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ボイストレーニングコース

ボイトレに欠かせない発声練習の種類を紹介!

歌唱力の向上や、はっきりとした話し方を身につけるためには、日々の発声練習が欠かせません。しかし、「発声練習」と一言で言っても、その種類は多岐にわたります。ここでは、効果的な発声練習をいくつかご紹介します!

1. 呼吸法

発声の基本となるのが呼吸です。特に、歌唱やスピーチにおいては、安定した息の供給が重要になります。

腹式呼吸: 息を吸い込む際にお腹を膨らませ、吐き出す際にへこませる呼吸法です。横隔膜を大きく動かすことで、肺活量を効率的に使い、安定した声を出すことができます。仰向けに寝て、お腹に手を置いて練習すると感覚をつかみやすいでしょう。

2. リップロール(リップトリル)

唇を軽く閉じた状態で息を吐き、唇を「ブルブル」と震わせる練習です。

効果: 唇と声帯のウォーミングアップになり、余計な力みを抜いてスムーズな発声を促します。音程を変えながら行うことで、声帯の柔軟性を高める効果も期待できます。

3. タングトリル(巻き舌)

舌先を口蓋に軽く触れさせ、息を吐きながら舌を「Rrr…」と震わせる練習です。

効果: 舌の筋肉をほぐし、滑舌の改善に役立ちます。特に、日本語の「ラ行」などの発音をクリアにするのに効果的です。リップロールと同様に、音程を上下させながら行うと良いでしょう!

4. ハミング

口を閉じたまま「んー」と声を出して歌う練習です。

効果: 声帯に負担をかけずにウォーミングアップができ、響きのある声を出す感覚を養います。鼻腔や頭部に響きを感じながら行うと、共鳴を意識した発声につながります。
口を開けたまま口から声や息が漏れないように「んー」と歌ってみる練習も実はとても効果的です。こちらもぜひ試してみてください!

5. 母音の発声練習

「あ」「い」「う」「え」「お」といった母音を、一つずつ丁寧に発声する練習です。

効果: 口の開け方や舌の位置を意識することで、クリアな発音を身につけることができます。鏡を見ながら、口の形が適切か確認するとより効果的です。

6. 子音の発声練習

「パ・ピ・プ・ペ・ポ」や「タ・チ・ツ・テ・ト」など、様々な子音と母音を組み合わせた発声練習です。

効果: 子音を正確に発音する力を高め、滑舌を向上させます。早口言葉なども取り入れると、より実践的な練習に!

7. スケール練習

ドレミファソラシドなどの【音階(スケール)】を、一定のテンポで発声する練習です。

効果: 音程の正確性を高め、音域を広げる効果が期待できます。徐々にテンポを上げたり、異なるキーで練習したりすることで、表現力が向上します。

今紹介した発声練習は、毎日少しずつでも継続することが大切です。ご自身の目的やレベルに合わせて、これらの練習を組み合わせてみてください。継続することで、きっとあなたの声は大きく変わっていくはず‼️

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