんな気持ちから、数字や条件まで一気に話してしまうのです。

音声情報の伝達に関する研究でも、話す速度によって聞き取りにくさや自然さの評価が変わることが示されています。ただし、適切な速度は、内容や聞き手、通信環境によっても異なります。単純に遅くすればよいわけではありません。

3.一文が長く、情報を詰め込みすぎる

次の文章を声に出して読んでみてください。

「今回の施策は前月の販売結果と顧客アンケートを踏まえて内容を変更し来月の第一月曜日から運用を開始する予定です」

間違った文章ではありません。しかし、オンライン会議で一息に話すと、聞き手はどこが結論なのか分かりにくくなります。

次のように区切ると、かなり伝わりやすくなります。

「今回の施策は、前月の販売結果と顧客アンケートを踏まえて変更します。運用開始は、来月の第一月曜日です」

文章を短くすることは、内容を薄くすることではありません。聞き手が理解する時間をつくることです。

4.抑揚が少なく、重要な言葉が埋もれる

すべての言葉を同じ高さ、速さ、強さで話すと、聞き手はどこに注目すべきか判断できません。

ここで大切になるのが、プロソディです。

プロソディとは、声の高さ、イントネーション、アクセント、リズム、話す速度、間などを含む、話し方全体の音の流れです。言葉だけでは表現しきれない焦点やニュアンスを補う働きがあります。

たとえば、

「提出期限は金曜日です」

という文章なら、「金曜日」の直前に短い間を入れ、少し丁寧に発音します。

大声にしなくても、重要な情報として伝わりやすくなります。

5.唇や舌の動きが小さい

パソコン画面を見ながら話していると、表情や口元が固まりやすくなります。

特に、

サ行が不明瞭になる

タ行とカ行が聞き分けにくい

母音が曖昧になる

語尾を最後まで発音しない

といった状態になると、声量が十分でも聞き返されることがあります。

アーティキュレーションとは、唇、舌、あごなどを動かして言葉を形づくることです。

国立国語研究所の資料でも、日本語の母音を発音する際に下あごの動きが関係することが観察されています。口を必要以上に大きく開くのではなく、それぞれの音に合った動きを使うことが重要です。

自宅でできるオンライン会議の話し方練習

練習1.1分間の業務報告を録音する

まずは、自分の話し方を客観的に確認します。

スマートフォンの録音機能を開く

今日の業務内容を1分間で説明する

話し始め、語尾、速度、間を確認する

修正点を一つだけ決める

同じ内容をもう一度録音する

一度にすべて直そうとすると、かえって不自然になります。

「今日は語尾だけ」
「次は数字の前の間だけ」

というように、確認項目を一つに絞りましょう。

日本語学習者向けの発音指導研究でも、複数の要素を一度に扱うのではなく、単音やプロソディなど、練習項目を焦点化して意識する方法が採用されています。

練習2.原稿に区切り線を入れる

会議で話す文章に「/」を入れます。

例:

