こんにちは。ギター講師のseiyAです。
ワールドカップ観てますか?僕は一日2、3試合観てるので、寝不足続きで辛いです。(笑)
普段から欧州のサッカーを追いかけている僕は、この選手は代表ではこんなプレースタイルになるんだなとか、
この国の戦術がトレンドになるのかなとか、一人でぶつぶつ言いながら楽しんでます。
最先端の戦術は常にあって、皆がそれを追ったり、壊したりしますが、
国が真剣にぶつかるこういった大会では、元々持っている各国のスタイルや、お国柄が如実に出る瞬間がたくさんありますよね。
それぞれの個性に合った確固たるスタイルを持つのはもちろん大切で、それをいつも新鮮に維持したり、進化させたりするには、
別の文化や考え方に触れることは必要なことだなと常日頃感じております。
皆さまの中で音楽をやっている方は、それぞれご自分の演奏するジャンルがあると思いますが、
たまに煮詰まったとき、世界のいろいろな音楽に目を向けて、刺激を求めてはいかがでしょうか。
今日は、僕が今まで旅行して聴いてきたストリートミュージックの中で好きなものを書いていきます。
【チュニジア音楽】
チュニスなどの街を歩いたりお店にいると、とにかく弦楽器の音がたくさん聞こえてきます。
基本的には、アラブ黄金期の宮廷音楽を発達させたものだそう。
撥弦楽器のウードが特徴的な音階を奏でて、とにかくかっこいいです。
チュニジアに限らず、アラブ音楽は力が湧きますね。
【フラメンコ】
スペインといえばギター発祥の地。
スペインには、至る所にギターを演奏している人がいて、皆とんでもなくレベルが高いです。
日本においても、主流ではないですが解りやすく、馴染み深いサウンドですよね。
一曲の中に、色んな感情が折り重なっていて、熱くなりますね。
パコ・デ・ルシアというギタリストは、もともとローカル色の強いアンダルシア音楽を、超絶テクとハーモニー使いでポピュラーにした人です。
【ジプシースウィング】
フレンチな哀愁たっぷりのジャズです。
ジャンゴラインハルトというギタリストが生み出しました。
伝統的なジプシー音楽の音階で、ジャズを弾くというないようですが、ギターの伴奏とヴァイオリンのメロディーラインのコンビネーションが最高にかっこいいです。
パリに行った時、大変貴重な本物のマカフェリギターを演奏させて頂いたのはいい思い出です!
是非、異国のサウンドを注入してみてください。