皆さん、こんにちは!
ナユタス本厚木校、ボーカル講師のゆーです🙇♂️
今回は、プロ志望の方向けに、
ミックスボイスをさらに一歩進化させるための応用練習法をご紹介していきます!
「なんとなくミックスは出せるけど、サビやライブで使うと安定しない…」
「もっと地声っぽく、高音でも太さを出したい!」
そんな方にぴったりの内容です✨
ミックスボイスは、ただ「裏声と地声をつなぐ」だけではなく、
実際の楽曲の中でどれだけ自由に動かせるかが重要になります。
今回は、実践的なミックスの完成度を高めるためのアプローチを5つご紹介します!
1. 高音アクセント練習(フレーズの中で”張り感”を作る)
ミックスが安定してきたら、
次はサビや見せ場での「張り」をコントロールする力が必要になります。
やり方:
1. 「na」「ya」「wa」などの音でスケール練習をします。
2. 高音部分だけ、ほんの少し張り気味の音色を意識して出してみましょう。
ポイント:
・「喉で押す」ではなく、「空気の勢い+軽いアクセント」で張るイメージ。
・声帯をしめるのではなく、息のスピード感でアタックを作るのがコツです。
2.ブレイクポイントの活用(わざと裏返してから戻す)
ミックスの不安定さは、
ブレイクポイントの処理が原因になっていることが多いです。
あえて「裏返る声」を出して、
そこからなめらかに戻す練習をしてみましょう!
やり方:
1. みぞおちの呼吸感覚を触りながら確認する。
2. 一度ひっくり返してから、戻す感覚をつかみます。
ポイント:
・「失敗から戻す力」が身につくことで、実践での柔軟性がアップします!
・支えを意識して、喉ではなく“みぞおち”で声を戻す感覚を磨きましょう。
3.サビの一節をミックスで仕上げる
プロを目指すなら、
実際の曲のフレーズで練習することが最も大切です。
やり方:
1. 自分が歌いたい曲のサビを1フレーズ選びます。
2. ミックスボイスで「音程」「リズム」「音色」「滑らかさ」に注目して歌ってみましょう。
3. 録音して客観的に聴き、改善点をチェックします。
ポイント:
・録音を聞く習慣があるかどうかで、上達のスピードが大きく変わります!
・「出す」だけでなく、「どう聴こえるか」を意識することがプロへの第一歩です。
4.地声っぽさを強化する「Mum・Ng・Nya」練習
高音でも「地声っぽく、芯のある声」を出すには、
声帯のバランスが鍵です。
やり方:
1. 「Mum(マム)」「Ng(ング)」「Nya(ニャ)」など、鼻に響かせやすい音でスケール練習。
2. 声がスカスカにならないよう、息漏れを防ぎつつ響かせましょう。
ポイント:
・閉鎖が強すぎると苦しくなるので、「柔らかく、でも芯がある」声を目指します。
・抜けすぎず、押しすぎず。“ナチュラルに鳴っている”感覚を大事にしてください!
5.ミックスでフェイク・リフトを入れる練習(できる人のみ)
プロを目指すなら、声を自由に動かせる柔軟性が必要です。
ミックスで細かく動けるように、簡単なフェイクやリフを取り入れてみましょう!
やり方:
1. 「ド→レ→ミ→レ→ド」など、3〜5音の簡単な音型を繰り返します。
2. 音程を少しずつ上げて、高音でも滑らかに出せるように練習。
ポイント:
・ミックスが「固まりすぎて動かない」人に効果的です。
・息の流れを止めず、母音をコントロールしてニュアンスをつけましょう!
ミックスは「自由に動かせてこそプロレベル」
プロ志望の方は、単にミックスが出せるだけでなく、
音色・強弱・ニュアンス・タイミングを自由自在にコントロールできる必要があります。
今回の練習法を参考にして、
「音楽の中でミックスボイスを表現に変える」感覚を磨いていきましょう!
次回は、「表現力の応用法」をテーマにお届け予定です!
お楽しみに!✨
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