「本日は、/新しい販売施策について、/3点ご説明します」

区切り線の場所で、ほんの一瞬だけ間を取ります。

長く止まる必要はありません。聞き手が直前の内容を頭の中で整理できる程度で十分です。

練習3.重要語を一つだけ決める

一文の中で、最も伝えたい言葉を一つ選びます。

「申込期限は、7月31日です」

重要語は、次のいずれかで目立たせます。

少しゆっくり発音する

直前に短い間を置く

声の高さをわずかに変える

強く言いすぎる必要はありません。

一文で何か所も強調すると、結局どこが重要なのか分からなくなるため、一文につき一つを目安にします。

練習4.短い文章で語尾を残す

次の文章を、文末まで明確に発音します。

「確認します」
「共有します」
「以上です」
「金曜日に提出します」

語尾を長く伸ばす練習ではありません。

最後の音まで雑に処理せず、発音を完了させる練習です。

練習5.実際のオンライン環境で録画する

スマートフォンの録音だけではなく、普段使用しているZoomやMicrosoft Teamsの録画機能でも確認しましょう。

確認するポイントは次の4つです。

マイクとの距離

顔の向き

声量の変化

文章の区切り

下を向いて資料を読み続けると、声がマイクから外れる場合があります。話し方だけでなく、機材との位置関係も一緒に確認してください。

練習頻度の目安

自宅練習は、1日5〜10分を週4〜5回が目安です。

長時間まとめて練習するよりも、短い録音と修正を繰り返したほうが、自分の癖を確認しやすくなります。

まずは2週間、同じ自己紹介や業務報告を録音してみましょう。

自分の癖には比較的早く気づける場合がありますが、実際の会議で安定して再現できるまでの期間には個人差があります。

よくある練習の失敗

声量だけを上げる

声を大きくしすぎると、喉や首に力が入り、不自然な話し方になる場合があります。

また、マイクとの距離が近い状態で声量だけを上げても、聞き取りやすくなるとは限りません。

全部をゆっくり話す

早口を直そうとして、一語ずつ極端に区切ると、かえって話の流れが分かりにくくなります。

すべてを遅くするのではなく、数字、固有名詞、結論など、重要な部分を丁寧に話しましょう。

早口言葉だけを続ける

早口言葉が上手になっても、会議で説明が伝わるとは限りません。

聞き返される原因が、一文の長さ、語尾、抑揚、話す順番にある場合、滑舌練習だけでは十分に対応できないからです。

独学では原因を特定しにくい理由

録音を聞けば、「何となく聞きにくい」という違和感には気づけます。

しかし、その原因が、

息の使い方

話す速度

文章の長さ

口の動き

抑揚

緊張による力み

マイクとの距離

のどれなのかを、自分だけで判断するのは簡単ではありません。

語尾が弱いと思っていた方が、実際には一文が長すぎたケースもあります。

滑舌が悪いと思っていた方が、話す速度を少し整理しただけで聞き取りやすくなる場合もあります。

独学を否定する必要はありません。自宅では録音と反復練習を行い、レッスンでは原因の特定と本番での再現性を確認する。このように役割を分けることが大切です。

生徒さんの変化が分かる話し方レッスン事例

※掲載している事例は、実際の受講者の経過をもとに、個人が特定されない形で再構成したものです。改善の程度や期間には個人差があります。

事例1|商談で金額や納期を聞き返されていた営業職

受講前の悩み

30代の営業職。

Web商談で商品の金額や納期を説明すると、

「金額をもう一度お願いします」
「開始日はいつでしたか?」

と確認されることが続いていました。

本人はマイクの性能が原因だと思い、イヤホンマイクを買い替えました。しかし、聞き返される状況はあまり変わりませんでした。

レッスンで分かった原因

実際の商品説明を録音して確認すると、声量は不足していませんでした。

主な原因は、金額、契約条件、開始日を一つの文章に詰め込んでいたことです。

さらに、重要な数字の前後にも間がなく、緊張すると通常より速く話していました。

本人は「丁寧に全部説明している」と考えていましたが、聞き手にとっては、どこが重要なのか分かりにくい状態でした。

NAYUTAS宇都宮校で行う改善方法

