川西能勢口校
ブログ

「リズム感がない」は勘違い?実は“音の聴き方”が9割だった話

「ダンスやってみたいけど、私リズム感ないし……」
レッスン前のカウンセリングで、これ、ものすごくよく聞きます。でも実は、リズム感がない人なんて、ほとんどいません。

多くの場合、その“リズム感のなさ”は、音楽の聴き方に慣れていないだけなんです。


■ リズム感は「耳」が育てる

ダンスって、“リズムに乗って体を動かすこと”が基本です。でも、そもそもその「リズム」をどうやって感じているか、考えたことはありますか?

普段音楽を聴くとき、私たちは無意識に「メロディ」や「歌詞」に意識が向いています。
でもダンスで必要なのは、ドラムの「ドン」「タッ」みたいな打楽器の音だったり、ベースのうねりだったり。
つまり、ダンスに必要な“リズム感”は、日常で聴いている音とはちょっと違う場所にあるんです。

これを意識できるようになると、「あ、ここで動けるかも」「この音に合わせればいいんだ」って、自然に体が反応するようになります。
要するに、リズム感って“耳の使い方”で育てられるスキルなんです。


■ レッスンではまず「聴く練習」から

私たちの体験レッスンでは、まず音楽を「聴くこと」から始めます。
例えばこんな練習をします。

  1. 音楽を流す

  2. ドラムの“ドン”に合わせて、手をたたく

  3. 慣れてきたら、そのリズムで足踏みをしてみる

たったこれだけでも、初めての方は「え、こんな音が入ってたの!?」とびっくりされます。
耳が音に反応し始めると、不思議なことに、体の動きもスムーズになってくるんです。


■ 「苦手」こそ、実は才能の入口

音の聴き方に慣れてない=まだ伸びしろがめちゃくちゃある、ということ。
つまり、「ダンスは向いてないかも…」と感じている人ほど、ちゃんと伸びる余地があるということなんです。

少しでも「踊ってみたい」「体を音に合わせてみたい」と思ったなら、それはもう、始める理由になります。
まずは一歩踏み出して、“音を聴く体験”から始めてみませんか?