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ボイストレーニングコース

50代です。若い時のように声が出ません。どうすればいいですか?

年を重ねると若い時と同じように声が出なくなるのは、ごく自然なことです。声帯の筋力や柔軟性が落ちたり、声帯そのものが薄くなったりすることが原因として挙げられます。

しかし、適切なトレーニングやケアをすることで、声の衰えを改善し、またハリのある声を取り戻すことは十分に可能です。以下の方法を試してみてください。

 

声帯を温める

 


いきなり大きな声を出したり、無理に高い声を出したりするのは声帯に負担をかけるため避けましょう。声を使う前には、まずは声帯を温めることが大切です。

  • ハミングをする: 口を閉じて「んー」と声を出し、体を振動させます。喉に負担をかけずに声帯を温めることができます。
  • リップロールをする: 唇を「ブルブル」と震わせながら声を出す練習です。声帯の緊張をほぐし、発声の準備ができます。

 

呼吸法を意識する

 


声は息の流れで生まれます。若い時と同じように声が出ないと感じる原因の一つに、呼吸が浅くなっていることが挙げられます。

  • 腹式呼吸を練習する: 鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませます。次に、口からゆっくりと息を吐きながらお腹をへこませます。この腹式呼吸をマスターすることで、安定した息の流れを作ることができ、無理なく声が出せるようになります。

 

声帯の筋力トレーニング

 


声帯も筋肉です。鍛えることで、ハリとツヤのある声を取り戻すことができます。

  • 声を出すトレーニング: 大きな声で歌う必要はありません。ご自宅で朗読をしたり、好きな歌を小さな声で歌ったりするだけでも、声帯の筋力を維持するのに役立ちます。
  • 滑舌を良くするトレーニング: 「パタカラ」「早口言葉」を毎日少しずつ練習するだけでも、口周りの筋肉が鍛えられ、より明瞭な声になります。

 

日常生活でのケア

 


声帯は乾燥に弱いため、日常生活でのケアも非常に重要です。

  • 水分をこまめに摂る: 喉を乾燥させないように、こまめに水分補給をしてください。
  • 喉に良い食べ物を摂る: はちみつ、大根、生姜など、喉に良いとされる食材を積極的に取り入れるのもおすすめです。
  • 適度な湿度を保つ: 部屋が乾燥していると喉も乾燥しやすくなります。加湿器を使ったり、濡れたタオルを干したりして、室内の湿度を保つようにしましょう。

これらの方法を日常生活に取り入れることで、少しずつ声が出やすくなるのを実感できるはずです。無理のない範囲で継続することが大切です。

もし「もっと専門的なアドバイスが欲しい」という場合は、ボイストレーニングの教室に通ってみるのも良いかもしれません。プロのトレーナーが、一人ひとりの声の状態に合わせた効果的なトレーニング方法を教えてくれますよ。