こんにちは!
本厚木校の采です!
「喉の力を抜こう」とすると逆に苦しくなる理由
「喉の力を抜こう」「喉をリラックスさせよう」
と思えば思うほど、余計に力が入ってしまう……。
そんなループに陥っているとき、一度チェックしてほしい場所があります。
それは「下あご」です。
実は、喉とアゴの筋肉は密接につながっています。
下あごにグッと力が入っていると、喉の通り道は物理的に狭くなってしまうのです。
まずは「脱力」よりも“口の形”を整える
しかし、その脱力を意識する前に、
まず確認していただきたいことがあります。
それは、「口がしっかり縦に開いているかどうか」です。
レッスンをしていてよく目にするのが、
そもそも口が動いていないケースです。
「まー(母音は“あ”)」と歌っているつもりでも、
実際は口が横に引けて「い」の形になっていたり、
上下の歯の隙間がほとんどなかったりする方が意外と多いのです。
この状態の方は、最初から「脱力」だけを意識すると、
さらに口が開かなくなってしまいます。
まずは、最初は少し力が入っても構わないので、
指が2〜3本縦に入るくらい、しっかりと口を開ける練習から始めてみましょう。
「正しい形」を体に覚え込ませることが先決です。
まずは縦に開ける感覚を掴み、それに慣れてきたら、
次のステップとして「余計な力を抜いていく」
という順序で進めるのが上達への近道です。
アゴの関節を“解放する”感覚を持つ
そして、形が作れるようになってきたら、
いよいよ「耳の付け根にある“アゴの関節”を、ふわっと解放してあげる」
段階へ移ります。
口を大きく開けているのに、なぜか喉が苦しい……。
そんな時は、耳の穴のすぐ前にあるアゴのジョイント部分に指を当ててみてください。
もしそこが硬く盛り上がっていたり、
突っ張っていたりしたら、それはアゴの筋肉が
「口を閉じよう」と頑張りながら、無理やり口を開けているサインです。
イメージしてほしいのは、
「アゴが頭から優しく外れて、ブランコのようにぶら下がっている」感覚
あるいは、「耳の下に指が一本分、スッと入るような隙間が空いている」
ようなイメージです。
アゴを自分の意志で「開ける」のではなく、
支えを外して「ポトッと落とす」だけ。
そうすると、アゴの付け根の緊張が解け、
連動して喉の奥も自然にポッカリと空いていきます。
「形」→「脱力」の順番が声を変える
アゴというブレーキを外してあげるだけで、
あなたの声はもっと楽に、
鼻腔の奥へとスムーズに響いてくるようになります。
まずは「形」を作り、次に「力み」を手放す。
この二段構えで、あなたの声の可能性を広げていきましょう!
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