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ギター奏法解説 – 第ゼロ感 / 10-FEET – PART.2

こんにちは。ギター講師のseiyAです。
前回に続き、第ゼロ感 / 10-FEET 楽曲ギター奏法解説したいと思います。

PART2ではまずブリッジミュートというテクニックをお伝えします。
曲中に出てくる”ズンズン”という音です。
左手は、相変わらず654弦の解放。
ギターのボディから弦が出てきているところに金具(ブリッジ)が付いていると思いますが、そこと弦の始まりの境目くらいの位置に右手の小指側の側面を触れさせます。
触れさせたままコードを弾くと、サステイン(音の長さ)が短くなって出てくると思います。
それを連続してピッキングすると、ズンズンと、何ともヘヴィな音が生まれます。
特にドロップⅮチューニングとの相性がいいので、楽しんでみてください。

その次に543弦を使ったパワーコードのフレーズ。
5弦5フレット、4弦7フレット、3弦7フレットを押さえ、指の形そのままに、2つ左に、そして3つ右に一回ずつ弾きます。
この際、6弦は弾かないので、当たらないように気をつけましょう。
指の移動は、極力素早く、それぞれの音をしっかり伸ばすとカッコよく弾けます。

ここまでで1フレーズ。文字にすると、ジャーズンズンジャージャジャ。
これを3回。4回目は、最後のジャージャジャが、6弦と5弦の6→5→3フレット。
6弦の音を下げている分、人差し指の位置が上がり、指一本で弾けます。

これで、第ゼロ感ギターリフ、マスターできたかと思います。
綺麗に、歯切れよく聴かせるために細かい注意は必要ですが、比較的簡単に、カッコいいフレーズが弾けたのではないかなと思います。
今回の幾つかの奏法を覚えると、色々なハードロック・ヘヴィメタルに使えますので、是非深めに歪ませて、環境が許す程度に大きな音で、楽しんで頂けたらと思います!