レッスンでは、実際の営業トークを次の3つに分けます。

結論

金額

開始時期

原稿には意味のまとまりごとに区切り線を入れ、数字の直前に短い間を置きます。

さらに録音を使い、

普段の話し方

速度だけを落とした話し方

結論と数字を強調した話し方

を聞き比べます。

単純にゆっくり話すのではなく、重要な箇所だけを丁寧に伝える練習です。

変化

練習を重ねる中で、本人は「相手がメモを取る時間を待てるようになった」と感じるようになりました。

以前は、相手が聞き返す前に説明を重ねていましたが、現在は相手の表情を確認しながら、一つずつ情報を渡せるようになっています。

その結果、金額や納期をその場で聞き返される場面が減り、商談後の確認もスムーズになりました。

事例2|会議で語尾が弱く、自信がないように聞こえていた管理職

受講前の悩み

40代の管理職。

社内のオンライン会議で報告すると、

「最後が聞こえませんでした」
「結論はどういうことでしょうか?」

と確認されることがありました。

本人は声が小さいと思い、意識して大きな声を出していました。しかし、話し続けると喉が疲れ、文末になるほど声が弱くなっていました。

レッスンで分かった原因

録音を確認すると、話し始めの声量には問題がありませんでした。

原因は、一文が長く、文末まで息が残っていなかったことです。

また、

「一応」
「おそらく」
「という形になります」

といった曖昧な言葉が多く、結論が後ろに回っていました。

声だけでなく、文章の組み立ても「自信がないように聞こえる」印象につながっていました。

NAYUTAS宇都宮校で行う改善方法

レッスンでは、報告内容を次の順番に整理します。

結論

理由

次に行うこと

「現在の進捗は80%です。残りは確認作業です。金曜日までに完了します」

このように、一文を短く分けます。

そのうえで、

文末まで息を保つ

語尾を伸ばさず、明確に終える

結論の直前で一度息を吸う

不要な曖昧表現を減らす

練習を行います。

変化

一文を短くしたことで、無理に声を張らなくても語尾まで話しやすくなりました。

本人も「声量の問題ではなく、息の配分と文章の長さが原因だった」と理解でき、会議中の喉の疲れが減ったと感じるようになりました。

報告の最初に結論を置くことで、聞き手から内容を確認される場面も減り、落ち着いて話せるようになりました。

事例3|オンライン会議になると滑舌が悪くなる会社員

受講前の悩み

20代の会社員。

対面では問題なく話せるものの、オンライン会議では、

「もう一度お願いします」
「接続が悪いのでしょうか?」

と言われることがありました。

本人は滑舌が悪いと思い、早口言葉を毎日練習していました。しかし、実際の会議での聞き返しは減りませんでした。

レッスンで分かった原因

録画した映像を確認すると、オンライン会議では画面を見続けるあまり、口元とあごが固まっていました。

さらに、資料を読みながら話すと顔が下を向き、声がマイクから外れていました。

原因は単純な滑舌ではなく、

口の動きが小さい

母音が曖昧になっている

資料を見ると声の方向が変わる

原稿を読むと抑揚がなくなる

ことでした。

NAYUTAS宇都宮校で行う改善方法

レッスンでは、「あ・い・う・え・お」の母音を明確に分ける練習から始めます。

その後、実際に会議で使う短い文章を使い、

顔を上げて話す

一文を読んだら画面を見る

固有名詞を丁寧に発音する

重要語の前で短く間を取る

練習を行います。

早口言葉を速く読むのではなく、会議で実際に使う文章を、相手に届ける形で練習することがポイントです。

変化

自分の映像と音声を確認したことで、「滑舌だけが原因ではなかった」と理解できるようになりました。

資料を見ながらでも顔を上げるタイミングを作り、母音を最後まで発音することで、声が以前より安定しました。

本人も、オンライン会議で聞き返されることへの不安が減り、発言をためらわなくなりました。

NAYUTAS宇都宮校の話し方レッスン

NAYUTAS宇都宮校では、すべてのボイストレーニングコースをマンツーマンで実施し、話し方レッスンにも対応しています。一人ひとりの目的に合わせてカリキュラムを組み立てられることが特徴です。

