🎤 はじめに
「高音になると声が裏返る」
「低音が出ない」「音程が狭い」
「もっと自由に歌いたい!」
そんな悩みを持つ方におすすめなのが、
**“音域を広げるための1ヶ月ボイトレメニュー”**です。
音域は“生まれつき”ではなく、
トレーニングで確実に広げることができます。
今回は、ナユタス江坂校のボイストレーナーが、
初心者〜中級者向けに、1ヶ月で声の幅を広げるための練習メニューをステップ式でご紹介します!
🧠 音域が狭い原因とは?
音域を広げるためには、まず「なぜ出ないのか?」を理解することが大切です。
| 原因 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 喉に力が入りすぎている | 高音で喉を締めている | 喉を開く練習 |
| 息の支えが弱い | 息の圧が足りない | 腹式呼吸トレーニング |
| 声帯が固い | 柔軟に動かせていない | スライド発声 |
| 共鳴が使えていない | 口や鼻腔に響かせられない | ハミング・ミドルボイス練習 |
多くの人は「高音=力を入れる」と思いがちですが、
実は“脱力して支える”ことが音域を広げる最大のポイントです。
🗓️ 1ヶ月で音域を広げるボイトレスケジュール
以下のメニューは、1日10〜15分でできる内容です。
継続すれば、1ヶ月で「半音〜1音半」ほど音域が広がる人もいます!
🔹 1週目:喉をリセット&脱力を覚える
目的:喉を開き、柔軟な状態に戻す
🪶 練習1:ハミング(ん〜)
-
口を軽く閉じて「ん〜」と鼻に響かせる
-
低音から高音まで滑らかにスライド
-
喉を開き、響きを感じる
💡ポイント
鼻や頬が“ビリビリ”振動していればOK。
喉が締まる人は、あくびをするように口の奥を広げましょう。
🪶 練習2:リップロール(ブルルル〜)
-
唇を軽く閉じて息を流す
-
5音階(ドレミファソファミレド)で発声
-
力を抜いて、息の流れで声を支える
💡ポイント
喉ではなく息で出す感覚を掴む。
これが音域拡張の基礎になります。
🔹 2週目:裏声のコントロール
目的:高音で喉が閉まらないようにする
🪶 練習1:裏声「フ〜」スライド
-
軽い裏声で「フ〜↑」と音を上げる
-
息漏れを混ぜ、喉を柔らかく
-
高音を出しても喉が痛くないように
💡ポイント
裏声を「弱い声」と思わないこと。
息の流れを意識しながら、声の方向を上へ。
🪶 練習2:地声→裏声スイッチ
-
「ね〜」の発音で低音から高音へスライド
-
地声→裏声へ切り替わる部分をなめらかに
-
最初は裏返ってもOK!
💡ポイント
「裏返らないようにしよう」と思うと力むので、
自然な切り替えを目指しましょう。
🔹 3週目:ミドルボイスの練習
目的:地声と裏声の中間=ミドルボイスを育てる
🪶 練習1:「う〜」で中音域キープ
-
地声と裏声の間の音を探す
-
「う〜」で喉を締めずに保つ
-
息の支えで音をキープする
💡ポイント
喉仏が上下に動かず、安定していれば◎。
これが“ミドル”のポジションです。
🪶 練習2:「ブリッジ練習」
-
「お〜」で低→高→低を滑らかに
-
中間地点(ブリッジ)で力まないように
💡ポイント
お腹を軽く締めながら支えることで、
高音でも安定して出せるようになります。
🔹 4週目:高音&低音の実践トレーニング
目的:音域の限界を少しずつ押し上げる
🪶 練習1:「あ〜↑」ハイトーン練習
-
ミドルボイスで「ア〜」を半音ずつ上げる
-
苦しくなったら1音下げて繰り返す
-
“出し切る”のではなく“慣らす”意識
💡ポイント
喉に痛みが出る前に止めること。
声帯は筋肉なので、オーバートレーニングは禁物!
🪶 練習2:低音ウォームダウン
-
高音練習の後に「う〜」で低音を鳴らす
-
声帯をリラックスさせて整える
これで喉の負担を減らし、翌日も安定して練習できます。
🎶 練習前に必ずやる「ウォームアップ」
喉をいきなり使うと、筋肉が硬直して音域が狭くなります。
練習前のウォームアップで準備しましょう👇
| 時間 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 1分 | 首・肩回し | 首の緊張を取る |
| 2分 | 深呼吸(腹式) | 息の流れを整える |
| 2分 | リップロール | 喉の脱力 |
| 1分 | ハミング | 共鳴を確認 |
たった6分で喉が軽くなり、声の出方が全く変わります。
💪 トレーニングを続けるコツ
-
無理をしない
「出ない音を出そうとする」と喉を壊します。
“軽く触る”イメージで十分です。 -
録音して確認する
自分では出ているつもりでも、音程がズレていることがあります。
スマホ録音で「どの高さが限界か」を把握しましょう。 -
練習時間を固定する
毎日同じ時間に行うと、体が“声を出すリズム”を覚えます。
朝 or 夜どちらでもOK。
📈 音域が広がると変わること
| 変化 | 内容 |
|---|---|
| 歌える曲が増える | 好きなアーティストの曲が自由に歌える |
| 声に余裕が生まれる | 無理なく高音が出る |
| 響きが豊かになる | 喉ではなく体全体で響かせるように |
| 表現の幅が広がる | 声色・感情のコントロールが自在に |
特にミドルボイスが安定すると、
男性はTaka(ONE OK ROCK)、女性はAdoやMISIAのような高音も楽に出せるようになります。
🎧 ナユタス江坂校でできること
ナユタス江坂校では、
「音域を広げたい」「高音が苦しい」「ミドルボイスを習得したい」
という方のために、個別音域拡張トレーニングを実施しています。
-
あなたの声帯タイプを分析
-
喉の力みを取る発声改善
-
音域ごとの練習メニュー作成
-
楽曲に合わせた実践トレーニング
実際に多くの生徒が、
「1ヶ月で高音が1音伸びた」「裏声が安定した」と効果を実感しています。
🌟 まとめ
-
音域を広げるには「脱力+支え」が鍵
-
ハミング・リップロールで喉を柔らかく
-
裏声→地声をつなぐ“ミドルボイス”を鍛える
-
毎日10分でも継続が最強の練習法
-
無理なく続ければ、1ヶ月で確実に変化を感じられる
🎶 体験レッスン受付中!
ナユタス江坂校では、
「音域を広げたい」「高音を出したい」方に向けて
無料体験レッスンを実施しています。
講師があなたの声を分析し、
1ヶ月で変化を実感できるトレーニングメニューをその場でご提案します。
喉の限界を“超える”のではなく、“育てる”。
1ヶ月であなたの声は、確実に変わります。
執筆:ナユタス江坂校 ボイストレーナー Toshi
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江坂でマンツーマンの
ボイトレスクールとダンススクールいえば
NAYUTAS江坂校🎤
ナユタス江坂校は御堂筋線 江坂駅から徒歩1分
江坂ウエストサイドストリート沿いのマクドのビル5F
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