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そもそも、歌うのになぜ複式呼吸が必要なの?

歌を歌うのになぜ複式呼吸が必要なのか?

歌を歌う際に複式呼吸が重要な理由は、安定した呼吸と豊かな声量を確保できるからです。複式呼吸は、横隔膜を使って空気を取り込み、肺全体に酸素を送り込む呼吸法です。この方法を使うと、胸で呼吸する浅い胸式呼吸よりも多くの酸素を吸入でき、長いフレーズを歌う際に息切れしにくくなります。また、複式呼吸ではお腹周りの筋肉を使って息をコントロールするため、声に芯が生まれ、響きが豊かになります。

さらに、複式呼吸はリラックス効果もあります。歌う際に緊張がほぐれることで、喉に余計な負担をかけず、安定した発声が可能となります。歌手にとって複式呼吸は、体を楽器として最大限に活用するための基本スキルといえるでしょう。初めて歌を学ぶ方や声に自信がない方でも、この呼吸法を身につけることで大きな変化を実感できます。


複式呼吸で鍛えられる筋肉はどこか?

複式呼吸で主に鍛えられる筋肉は、横隔膜、腹直筋、腹斜筋、そして骨盤底筋群です。横隔膜は呼吸の要となる筋肉で、複式呼吸を行うことでその動きがスムーズになります。

また、お腹周りの筋肉、特に腹直筋や腹斜筋を使うことで、息の出し入れをコントロールしやすくなります。骨盤底筋群も補助的に使われるため、体全体の安定感が向上します。これらの筋肉が鍛えられることで、歌唱力だけでなく、体幹の強化にもつながります。


初心者が自宅で簡単にできる複式呼吸の練習方法は何か?

初心者が自宅で複式呼吸を練習する際は、以下の手順を試してみてください。

  1. リラックスした姿勢をとる 仰向けになり、膝を軽く曲げてリラックスします。手をお腹に置き、自分の呼吸を感じることから始めましょう。
  2. 鼻からゆっくり息を吸う お腹が膨らむのを感じながら、鼻から深く息を吸い込みます。このとき、胸があまり動かないように注意しましょう。
  3. 口からゆっくり息を吐く 吐くときはお腹がへこんでいく感覚を意識しながら、口からゆっくり息を吐きます。一定のペースで吐き出すことを心がけてください。
  4. 5〜10分繰り返す この動作を1セットとして、毎日5〜10分間続けてみましょう。慣れてきたら、座った状態や立った状態でも練習を試してみてください。

この練習を継続することで、自然と複式呼吸が身につき、歌唱時に安定した発声ができるようになります。

 

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