実際の仕事を想定して練習できる

話し方レッスンでは、一般的な発声練習だけでなく、

オンライン会議

Web商談

プレゼン

面接

接客

電話応対

社内報告

スピーチ

など、実際に困っている場面を想定して練習できます。

機密情報や個人情報を削除したうえで、普段使っている原稿や資料を持参すると、より実践的な練習ができます。

録音で原因を確認する

自分では普通に話しているつもりでも、録音すると、

「想像以上に早かった」
「語尾がほとんど聞こえない」
「同じ高さで話し続けていた」

と初めて気づくことがあります。

録音前後を比較し、修正する項目を一つずつ整理します。

声の目的に合わせたコースを選べる

NAYUTAS宇都宮校では、話し方のほか、ボーカル、K-POP、洋楽・発音矯正、声優、ミュージカルなどのボイストレーニングコースがあります。

仕事での話し方だけでなく、

声質を整えたい

声量を安定させたい

人前で自信を持って話したい

歌と話し声の両方を改善したい

といった目的にも、一人ひとりに合わせて取り組めます。

よくある質問

Q.話し方に自信がない初心者でも受講できますか?

A.はい。呼吸、発声、語尾、話す速さなど、現在の課題に合わせて基礎から練習します。

Q.話し方教室とボイストレーニングは何が違いますか?

A.ボイストレーニングでは、呼吸や発声など声の土台を整えます。話し方レッスンでは、抑揚、間、滑舌、説明の組み立て方など、伝え方を整えます。NAYUTAS宇都宮校では、現在の課題に応じて両方を組み合わせます。

Q.ZoomやMicrosoft Teamsを想定した練習はできますか?

A.はい。オンライン会議、Web商談、リモート面接など、実際の場面を想定した練習が可能です。

Q.仕事で使うプレゼン原稿を持ち込めますか?

A.機密情報や個人情報を削除した原稿であれば、実際の内容を使って練習できます。

Q.滑舌が悪いかどうか確認できますか?

A.はい。ただし、聞き取りにくさの原因が滑舌とは限りません。話す速度、語尾、口の動き、文章の長さなども含めて確認します。

Q.早口はどのくらいで改善できますか?

A.癖に気づくまでの期間や、本番で再現できるまでの期間には個人差があります。まずは1日5〜10分の録音練習から始める方法がおすすめです。

Q.声が小さくても受講できますか?

A.はい。声量だけを上げるのではなく、呼吸、響き、姿勢、発音などを確認し、無理のない声の出し方を練習します。

Q.営業や接客の話し方にも対応していますか?

A.はい。営業提案、接客、電話応対、会議での説明など、仕事の目的に合わせて練習できます。

Q.体験レッスンでは何をしますか?

A.現在の声や話し方を確認し、聞き返される原因を整理します。そのうえで、最初に取り組む練習をご案内します。

まとめ|聞き返される原因は声量だけではありません

オンライン会議で聞き返される場合は、次の点を確認してみましょう。

話し始めと語尾が明確か

緊張すると早口になっていないか

一文に情報を詰め込みすぎていないか

重要な言葉を適切に強調できているか

口元を動かして発音できているか

資料を見たときに声がマイクから外れていないか

聞き返される原因は、人によって異なります。

 

自宅で録音すれば違和感には気づけますが、何から直すべきかまで判断するのは簡単ではありません。

 

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NAYUTAS宇都宮校の体験レッスンでは、

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宇都宮校

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スクール情報

ボイストレーニング&ダンス NAYUTAS宇都宮校
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TEL:028-689-8166
営業時間:10:00〜22:00
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体験レッスン:24時間オンライン受付中(公式サイト:https://nayutas.net/school/utsunomiya/)

監修

ボイストレーニング&ダンス NAYUTAS宇都宮校
この記事は、マンツーマンレッスンで確認する話し方・発声の課題や、会社員・ビジネス利用で想定される相談内容をもとに構成しています。

参考資料

参照:「音声情報の伝達に最適な話速」日本音響学会誌、J-STAGE
参照:「日本語の発音指導―学習項目の意識化・焦点化―」J-STAGE
参照:「日本語の母音の発音における下あごのうごき」国立国語研究所学術情報リポジトリ

最終アクセス:2026年7月22日