自分でできる発声練習は、歌唱力向上だけでなく、
日常会話での声の通りを良くしたり、滑舌を
改善したりする上でも非常に有効です。
自分でできる発声練習のポイント
発声練習を始める前に、いくつか意識しておきたい
ポイントがあります。
・正しい姿勢:
・リラックス:
・水分補給:
以上をチェックしてから練習をはじめましょう
自宅でできる発声練習メニュー
1. 腹式呼吸
・やり方:
①仰向けに寝るか、椅子に座って姿勢を正します。
②お腹(へその下あたり)に手を置きます。
③鼻からゆっくり息を吸い込み、お腹が膨らむのを感じます。
肩が上がらないように注意しましょう。
④口からゆっくりと息を吐き出します。お腹がへこむのを
確認しながら、最後は全部吐き切るイメージです。
⑤これを10回程度繰り返します。慣れてきたら、
息を吸う時間の倍くらいの時間をかけて吐くように
意識すると良いでしょう。
2. ウォーミングアップ(声帯と唇の準備運動)
①リップロール: 唇を閉じて軽く突き出し、息を吐きながら
唇を「プルプルプル」と震わせます。喉の力みを解消し、
息の流れを整えるのに効果的です。低音から高音まで、
音程をつけながら行うとより効果的です。
②タングトリル(巻き舌): 舌先を上の歯の根元に当て、
「トゥルルル」と巻き舌で発声します。リップロールと
同様に、喉や舌のリラックス、滑舌の改善に繋がります。
できない場合は、少し練習が必要です。
③ハミング: 口を閉じたまま「ん〜」と発声します。
鼻の奥が響くのを感じながら、低い音から高い音へ、
ゆっくりと音程を上げて下げてみましょう。
喉に負担をかけずに声帯を温められます。
3. 母音での発声練習
日本語の母音「あ、い、う、え、お」を一つずつ丁寧に
発声することで、口の開き方や響かせ方を意識できます。
やり方:
①「あー」と長く伸ばして発声します。鏡を見ながら、
口が大きく開いているか確認しましょう。
②次に「いー」「うー」「えー」「おー」と、それぞれの
母音で同じように伸ばします。
③各母音で、低い音から高い音へ、音程を上げて下げて
みましょう。声の響きや通り道を意識してください。
④慣れてきたら、「あいうえお」と続けて発声したり、
早口で繰り返したりする練習も効果的です。
4. ロングトーン
一定の音程と音量で長く声を出し続ける練習です。
呼吸の安定と声のブレをなくすのに役立ちます。
やり方:
①腹式呼吸で息を吸い込みます。
②適度な音程で「あー」と発声し、できるだけ長く、
音程と音量を保ちながら声を伸ばします。
③息が続く限界まで伸ばし、最後に息を吐き切ります。
④これを数回繰り返し、少しずつ伸ばせる時間を
長くしていくことを目指します。
5. 喉を開く練習
喉が開いていると、声がこもらず、響きのある声が
出やすくなります。
やり方:
①あくびをするように口を大きく開けます。喉の奥が広がる
感覚を意識してください。
②その感覚を保ったまま、「あー」と発声してみましょう。
普段より声が響くのを感じられるはずです。
③割り箸などを奥歯で噛んで、口の開き具合を固定して
練習する方法もあります。
練習の記録と振り返り
自分の歌声を録音して聴き直すことは、自宅練習において
非常に重要です。
やり方: スマートフォンなどの録音機能を使って、
発声練習や歌っている声を録音します。
これらの練習を毎日少しずつでも継続することで、
確実に発声は改善され、歌声も上達していくはずです。
焦らず、楽しみながら取り組んでみてください。

