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【采先生】滑舌シリーズ⑥: 「ら行」のしなやかな弾きと、「わ」で魅せる口元の連動|NAYUTAS本厚木校

こんにちは!
NAYUTAS本厚木校采です!

全6回にわたってお届けしてきた滑舌シリーズも、いよいよ最終回です!

トリを飾るのは、多くの人が「苦手…」と感じやすい
「ら行(ら・り・る・れ・ろ)」と、一音だけで唇を大きく使う「わ」の攻略法です。

1. 「ら行」は、舌先で天井を叩く「はじき音」

「ら行」がうまく言えず、こもったり、別の音に聞こえてしまったりする原因は、
舌の「当てる位置」と「スピード」にあります。
ら行は、専門用語で「弾音(だんおん・はじきおん)」と呼ばれます。
舌先を上の歯茎の少し後ろ(硬い上あごの始まりあたり)に一度つけ、
そこから手前に向かって「パチンッ」とほうきで床をはくように、しなやかに弾いて出す音です。

キレを出すコツは、舌を上あごに「押し付けすぎない」こと。
力が入ってベタッと押し付けてしまうと、舌が重くなり、素早く弾くことができません。
ここで活きてくるのが、第1回でお話しした「アゴの脱力」です。
アゴがリラックスして下がっているからこそ、
舌だけが軽やかに、自由自在に上あごを叩くことができるのです。

2. 「わ」は、唇を瞬時にすぼめて広げる「半母音(はんぼいん)」

一方の「わ」は、子音と母音のちょうど中間に位置する、少し特殊な音です。
「わ」を発音するとき、口の中では一瞬だけ母音の「う」に近い形(唇を丸めてすぼめた状態)が作られています。
そこから一気に、次の母音である「あ」の形へと、唇を開放することで生まれる音です。

「わ」が「あ」に聞こえてしまう人は、
この最初の「すぼめる動き」をサボってしまっていることが多いです。
大げさにタコのような口にする必要はありませんが、
ほんの一瞬だけ唇に「集まる時間」を作ってから「あ」へ移行する。

このメリハリが、クリアな「わ」を作る秘訣です。

全6回を通して…

全6回を通して、舌の位置、息の通り道、そして唇の閉じ方など、
たくさんのコントロールをお伝えしてきました。

滑舌を良くするというのは、
声を張り上げることでも、口を無理やり大きく開けることでもありません

リラックスした状態から、それぞれの音が持つ「正しい仕組み」に合わせて、

舌や唇を一番効率の良いルートで動かしてあげること。
最初は一音ずつ、サボらずに形を意識する。
慣れてきたら余計な力を手放していく。

このステップを大切に、ぜひ日々の発声や会話の中で、
「舌のエレベーター」や「息のホース」を心地よく躍動させてみてください!

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