ー廣瀬陽司のギター講座第２回は前回に続きでアンプについて聞いていきます。
廣瀬：エレキの場合には、どんなアンプで鳴らすかによって、かなり音が違ってきます。
なので、エレキはアンプ選びも重要になってきますね。
アンプは、メーカーやスペックによって様々なので、一概にこれがいいとは言えませんし、
ギター本体とのマッチングも関係してくると思います。
また、どんな場所で鳴らすかでも音は違って聴こえます。
真空管、トランジスタ、デジタル、など回路の種類もいろいろありますが、
練習用としては耐久性の良いトランジスタのアンプが多く使われていますね。
音量・音質に関係するワット数は鳴らすスペースの広さに合わせないと、
アンプ本来の良さが出せない場合があります。
自宅で練習するなら、５〜１５Wくらいで十分だと思います。
僕のレッスンでは、１５Wのマーシャルやフェンダーを生徒と一緒に使っています。
小部屋なら５Wでも大丈夫ですが、個人的にはギター本来の音が聞こえるように、
ワット数は上げています。
車の排気量と同じで、その状況に合った適正のアンプを選べばベストです。
アンプ個々によってサウンドの違いはあるので、その点は好みかもしれませんね。
どんな音楽をやりたいかもありますし。これはいろいろ試していくしかないです。
定番だと、
マーシャル、フェンダー 、国産のローランドJCやヤマハのTHRシリーズなども人気がありますね。
今は他にも沢山のメーカーの種類があるので、上記の話や予算、
実際に鳴らしてみて…などで総合的に決めることをオススメします。
やはり音の話なので、ネットで記載を見るだけで購入するのはあまりオススメできません。
面倒かもしれませんが、できれば楽器屋で実際に音を確かめてみて下さい。
ー最後にギターこれから始めよう考えてる人に一言お願いします。
廣瀬：初めは、想像していたのと実際との違いを感じることもあるかもしれませんが、
プレイや知識が向上すれば音への感覚も同時に養われてくるので、
自分から機材選びやサウンドメイキングする力も付いてくると思いますよ。
初めは何もわからないものです。
１人でも多くの人に、音楽やギターの本当の楽しさに出会ってもらいたいと願ってます。
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