ブログ
ボイストレーニングコース

歌いたいのに風邪を引きやすいワタシ。生活でどう気を付ければいいですか?

せっかく楽しくなってきた時期に、風邪で声が出なかったりレッスンを休んだりするのは本当にもどかしいですよね。ボーカリストにとって「体は楽器そのもの」ですから、メンテナンスはプロアスリート並みに大切です。

歌う人のための「風邪を寄せ付けない&喉を守る」生活習慣を、いくつかピックアップしました。


1. 「乾燥」は最大の敵:粘膜をバリアする

喉の粘膜が乾くと、ウイルスが付着しやすくなります。

  • 加湿器は「最強設定」で: 寝室の湿度は50〜60%をキープ。冬場は加湿器をガンガン回すか、濡れタオルを干して寝ましょう。

  • こまめな水分補給(ちびちび飲み): 一気に飲むのではなく、15〜20分おきに一口水を飲むことで、喉についたウイルスを胃(胃酸で除菌)に流し込み、粘膜の潤いを保ちます。

  • 「鼻呼吸」の徹底: 口呼吸は冷たく汚れた空気が直接喉に当たります。寝る時の「口閉じテープ」は、喉を守る安価で最強の味方です。

2. 喉に直結する「首元」の管理

「首」とつく場所(首、手首、足首)を冷やさないのは基本ですが、歌う人は特に**前首(喉仏周辺)**を冷やさないことが重要です。

  • 夏でもストール・マフラー: 電車の冷房や外気から喉を守ります。

  • お風呂での首温め: シャワーを首の後ろだけでなく、喉側にも当てて血流を良くしましょう。

3. 鼻ケアで「入り口」をシャットアウト

風邪の多くは鼻から来ます。鼻の状態が悪いと、声の共鳴(響き)も悪くなってしまいます。

  • 鼻うがい(ハナノアなど): 最初は怖いですが、慣れると最強の習慣です。上咽頭(喉の奥の、風邪の火種になりやすい場所)を直接洗えます。

  • 蒸気吸入: お風呂上がりや、マグカップにお湯を張ってその湯気を鼻から吸うだけでも、粘膜が生き返ります。

4. 胃腸の状態=喉の状態

意外と知られていないのが**「逆流性食道炎」**。胃酸が上がってくると喉が荒れ、炎症を起こしやすくなります。

  • 寝る3時間前には食べない: 胃に食べ物がある状態で寝ると、寝ている間に喉がダメージを受けることがあります。

  • はちみつの常備: マヌカハニーやプロポリスは、天然の抗生物質と言われるほど。違和感があったらすぐ舐めるのが吉です。


「あ、怪しいな」と思った時の緊急レスキュー

状態 やるべきこと
喉がイガイガする ぬるま湯に塩を混ぜて「ガラガラうがい」+「鼻うがい」。
体がゾクッとした 葛根湯を飲んで、首にタオルを巻いてすぐ寝る。
声が出にくい 絶対に喋らない、歌わない。 筆談するくらいの覚悟で喉を休めます。

アドバイス

「風邪を引きやすい」というのは、もしかしたら**「喉の使いすぎ(発声のクセ)」で粘膜が常に少し炎症気味**なのかもしれません。粘膜が弱っていると、そこからウイルスが入りやすくなるからです。

まずは**「寝る時の口閉じテープ」「こまめな水分補給」**から始めてみませんか?

ナユタス神田校無料体験レッスン申込URL

無料体験レッスン