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発声と身体(前編)~ボイトレ・ダンス無料体験受付中 ナユタス府中校

ステージで演劇をする人

「発声と身体のレッスン(魅力的な「こえ」と「からだ」をつくるために)」

(鴻上尚史著/ちくま文庫)という本があります。

作者は日本を代表する劇作家、演出家である鴻上尚史さんです。

この本は序文にある通り一番は俳優へ向けてですが、「こえ」と「からだ」を持つ人

全てが対象だと書かれています。

耳元でささやく

作者の考える「正しい発声」とは

「あなたの感情やイメージがちゃんと表現できる声を手に入れること」

と冒頭に書かれており、内容は身体構造を踏まえた具体的なレッスンに及び、

ボイストレーニングとして非常に有益です。

【発声に必要な5つの要素】として

①決して、焦らないこと

②首、肩、胸、ヒザなどに余計な緊張がないこと

③お腹で声を支えていること

④声が前に出ていること

⑤声のベクトルをイメージすること

以上が挙げられており、それぞれに対応したレッスンが

細かく書かれています。

また声に疑問を持ち、自覚的になることが一番大切だとも

言っています。

歌う女の人

レッスンの中での一例として「s」音レッスンがあります。

日本語は全て「子音」と「母音」でできており、声帯は母音を発音する時震えます。

子音「s」を発声することで声帯を使わずに

横隔膜を使ったウォーミングアップができるというものです。

もし一度でもボイストレーニングをやられた方は

あの時のレッスンはこういう意味があったのかと

腑に落ちることも多いと思います。

舞台の真ん中で歌う外国人女性

「こえ」のレッスンは最後に「こえ」をより魅力的にする5つの要素

①大きさ②高さ③強さ④間⑤音色(音質)について述べたあと

「からだ」のレッスンへと続いていきます。

「こえ」に興味のある全ジャンルの人にお薦めの1冊です!

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