NAYUTAS蒲田校スタッフです。 朝晩の冷え込みが厳しくなり、体調や声のコンディションを崩しやすい季節ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
「バラードのロングトーンが最後まで続かない」
「長く声を出していると音程がふらついてしまう」
「息が続かなくて途中で声が途切れる」
そのお悩み、実は正しい基礎練習で確実に解決できます。
今回は、ボイトレ初心者の方でも今日から実践できる、ロングトーンを劇的に安定させるための4つの練習法をご紹介します。
なぜロングトーンが安定しないのか?3つの根本原因
ロングトーンが安定しない主な原因は、以下の3つです。
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息のコントロール不足: 声の出し始めに一気に息を使いすぎ、途中で息が足りなくなる。また、息の圧力が不安定で音程がふらつく。
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喉への力の入れすぎ: 長く声を出そうとして喉に力を入れると、かえって声帯が疲れやすく、音程も不安定になる。
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姿勢の悪さ: 姿勢が悪いと呼吸が浅くなり、十分な息の量を確保できず、結果として声の土台が崩れる。
練習法1 15秒を目標に!「ろうそくの炎」をイメージした息の安定訓練
ロングトーン安定の第一歩は、息を一定の圧力で長く吐き続ける練習です。
まず、鼻から深く息を吸い込み、お腹(横隔膜)を膨らませます。そして、口を少し開け、「漏れるような「ふー」」というイメージで、できるだけ長く、一定の強さで息を吐き続けます。まるで、目の前にあるろうそくの炎が揺れないように息を吹きかけるイメージです。
最初は10秒程度でも構いません。大切なのは、最初から最後まで同じ強さで息を吐き続けること。この練習を続けることで、息のコントロール力が向上します。慣れてきたら、15秒、20秒と徐々に時間を延ばしていきましょう。
練習法2 ふらつきゼロへ!「頭の中で鳴らす」音程キープトレーニング
息のコントロールができるようになったら、実際に声を出して音程の安定性を高めます。
自分が楽に出せる音程で「あー」と声を出し、できるだけ長く同じ音程を保ちます。(できれば録音して、音程のふらつきを確認しましょう。)
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安定させるコツ: 声を出す前にその音程を【しっかりとイメージ(=頭の中で鳴らす)】すること。
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練習方法: ピアノやアプリで正確な音を確認し、その音を頭の中で鳴らしながら声を出しましょう。さらに、喉ではなく、お腹の力で息をコントロールするイメージで声を支えることが重要です。
練習法3 無理せず確実に!メトロノームで図る段階的タイムアタック
ロングトーンの練習は、無理をすると喉を痛めます。無理をせず、段階的に時間と目標を区切って延ばしていくことが大切です。
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ステップ1: 安定した5秒のロングトーンを完璧にする。
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ステップ2: 安定したら、7秒にチャレンジ。
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ステップ3: 安定したら、10秒にチャレンジ。
練習する時は、メトロノームやタイマーを使って正確に時間を測り、記録をつけましょう。焦らず、確実に安定した時間を延ばしていくことが、上達への一番の近道です。

練習法4 肩の力を抜く!リラックス状態を保つための声出し前ルーティン
体が緊張していると、喉も力んでしまい、ロングトーンはすぐに不安定になります。
声を出す前に、肩や首に力が入っていないか、鏡を見て確認しましょう。
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ルーティン:
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深呼吸を3回行い、全身の力を抜く。
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練習中に喉が疲れたと感じたら、無理せず休憩を取り、必ず水分補給をする。
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まとめ ロングトーンは基礎練習の積み重ねで必ず安定します
ロングトーンを安定させるためには、息のコントロール、安定した音程のキープ、段階的な訓練、そしてリラックスが不可欠です。リラックスした状態で練習を続けることで、自然と喉が開いた、響きのある安定したロングトーンが身についていきます。
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