皆さんまたまたこんにちは。ボーカル講師のういです!
このブログでは、皆さんの歌をさらに楽しく・素敵に・思い通りにするためのお役立ち情報をお届けしています♪
今回は、歌うときの声質やキャラ、つまり「どんな声で歌うか?」をどんなふうにコントロールしていくか、その入り口の部分を解説してみます。
ワンパターンな歌にせず、さまざまな魅力を見せるための手数を増やしてくれる内容になりますので、どうぞ最後までお読みくださいね。
まず初めに。人の声の高さとは、音程だけでなく、響き方からも成り立っています。
響き方を調整することで、「音程としては高いが、低い音の成分も入っているので低めに聴こえる声」や、「実は音程はそれほど高くないが、低い音の成分がほ とんどないため、かなり高く聴こえる声」などが作られるのです。
そして、響き方のコントロールを効かせるためには、「身体の中のこの辺りに響かせよう」とイメージすることが効果的です。
試しに、お腹を膨らませ、ドスを効かせて、膨らんだお腹の中に声を響かせる感覚で声を出してみましょう。このように、身体の深いところに響かせると、太い声、世に言う「深い声」を出すことができます。
この声色は、力強さやカッコよさ、熱さ、艶などを演出したい時にピッタリです。一度出してしまえば音程が安定しやすく、力もかけやすいため、思う存分伸び伸びと歌える点も魅力。
また、深い呼吸でなければ出すことができない声なので、発声の基礎をしっかり固めたい方は特に、この発声方法を習得しておいて損はありません。
次に、お腹をゆっくり膨らませ、リラックスして息を流すイメージで、頭の骨や肋骨の辺りに優しく声を響かせてみましょう。こうして、身体の中でも高い位置にある部分に響かせれば、繊細な声、いわゆる「綺麗な声」を出すことができます。
もちろんメインで使っても美しいですが、透き通った聴き心地で抜けの良い音になるため、太い声で歌うフレーズの中にふと入れ込んで恍惚とした感じや解放感を演出するのも素敵です。他にも、響き成分が多く他の音ともよく馴染むので、コーラスパートで使って綺麗なハーモニーを聴かせるのにもおすすめな声色です。
「普段やっている歌い方だと、なんだかこの曲には合わない気がする……」「あの歌手のこういう声色が好きだから、自分も手に入れたい!」など、声質で迷った時はぜひ、この記事のことを思い出してくださいね。
さらに具体的に、どのようなアプローチで理想な歌声を見つけ・近づけていくのか知りたい方は、ぜひ! 講師に相談してみてください♪
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました!
歌を通して伝えたいことや、曲全体を通して作りたい雰囲気についても、ぜひ楽しんで考えてみてくださいね★
それでは、今後も豊かな音楽ライフをお過ごしください☺️
ういでした!