こんにちは🌈マンツーマンボイストレーニングスクールナユタス江坂校です💫
独特の世界観と圧倒的な存在感を放つ米津玄師の楽曲。シンプルに聴く分には心地よいのに、いざ歌おうとすると「思ったより難しい…！」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。当スクールにも、「米津玄師のようにカッコよく歌いたい」という相談をよくいただきます。今回は、ボイトレ講師の視点から“米津玄師の曲をカッコよく歌うためのコツ”をお伝えします。
1. 脱力と息の流れを最優先にする
米津玄師の歌には、力みのないスムーズな声の流れが特徴的に現れます。まず意識したいのは「脱力」。肩・首・喉の余分な力を抜き、息を一定に流し続けるだけでも声の抜けが劇的に変わります。特にサビ前の低音部分は、緊張すると声が沈み込むため、リラックスして息を送り続けることが重要です。
2. “話すように歌う”ニュアンスを取り入れる
米津玄師の歌は、ただ音程を追うだけでなく、語りかけるような繊細なニュアンスが魅力。単語の最初を強くしすぎず、あえて軽く息を混ぜて入ることで、独特の“抜け感”が生まれます。特にフレーズ終わりを丁寧に処理すると、一気に雰囲気が出ます。
3. ピッチを“完璧に合わせすぎない”余裕
意外に思われるかもしれませんが、米津玄師の魅力は完全無欠なピッチよりも「少し揺らぐ味」にあります。もちろん音程を外して良いわけではありませんが、神経質に合わせるより、感情に寄り添った“ゆるさ”を残す方がカッコよく響きます。メロディの中にある余白を、大切に使ってみましょう。
4. 裏声の切り替えを滑らかに
米津玄師の曲には裏声と地声の切り替えが多用されます。ここが雑になると一気に素人感が出てしまうポイント。裏声を出す際は喉を締めず、息をスッと前に流す感覚を優先すると自然なつながりが生まれます。特に「Lemon」のサビのような高音は、力むより“軽さ”を意識しましょう。
5. 自分の声質を活かすことが最も大事
彼の歌い方を真似しようとすると、つい声を暗くしたり、こもらせたりしがちですが、無理な声作りは逆効果。米津玄師が唯一無二であるように、あなたの声にも唯一の魅力があります。まずは自分の声の特色を理解し、その上で米津玄師らしいニュアンスを少しずつ取り入れることで、自然でカッコいい歌唱に仕上がります。
米津玄師の曲は難易度が高いからこそ、歌いこなせた時の達成感は格別です。NAYUTAS江坂校では、発声から表現まで、一人ひとりに合わせたレッスンを行っています。もっとカッコよく歌いたい方は、ぜひ一度体験レッスンへお越しください。あなたの声の魅力を最大限に引き出すお手伝いをいたします✨
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