お芝居の練習を続けていくと、台本の中にある「テンプレート」のようなものが見えてくることがあります。
例えば、
- このキャラクターはこういう性格
- このシーンはこの流れで進む
- こういう演じ方が無難
といったように、ある程度の“型”が理解できるようになります。
💡 テンプレートだけでは表現が広がらない
型を理解すること自体はとても大切ですが、
それだけに頼ってしまうと、どうしても似たような表現になりがちです。
その結果、
- 個性が伝わりにくい
- 印象に残りにくい
- 表現の幅が広がらない
といった状態に繋がることがあります。
🎯 あえて「ずらす」という考え方
そこで大切になるのが、
あえてテンプレートから少し外す(ずらす)という発想です。
同じ設定でも、見方や目的を変えることで、
キャラクターの立ち位置や印象は大きく変わります。
🌵 具体的な例
例えば、砂漠で喉が渇いた旅人がいて、
そこに商人が現れ、水を高値で売ろうとする状況があるとします。
一般的には、
- 商人(B)は悪役
- 旅人(A)は被害者
という構図で捉えられがちです。
しかし、少し視点を変えると印象は変わります。
例えば旅人側が、
- 話術で相手を誘導する
- 言質を取って交渉する
- 水を転売することを目的としている
といった設定で考えると、
立場や役割は逆転する可能性があります。
🧠 ものは考えよう
このように、同じシチュエーションでも
目的や視点を変えることで解釈は大きく変わるというのが演技の面白さです。
テンプレートを理解したうえで、そこから一歩踏み出し、
自分なりの解釈やアプローチを加えることが重要になります。
✨ まとめ
演技においては、
- 基本となるテンプレートを理解する
- その上であえて視点をずらす
- 目的や立場を考え直してみる
といった工夫が、表現の幅を広げることにつながります。
一つの正解にとらわれず、
「ものは考えよう」という視点を持つことで、より自由な演技が可能になります🎭

