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ボイストレーニングコース

20代女性です。歌できれいに低音が出ません

20代女性で低音に悩んでいる方は少なくありません。

いくつかのポイントを押さえることで、

改善が見込めますよ。


1. リラックスが最重要

低音を出すときに、喉や体に力が入っていませんか?

力むと喉が締まってしまい、きれいな低音が

出にくくなります。

・肩や首の力を抜く: 歌う前に、肩を回したり、

首をゆっくりと傾けたりして、

体の力を抜きましょう。

・顎の力を抜く: 顎に力が入ると、舌の根元が

硬くなり、喉が締まります。口を少し開けて、

顎をぶらぶらさせてみてください。


2. 息の支えを意識する

低音は、実は高音よりも多くの息の支えが必要です。

・腹式呼吸: 息を吸うときにお腹が膨らみ、

吐くときにお腹がへこむ腹式呼吸をマスター

しましょう。お腹の筋肉を使って息をしっかりと

支えることで、安定した低音が出せるように

なります。

・ロングブレス: 息をゆっくりと長く吐き続ける

練習をしてみてください。ロウソクの炎を

揺らさないように息を吐くイメージです。


3. 共鳴腔(きょうめいきゅう)を使う

体のどこで響かせるかを意識することも大切です。

・胸の響き: 低音は、胸に響かせる感覚が重要です。

胸に手を当てて、低い声を出してみてください。

胸が振動する感覚があればOKです。

・ハミング練習: 口を閉じて「んー」と低い声で

ハミングしてみてください。胸や鼻のあたりで

響く感覚を探してみましょう。


4. 低い声を出す練習

具体的な練習方法をいくつかご紹介します。

・サイレン練習: 救急車のサイレンのように、

低い音から高い音、高い音から低い音へ、

滑らかに声を繋げる練習です。低音域を丁寧に

通過するように意識します。

・リップロール・タングトリル: 唇をプルプル

させたり、舌を震わせたりする練習です。

喉に負担をかけずにウォーミングアップができ、

音域を広げる効果も期待できます。

・フレーズ練習: 好きな曲の低音パートをゆっくりと、

正確な音程と安定した息で歌う練習を

繰り返しましょう。


5. プロのレッスンも検討

独学で限界を感じる場合は、ボイストレーニングの

レッスンを受けてみるのも良い方法です。

専門のトレーナーが、あなたの声の状態に

合わせて具体的なアドバイスをしてくれますよ。


これらのポイントを意識して練習を続けてみて

ください。焦らず、楽しみながら取り組むことが

上達への近道です。頑張ってくださいね!

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