30代女性の生徒さんから、
こんなお悩みをいただきました。
「高音になると声がひっくり返ってしまう。
頑張って出そうとすると、裏返るか、喉が苦しくなります。」
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この悩みはとても多く、
ボイストレーニングでも頻繁に見られるケースです。
実はこの「ひっくり返り」、能力不足というよりも、
声帯の使い方のバランスが原因で起きていることがほとんどです。
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高音になると、力任せに声を強く押し上げてしまいがち。
その結果、声帯の閉じ方が不安定になり、途中で空気が漏れてしまうか、
裏声へ急に切り替わってしまうのです。
力は使い方が大事。
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今回のレッスンでは、
まず声帯をきちんと閉じる感覚を取り戻すところから始めました。
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最初に行ったのは、
ボーカルフライやエッジボイスの練習です。
これは、声の一番低い領域で「ジリジリ」「パチパチ」とした、
声というより音を出す発声です。
この音は、声帯が軽く触れ合っているときに生まれます。
つまり、声帯の接触を感じ取るためのとても分かりやすいトレーニングなのです。
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この練習で、
「声帯がくっつく感覚」を身体で確認していきます。
多くの方は普段、息を多く使いすぎているため、
声帯がしっかり閉じている感覚を体感する癖がありません。
エッジボイスは、その感覚を取り戻すための良い入口になります。
次のステップでは、その声帯の閉じ方を保ったまま、
低い音から高い音までゆっくりと滑らかに繋ぐ練習を行いました。
いわゆる「サイレン」のように音を上下させる練習です。
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ここで大切なのは、
高音を出そうと頑張らないこと。大きな声も不必要。
声帯の接触を安定させることに集中します。
満足のいく声量を出そうと力んでしまうと、
また声の不意な切り替わりが起きてしまいます。
この生徒さんも、最初は途中で声が裏返っていましたが、
声帯の接触を意識しながらゆっくり繋いでいくと、
少しずつ滑らかな音の移動ができるようになってきました。
最初出しづらそうにしていた高音もクリア。
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高音がひっくり返ると、
多くの人は「もっと力が必要なのでは」と考えてしまいますが、
これでは一種の偏りをまねいてしまうのです。
だからこそ実際には、その逆を。
必要なのは力だけではなく、声帯のバランスと息の安定です。
声は筋力だけで作るものではなく、
身体の繊細な協調によって生まれます。
少しずつ感覚を整えていけば、
高音は必ず楽に出るようになっていきます。
声の変化は、焦らず丁寧に育てていくものなのです。
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