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ボイストレーニングコース

歌には「ひとやすみ」がある?

こんにちは!ボーカル話し方講師kanaです。

今日は発声についてお話したいと思います。

歌が上手くなりたい!

声を大きく出せるようになりたい!

そんな気持ちで練習しているのに

「なんだか喉が疲れる」

「歌い終わると声が残らない」

そんな経験はありませんか?

実は、歌には

ずっと張り続ける必要はありません。

実は歌は全力では続かないのです

常に100%の力で声を出していると

声帯はとても疲れやすくなります。

怠けるのは決して悪いことではなく

身体の仕組みとして自然なことです。

プロの歌い手さんほど

「使うところ」と「休ませるところ」を

はっきり分けています。

つまり声にもONとOFFがあるということです☝🏻

声帯は張って使う時間と

あえて力を抜く時間を

行き来しています。

このひとやすみがあるから

声は安定し最後まで歌い切ることができます。

ずっと力を入れ続けるより必要なところだけ使う。

それが、長く歌うためのコツです。

休むことは、サボることではない!

レッスンでお伝えしているのは

「力を抜いても、声はちゃんと出る

ということです。

小さな声でも通って聞こえるときがあります。

それが!

声を正しく使えている証拠です😊

歌が楽になると表現も広がる。

力を抜くことを覚えるとで

声の余裕が生まれます。

余裕があるからこそ

強くも、やさしくも歌える。

歌にひとやすみがあると声はもっと

自由になります。

「たくさん声を出せば上手くなる」

ではなく

「大切に使うことで、続けられる」

そんな歌い方を

レッスンではお伝えしています。

以上kanaでした。