暑い日が続いていますがお元気ですか。
ナユタス講師の JUN です。
レッスンに通われるようになったきっかけや、改善したいことを伺ってみると、
ボーカルクラス、話し方、声優クラス、カリキュラムは違っても共通する点の一つに、
負担をかけずに声帯を使う方法を学びたいと言う要望があります。
高音やミックスボイスを出せるようになりたい、話し声が枯れないようにしたい、
発声の基礎を学び、よく通る声がでるようになりたいなど目標を持っていらっしゃいます。
でも一生懸命練習した時ほど喉が痛くなってしまったということがあります。
夢中になって力み、喉に負担をかけてしまうのです。
そこで、レッスンでは感覚だけに頼るのではなく仕組みを説明して理解していけるようにしています。
まずは、喉はこんなに楽なんだと分かっていただけるよう、
「息を止める感覚」を掴み、その状態のまま声を出す」声門閉鎖(声帯閉鎖)をやっていきます。
声門閉鎖とは、左右の声帯をピッタリ閉じ、息漏れのない芯のある声を出す技術です。
これができると、かすれのない力強い高音や、安定したロングトーンが出せるようになります。
具体的なやり方とトレーニング方法
1. 息を止める
まず口を開けて「あー」と声を出し、途中で息を「ピタッ」と止めてみる。
息が止まった瞬間、喉の奥が閉じているのが「声門閉鎖」の状態です。
2. 実際のトレーニング
喉に余計な力を入れず声帯を閉じるために次の 2 つの練習をしています。
【エッジボイス】
リラックスして、最も低い声で「あ・あ」とガラガラした音を出すと、
声帯が最小限の力で閉じ、細かく振動するのがわかります。
このままの力で音程をあげていきます。
【ハミング】
口を閉じて「んーー」と鼻の頭を響かせるように発声します。
息が漏れにくく、喉に負担をかけずに閉鎖筋を刺激できます。
同時に副鼻腔に息が入り音の響きを感じることができます。
ここで、練習時の注意点をお伝えします。
喉を締め付けない(力まない)ことです。
「閉じる」を意識しすぎてギューッと喉を絞めてしまうと、喉を痛める原因になります。
閉鎖は「強い力で固める」のではなく「優しくそっと合わせる」イメージで行ってください。
次に息を流しながら行うことです。
声門閉鎖は、適切な息の流れがあって初めて綺麗な声になります。
息を完全にせき止めるのではなく、少量の息を効率よく声に変える意識を持ちましょう。
これができたとき、なんでこんなに喉も楽で声もでるんだろう?とみなさんびっくりされます。
ちょっとした意識の持ち方で声は大きく変わります。
皆さん、ぜひやってみてくださいね
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