皆さん、こんにちは！
ナユタス本厚木校、ボーカル講師のゆーです🙇♂️
今回はいよいよシリーズ⑮
これまでの「ミックス基礎」「表現力」「応用テクニック」を踏まえ、
プロ志望の方が“本番で使える声”を作るための実践トレーニング を紹介していきます。
ミックスボイスがある程度安定してきた人は、
ここから先の“細かい精度の差”がクオリティを左右します。
レッスンや自主練に取り入れてみてください！
1.プロ必須の「アタック精度」トレーニング(すごく大事)
プロとアマの明確な差は、 1音目のアタックの安定感と存在感 にあります。
ミックスボイスは声区が混ざるため、 アタックが弱くなる人が非常に多いですが、
これは狙いと状況に応じて変えられないといけません。
● トレーニング方法
1. 「ア・エ・オ」母音で、短くハッキリと発音
2. 次に同じ音をミックスでアタックして録音
3. “最初の0.05秒”の立ち上がりを比較する
2.高音ミックスの“ダメ押しパワー”を作る p→mf→ff 連続発声
● トレーニング方法
1. メロディの高音部分を「弱いミックス（p）」で出す
2. 同じ音を「普通（mf）」で
3. 最後に「強め（ff）」で
4. p → mf → ff をノーブレスで繋ぐ
この練習は、声帯の閉鎖・息の量・共鳴を精密に調整する必要があるため、
プロ志望者向けの超実践トレーニングです。
3. 表情と声色を連動させる“映像映えミックス”
今の時代、歌は“音”だけでなく 映像での伝わり方も求められます
ミックスボイスは、表情の使い方で 声のニュアンスが大きく変わるのが特徴です。
● トレーニング方法（鏡 or スマホ撮影）
• 真顔でミックス → 明るい表情でミックス
• 少し悔しげな表情 → サビで解放する表情
これを撮影して比較すると、 声の色が大きく変わるのが実感できます。
ボーカリストとして“画面に映る声”を作りたい人は必須。
いかがだったでしょうか？
プロ志望の方向けに ミックスボイスを“本番仕様”に仕上げるための
高難易度トレーニングを紹介しました。
ミックスボイスは
「安定 → 表現 → 実戦」
の順で磨いていくと、一気にクオリティが上がります。
まだまだ練習し始めた方もゆっくりと練習をしていけば、
必ず綺麗なミックスボイスを使えるようになるのでぜひ練習してみてください。
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