「ダンスやってみたいけど、私リズム感ないし……」
レッスン前のカウンセリングで、これ、ものすごくよく聞きます。でも実は、リズム感がない人なんて、ほとんどいません。
多くの場合、その“リズム感のなさ”は、音楽の聴き方に慣れていないだけなんです。
■ リズム感は「耳」が育てる
ダンスって、“リズムに乗って体を動かすこと”が基本です。でも、そもそもその「リズム」をどうやって感じているか、考えたことはありますか?
普段音楽を聴くとき、私たちは無意識に「メロディ」や「歌詞」に意識が向いています。
でもダンスで必要なのは、ドラムの「ドン」「タッ」みたいな打楽器の音だったり、ベースのうねりだったり。
つまり、ダンスに必要な“リズム感”は、日常で聴いている音とはちょっと違う場所にあるんです。
これを意識できるようになると、「あ、ここで動けるかも」「この音に合わせればいいんだ」って、自然に体が反応するようになります。
要するに、リズム感って“耳の使い方”で育てられるスキルなんです。
■ レッスンではまず「聴く練習」から
私たちの体験レッスンでは、まず音楽を「聴くこと」から始めます。
例えばこんな練習をします。
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音楽を流す
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ドラムの“ドン”に合わせて、手をたたく
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慣れてきたら、そのリズムで足踏みをしてみる
たったこれだけでも、初めての方は「え、こんな音が入ってたの!?」とびっくりされます。
耳が音に反応し始めると、不思議なことに、体の動きもスムーズになってくるんです。
■ 「苦手」こそ、実は才能の入口
音の聴き方に慣れてない=まだ伸びしろがめちゃくちゃある、ということ。
つまり、「ダンスは向いてないかも…」と感じている人ほど、ちゃんと伸びる余地があるということなんです。
少しでも「踊ってみたい」「体を音に合わせてみたい」と思ったなら、それはもう、始める理由になります。
まずは一歩踏み出して、“音を聴く体験”から始めてみませんか?