NAYUTAS蒲田校です。
「プロの歌手のような美しいビブラートをかけられるようになりたい」というご相談をよくいただきます。ビブラートは歌に表現力と深みを与える重要なテクニックですが、正しい練習法を知らないと、なかなか習得が難しいものです。
「ビブラートをかけたいけど、やり方がわからない」「無理にかけようとすると声が震えすぎてしまう」「自然な揺れができない」…そんなお悩みを抱えていませんか?実はビブラートは、正しい基礎練習によって、誰でも確実に習得できるテクニックです。
今回はボイトレ初心者の方でも、今日からすぐに実践できるビブラートの基礎練習法をご紹介します。
ビブラートとは?理想の「横隔膜ビブラート」を理解する
ビブラートとは、音程を規則的に1秒間に5〜7回程度上下させることで、声に心地よい揺らぎを与える歌唱テクニックです。
ビブラートには主に「横隔膜ビブラート」「喉ビブラート」「顎ビブラート」の3タイプがありますが、この中で【最も自然で美しいとされ、プロが理想とするのが「横隔膜ビブラート」】です。
これは、横隔膜(お腹と胸を分ける膜状の筋肉)を上下に動かす腹筋の動きによって、規則的な息の流れを作り出すことで生まれます。基礎練習は、この横隔膜の動きを体で覚えることが重要です。
基礎練習①:理想の揺れ「横隔膜の動き」を体感する
ビブラート習得の第一歩は、声の揺らぎを支える横隔膜の感覚を掴むことです。
- 腹筋に意識を集中する:まず「あー」と安定した声を出しながら、お腹の少し上(みぞおちのあたり)を素早く軽く、押したり緩めたりを繰り返します。
- 声の揺れを確認する:この時、まるで腹筋がポンプのように動くことで、声が自然に「アーーアーーアーー」と規則的に揺れる感覚を確認してください。
最初は大げさな動きでも構いません。この練習を通じて、横隔膜による声の揺れとはどういうことかを体に覚え込ませましょう。
基礎練習②:音程の上下を意識的にコントロールする
横隔膜の揺れの感覚が掴めたら、次は音程の上下を意識的にコントロールする練習です。
- 半音を意識する:まず「あー」と基準の音程を出し、そこから半音程度上げたり下げたりを繰り返します。
- テンポを徐々に速くする:最初はゆっくりとしたテンポで「あー(基準)→あー(半音上)→あー(基準)→あー(半音下)」と明確に音程を上下させます。
- 目標の回数へ:慣れてきたら、徐々にテンポを速くし、最終的に1秒間に5〜7回の揺れを目標にします。
この時、喉に力が入って声が詰まらないよう、リラックスした状態を保つことが大切です。
基礎練習③:ロングトーンにビブラートを「加える」
音程の上下がスムーズにできるようになったら、実際の歌唱に近い形で練習します。
- 声を安定させる:まず「あー」と安定したロングトーンを3秒程度出します。
- 揺れをスタートする:声が安定したことを確認したところで、練習②で掴んだ横隔膜の動きを使ってビブラートをかけ始めます。
不安定な音程の上にビブラートをかけても美しい響きにはなりません。まずは真っ直ぐな声をしっかりと作り、そこからビブラートを「加える」という順序を守りましょう。この練習を毎日5分続けるだけで、効果を実感できます。
基礎練習④:好きな曲のフレーズで実践
基礎練習でビブラートの形が整ってきたら、好きな曲で試してみましょう。
- 最初はバラード:ゆっくりとしたバラード曲の、サビの最後の音やフレーズの語尾など、ロングトーンが多い箇所から始めるのがおすすめです。
- 効果的に使う:ビブラートはすべての音にかける必要はありません。フレーズの最後や、特に感情を表現したい部分に使うことで、歌全体に深みと説得力が生まれます。
プロの歌手が【「どこで」「どのくらいの速さで」】ビブラートを使っているかを研究することも、非常に有効な練習となります。
まとめ:NAYUTAS蒲田校で確かな技術を
ビブラートは、正しい方法で練習すれば必ず習得できるテクニックです。
独学で「喉ビブラート」や「顎ビブラート」に頼ってしまうと、不自然な震えにつながり、修正が難しくなります。
NAYUTAS蒲田校では、採用率わずか10%の厳しい選考を通過したプロ講師が、あなたの声の特徴に合わせ、【理想的な「横隔膜ビブラート」】を習得するためのマンツーマントレーニングを提供します。
JR蒲田駅・東急蒲田駅から徒歩4分という好立地で、月1回から始められる柔軟な料金プランをご用意。体験レッスン後の入校率は80%以上と、多くの方に確実に上達を実感いただいています。
独学では限界を感じている方、プロの指導で効率的に上達したい方は、ぜひNAYUTAS蒲田校の無料体験レッスンにお越しください。あなたの歌に表現力と深みを加えるお手伝いをさせていただきます。
プロ講師による丁寧な指導とアットホームな雰囲気を実感してみませんか?

