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♪LiLi先生のボイトレ知識 【腹式呼吸②】♪

歌が上手くなりたい

カラオケで高得点を出したい

友達に褒められる歌声になりたい

音楽を仕事に…。

そんな願いを心に秘めている人、いませんか?

NAYUTAS 八王子校のボイストレーナー

LiLiがちょっとしたコツをお教えします!

前回に引き続き、歌の土台を作り上げる

【腹式呼吸】についてお話します。

 

前回の記事で腹式呼吸がどんな状態か、

理解できたかと思います。

 

まだ前回の記事を読んでいないよって人は

↓コチラをクリック↓

【腹式呼吸①】

 

今回の【腹式呼吸②】では、

腹式呼吸の原理についてもう少し詳しく解説しようと思います!

前回で理解していただいた、

「腹式呼吸をすると、お腹が膨れる」

もう少し深堀りしていきましょう!

では、吸い込んだ空気は

体のどこに入ってると思いますか?

考えてみてください!

 

 

答えは…。

↓↓↓

「肺」です。

「お腹」が膨らむからお腹に入っていると思った人は残念〜💦

空気は肺にまでしか入りません。

肺で取り込まれた酸素は〜といった話は、

ここでは置いておきますが、

「空気」は、肺にまでしか入りません!

では、何故お腹が膨らむのでしょう?

その原理は、肺がただの「袋」だからです!

袋に空気を吹き込んで、思いっきり潰すと、

空気が袋の口から出ていきますよね?

「肺」という臓器は、自分の力で動くことの出来ない袋です!

では、袋にいっぱい空気を入れようと思ったら

どうしたらいいと思いますか?

 

普通の袋の場合

・袋の口を開けて振り回す

・息を吹き込む

・袋の口と反対側を引っ張る

等々、考えられますが、

体内の袋を振り回すことも息を吹き込むこともできないので、袋の口と反対側を引っ張ってみましょう。

その引っ張る動きをしているのが

「横隔膜」さんです!

ただの袋である、

「肺」は「横隔膜」がいないと

空気を取り込むことさえできません。

肺の下にくっついてる

「横隔膜」という筋肉が下に下がることで、

「肺」という「袋」が引っ張られて

「肺」に空気が入るという仕組みです!

 

でも、1つ問題点があります。

「横隔膜」の下は、すぐにお腹です。

お腹には内蔵がたくさんあります。

内蔵が邪魔で横隔膜が動けなかったら

肺に空気が入らないので大変です!

そこで、腹筋の1種である、

「腹横筋」を筆頭にお腹周りの筋肉達が

「横隔膜」さんを手伝うために

「内蔵」達をお腹の前の方に押し出してくれるのです!

そうして、内蔵が押し出されるので、

息を吸うとお腹が膨らむ

といった原理になっております!

まとめるとこうなります

 

大きな歌声を出したい

肺に空気をたくさん入れたい

横隔膜が下がらなければいけない

内蔵を前に押し出す

【お腹が膨らむ】

横隔膜が下がり、肺にたくさん空気が入る

大きな声が出る!

 

ちょっと難しい話だと感じた方は、

深く考えずに前回の記事に書かれてある

【step3】のトレーニングをやってみましょう!

もっと詳しく知りたい人は、

【腹式呼吸③】へお進み下さい!

 

腹式呼吸③はまた次回!お楽しみに♪