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ボーカリストに腹筋のトレーニングは必要?歌と筋肉の関係

こんにちは!NAYUTAS福岡博多駅前校のモリタです!
歌を上達させるためには、腹筋を鍛えることが有効だと言われていますが、本当にそうでしょうか?今回は、歌と腹筋の関係や、効果的なトレーニング方法について紹介します。

1.歌と腹筋の関係

歌を歌うときには、身体全体のバランスを保ちながら、声を出す必要があります。そのためには、腹部や腰回りの筋肉が重要な役割を果たします。特に、お腹の筋肉は、姿勢や呼吸法に関わっています。鍛えると、身体のバランスがよくなり、声量や音域の幅が広がることがあります。しかし、腹筋を鍛えるだけでは効率が悪いです。歌に必要なのは、横隔膜や腹斜筋という腹式呼吸に関わる内側の筋肉になります。
横隔膜は、肺の下にある膜のような筋肉で、呼吸に関わっています。横隔膜が収縮すると、肺に空気が入ります。横隔膜が弛緩すると、空気が肺から出ます。この横隔膜の動きを利用して行う呼吸法を腹式呼吸といいます。腹式呼吸をすると、より多くの空気を取り込んで、声に乗せることができます。
腹斜筋は、腹直筋の奥にある筋肉で、腹式呼吸にも、体の屈曲にも作用します。腹斜筋には、外腹斜筋と内腹斜筋という2種類があります。腹斜筋を鍛えると、横隔膜の動きを支えたり、呼吸に合わせて体のバランスを調整したりできます。

2.効果的なトレーニング方法

歌に必要な横隔膜や腹斜筋を鍛えるには、どのようなトレーニング方法が効果的でしょうか?ここでは、おすすめのトレーニング方法をいくつか紹介します。
・ドッグブレス:ドッグブレスは、犬が舌を出してハッハッハッと呼吸するように息を繰り返すトレーニングです。力を抜いて、ハッハッハッと呼吸を繰り返します。このとき、お腹の動きに注目してください。お腹が呼吸に合わせて動いているのがわかれば、横隔膜を使って呼吸している証拠です。1秒間に吸って吐いてを繰り返す動作を30秒で1セットです。このトレーニングを続けることで、横隔膜の動きに慣れて、腹式呼吸ができるようになります。

・バイシクルクランチ:バイシクルクランチは、腹斜筋の中でも内腹斜筋を鍛えられるトレーニングです。仰向けに寝転がって、膝を90度曲げて持ち上げます。手は頭の後ろに当てるようにして、おへそを覗き込むように上半身を持ち上げます。そのまま、左肘と右膝、右肘と左膝を交互に近づけるようにして、自転車をこぐような動きをします。このとき、お腹に力を入れて、背中を丸めないように注意してください。

・サイドエルボーブリッジ:サイドエルボーブリッジは、腹斜筋の中でも外腹斜筋を鍛えられるトレーニングです。横向きに寝転がって、肘を床につきます。そのまま、腰を持ち上げて、体を一直線にします。このとき、お腹に力を入れて、腰が下がらないように注意しましょう。この姿勢を10秒から30秒ほどキープして、反対側も同様に行います。

〇まとめ

歌を上達させるためには、腹筋ではなく、腹式呼吸に使う横隔膜や腹斜筋を鍛えることが大切です。上記のトレーニング方法で、歌に必要な筋肉を鍛えてみましょう。

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