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ボイトレでビブラートをマスターしよう!習得するメリットや練習法

ボイトレでビブラートをマスターしよう!習得するメリットや練習法

「カラオケの採点項目でよく目にする、ビブラートっていったい何?」
「ビブラートのやり方や練習法が知りたい!」

本記事では、歌の上達を目指すうえで欠かせないテクニック「ビブラート」をテーマに以下のことをお届けします。

  • ビブラートとは
  • ビブラートを習得するメリットや注意点
  • ビブラートの4つの練習法
  • 上手くできない理由

ボイトレでビブラートをマスターすれば、あなたの歌唱力は格段にUPします!ここで、ビブラートについて知識を深め、ワンランク上の歌声を目指しましょう!

ビブラートとは?

ビブラートとは、歌を歌うときに声を上下に揺らすテクニックのこと。主に、フレーズの終わりやロングトーンで歌う際に使われます。

文字で表すならば、「あーーーーー」と歌っていたところを、「あ〜〜〜〜〜」と抑揚をつけて歌うのがビブラート。

単調に歌うよりもビブラートをかけた方が音に表情がつき、さらに響きもよくなるため、聴く人をより歌に引き込みます。

ビブラートをマスターすれば歌の表現力はグンとUPしますので、歌の上達を目指している方はぜひ習得しておきたい歌唱テクニックのひとつです。

ビブラートを習得するメリット

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では、ビブラートを習得すると具体的にどのようなメリットがあるのでしょう?ここでは3つのメリットをご紹介します。

メリット①:感情豊かに歌えるようになる

まず、ビブラートをマスターすると感情豊かに歌えるようになります。

なぜなら、歌唱表現においてビブラートは、” 歌声に感情をつける ” 重要なテクニックだからです。

例えば、サビのクライマックスなど感情が一番高ぶる部分で、「あーーーーー」とのっぺりとした歌声だといまいち盛り上がりに欠けますよね。

しかし「あ〜〜〜〜〜」と抑揚のある歌声であれば、声に表情がつき歌のムードがグッと高まります。

一般的に感情豊かに歌うためには、歌詞の意味を理解したり、感情移入させたりすることが大切といわれていますが、ビブラートは歌の表現力を補う最適なテクニックです!

テクニックで感情を表現しているうちに、気持ちがついてくるということもあります。表現力に課題がある方こそ、ビブラートを習得するのがおすすめです◎!

メリット②:バラードが上手くなる

次にビブラートを習得すると、バラードも上手くなります!

バラードの多くはテンポもゆっくりでメロディも感傷的。ノリや声量などでごまかしがきかない分、繊細な発声が求められます。だからこそ、ちょっとした歌唱テクニックで聴く人の印象がかわります。

例えば、バラードのナンバーによくあるロングトーンも、ビブラートでアクセントを効かせることで、歌に深みや余韻をもたらすことができます。

ビブラートが上手い人ほど、バラードも上手に歌いあげることができるのです。

メリット③:カラオケで高得点を狙える

3つめに、ビブラートを習得すればカラオケでも高得点をたたき出せるようになります!

ビブラートは、カラオケの重要な採点項目のひとつ。

「DAM」や「JOYSOUND」など、カラオケ大手メーカーの採点機能にも必ずといって組み込まれていますよね。

「カラオケで、90点以上を出したい!」
「100点に近い得点を出して、周りを驚かせたい! 」

このような方は、ビブラートの習得が欠かせません。

ビブラートを使うときの注意点

ビブラートは使い方に決まりがない分、楽曲中にどのように取り入れるかは歌い手のセンスが問われるところ。

しかし、一概にたくさんのビブラートをかければいいとも限りませんので注意が必要です。以下の2点を押さえ、適切に使えるようにしましょう!

使いすぎは逆効果! 要所要所にビブラートをかけよう!

ビブラートの使いすぎは「×」!

