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音痴は改善できる?音感を鍛えるボイストレーニング

音程を取るのが苦手、カラオケでうまく歌えない、そんな「音痴」だと感じることはありませんか?

音痴は生まれつきと思われがちですが、実は音感や発声を鍛えることで確実に改善できるものです!

この記事では、音痴の原因から、音感を向上させる具体的なトレーニング法、発声改善のアプローチを徹底解説します。

音痴を克服し、自信を持って歌えるようになるための第一歩としてお役立てください!

1. 音痴の原因とは?原因を知ることで改善の第一歩に

  • 音痴には、主に「音を正確に聴き取れない」または「聴き取れた音を正確に発声できない」という2つの原因が挙げられます。
    • 耳の音感不足:耳が音程を正確に捉えられないと、声も同じようにずれてしまいます。音が合っていないことに気づけない場合も多く、繰り返すことでズレが習慣化されてしまいます。
    • 発声と耳のズレ:耳で認識した音と自分の声が一致しない場合があります。これは耳で聴いている音と声帯が発する音を一致させる練習が不足しているためです。
    • 緊張や姿勢の影響:緊張すると身体がこわばり、発声が安定しなくなります。特にプレッシャーのかかる場面では、正しい音を意識しすぎることでかえってずれてしまうこともあります。

2. 耳を鍛えるリスニングエクササイズ:正確に音を聞き分ける力を養う

  • ポイント:正しい音程を耳で認識することができれば、歌の精度もぐっと上がります。
  • トレーニング方法:
    • ドレミの音階を聴き分ける練習:ピアノやスマホアプリを活用し、「ド・レ・ミ・ファ・ソ」といった基本の音階を繰り返し聴いてみましょう。特に2つの音を聴き比べ、「どちらが高いか・低いか」を判断する練習は効果的です。
    • ハミング練習:まずピアノの音を聴き、同じ音程をハミングで出してみましょう。耳で音程を認識したあとに、鼻歌でその音を真似することで、音程が身体にしっかりと馴染みます。録音して後で聞き返すと、実際のズレ具合も確認しやすくなります。
    • アプリの活用:音感トレーニング専用のアプリを使用して、音階を当てるゲーム感覚の練習を取り入れると、楽しく継続しやすくなります。

3. 発声を安定させるトレーニング:音程に合わせた正確な声の出し方

  • ポイント:音程を安定させるには、耳だけでなく、声そのものをコントロールする練習も欠かせません。
  • トレーニング方法:
    • ピアノに合わせた発声練習:ピアノの音を一つ鳴らし、それに合わせて声を出します。自分の声がピアノの音と合っているかを意識しながら、音程を合わせる練習を繰り返します。ドレミの順でゆっくり発声するのもおすすめです。
    • スライディング発声:音を上げ下げしながら、ゆっくりと音程をスライドさせていく練習です。柔軟に声を動かせるようにすることで、音程のズレが減り、様々な高さに対応できるようになります。階段を上るように「ドレミファソ…」と音階をつなげて上げ下げしましょう。
    • ミラーリングトレーニング:友人やボイストレーナーの発声を真似する練習で、音程の微妙なズレを意識しながら、ぴったり合うように調整していきます。模倣を繰り返すことで、発声のズレを修正しやすくなります。

4. 音程をつかむ「音階模倣トレーニング」:声のチューニングを意識する

  • ポイント:音程模倣をすることで、耳で捉えた音をそのまま発声する能力が身につきます。
  • トレーニング方法:
    • ピアノやアプリを使った模倣練習:ピアノの「ド・レ・ミ・ファ・ソ」といった音階を聞いて、同じ音程を声で模倣する練習です。正しい音程に合わせて声が出せているかを確認するため、録音して聞き返すのがポイントです。
    • 簡単なメロディーの模倣:短い曲の一部分、例えばサビだけを聴き、その音程通りに声を合わせていきます。慣れてきたら、テンポやリズムを少しずつ変化させながら模倣し、柔軟な音程コントロール力をつけていきましょう。
    • ハミングと歌詞を組み合わせた模倣:初めにメロディーをハミングで模倣し、次に歌詞付きで再度挑戦すると、音程がズレにくくなります。シンプルなフレーズから始め、慣れてきたら少し難しいメロディーに挑戦するのも効果的です。

5. リズム感も大事!リズムトレーニングで安定した歌唱力を目指す

  • ポイント:リズムが安定すると音程もとりやすくなり、音楽全体の安定感が増します。
  • トレーニング方法:
    • メトロノームを使った練習:リズムが狂いやすい人は、まずメトロノームを使って一定のテンポに合わせて手を叩いたり、簡単な歌を歌ってみましょう。リズム感が整うことで、自然と音程も安定してきます。
    • テンポを変えた発声練習:慣れてきたらメトロノームのテンポを速めたり遅めたりしながら練習し、さまざまなリズムに対応できるようにします。
    • スキャットやハミング練習:歌詞を意識せず、リズムに合わせたスキャットやハミングをする練習も有効です。声のトーンとリズムだけを意識することで、音程がスムーズに取れるようになります。

 

最後に

音痴は、耳と発声のトレーニングを通じて改善が可能です。

音程を正確に捉える「音感」を鍛えるリスニングエクササイズと、音程に合わせて正確に声を出す「発声トレーニング」を組み合わせることで、少しずつ歌いやすさが増してきます。

また、リズムトレーニングで安定したテンポを身につけることも、歌唱力向上に大きく貢献します。

音痴を克服するには時間がかかることもありますが、日々の努力で着実に解消することができます!!