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文豪の作品から伝わる話し方へ

こんにちは。
NAYUTAS千葉船橋校で話し方レッスンを担当しているSHOTAです。
ブログの登場は久しぶりな気がします!よろしくお願いいたします!

さて、皆さんは文学作品はお好きですか?
小説は好きな人は多いと思いますが、日本文学となると難しそうとか、文章が固そうで…
と、苦手なイメージを持たれる方が一定数いるようです。
ただ、そんな中でも「一度読んでみたいとは思う」と言う方は意外と多いようなので、
僕のレッスンでは文学作品の朗読も取り入れています。

今は、永井荷風/著『来訪者』より「蟲の声」の朗読を受講者の皆さんに挑戦してもらっています。
現代文とは違って、漢字の送り仮名が少し違ったり、旧漢字だったり、確かに色々と読むには難しいところもあります。
でも、言葉の使い方や韻を踏んだ心地良い文章の流れ等は流石文豪だと思います。

意味合いを考えて、聞いている人に「伝わる」読みができると、それは話し方にも生きて来ます。

誰が、どうした。何が、なんだ。
当たり前ですが、この主語と述語の関係がブレてしまい、「上手く伝わらない話し方になってしまう」
こう言う悩みを持って来られる方が増えたように感じます。

今、伝えなければならない事は何なのか、
この文章の中で一番重要な事は何なのか、
作者の言いたいことは何なのか、

コレをしっかり相手が分かるように話す事が重要です。
ただし、結論だけを伝えてもいけません。
そうなった理由は何なのか、どう言う事があってそうなったのか、過程や原因等の付属情報も分かりやすく伝えられる技術を身に付けることも大切です。

この付属情報を文章から探し出す事が意外と難しいんですよね。
どれが必要情報でどれが必要じゃない情報なのか、それを見つけるのは慣れの部分もありますが、ある程度見分ける方法があります。

僕の話し方レッスンではただ文学の朗読をするだけではなく、こう言う「上手く伝えられる話し方」も学びます。
もし気になったら、話し方レッスンを受講してみてくださいね!