耳触りも悪く曲をくどい印象にさせてしまうので、注意しましょう。

習得したての頃はついついたくさん使いたくなってしまい、短いフレーズや不要な箇所にもかけてしまいがちです。

ですが、あくまでもビブラートは音楽表現を豊かにするもの。

曲のクライマックス部分や感情が高ぶる部分などに、アクセント的に使いましょう。

ビブラートの出し方にも種類があることを理解する

また、ビブラートと一口でいってもさまざまなビブラートの表現があることを理解しておきましょう。

例えば、声を細かく振動させる「ちりめんビブラート」や大きくゆったりと声を揺らすタイプのビブラートなど……。

これらのビブラートをどう使い分けるかで曲の印象はガラッと変わってきます。

そのため、歌の上達を目指す方はひとつのビブラートで満足せず、さまざまな種類のビブラートに挑戦するのがおすすめです。

楽曲に合わせてビブラートを使い分けることができれば、表現の幅もグッと広がりますよ♪

4つの練習法を動画でチェック!ビブラートの正しいやり方&コツ

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では、ここからは具体的なビブラートの練習法についてお伝えしていきます。

ビブラートはメジャーな歌唱表現のひとつ。その分ネット上でもさまざまな練習法が紹介されていますが、「一体、どの練習法が正しいの?」と悩む方は多いもの。

そんな方は、ナスタスの練習法をお試しください!

ナユタスの現役トレーナーが提案する4つの練習法なら、初心者の方でもビブラートのコツをサクッとつかむことが出来ます。

ぜひ以下の記事にてやり方をチェックしてみてくださいね!動画で分かりやすくご紹介しています♪

★練習してみよう★ビブラートの練習方法紹介!【名古屋のボイトレスクール・ナユタス名古屋栄校】

【記事で紹介している練習法の例】

  • 音程からのアプローチ
  • 言い直しアプローチ
  • 筋肉からのアプローチ
  • ちょっと強引なアプローチ

あなたに合った練習法で、ビブラートを習得しましょう〜♪

ビブラートが上手くできない理由は?

もし、練習してもなかなかビブラートが出せるようにならないという方がいましたら、次のことが原因になっている可能性があります。

身体に余計な力が入っている

ビブラートを練習するときに、身体が変に力んでいる方はいませんか?

身体が力むと声帯や息のコントロールがしにくくなり、上手くビブラートが出せなくなります。

深呼吸をし肩や首を軽く回してリラックスした状態を作り上げましょう。

猫背になっている

悪い姿勢も、発声を妨げる要因です。

猫背になっていたり、腰が反っていたりしていませんか?発声に良い姿勢の条件は、以下の通りです。

  • 全身リラックス
  • 足は肩幅
  • 重心を中心より少し前にとる
  • 目線は上気味

この4つのポイントをおさえ、正しい姿勢でビブラートの練習を行いましょう。

腹式呼吸がマスターできていない

発声の基礎でもある腹式呼吸は、きちんと出来るようになっていますか?

習得できていない場合、発声は不安定になりビブラートが出にくくなります。一方で腹式呼吸が備わっていれば、ロングトーンも安定しビブラートの揺れや細かさも格段に調整しやすくなります。

まだ腹式呼吸がマスターできていないという方は、ビブラートの練習以前に腹式呼吸の習得からとりかかりましょう。

正しい発声方法が身についていない

ビブラートにおいて、重要なのは「音程の変化を伴う」ということですが、その根幹にあるのが「正しい音程」や「正しい発声」です。

そのためビブラートができない方は、そもそも正しく発声ができておらず音程の軸をとらえることができていない可能性があります。

まずは発声の基礎に戻り、正しい音程をとらえるトレーニングをするといいでしょう!

ナユタスで本格的なボイトレレッスンを受けてみませんか?

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ビブラートをマスターするなら、やはりボイトレ教室に通うのがおすすめです!

ボイトレ教室に通えば、あなたに合った練習法をその場で指南してもらえるだけでなく、ビブラートの習得を妨げる悪い発声をつきとめ、すぐに修正に取りかかことができます。

ビブラートは、使い方を間違えると曲の印象を悪くしてしまうこともあります。適切に使えるようになるためにも、プロからの指導が非常に効果的です!

独自に開発したボイトレのノウハウで、生徒の成長を叶える「ナユタス」

各校舎にて無料体験レッスンも受け付けています!

ぜひご興味のある方は、以下のフォームよりお気軽にお問合せください♪

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