歌を愛するすべての方へ。
日々練習を重ね、表現力や技術の向上を目指している中で、突然「声が出ない」「のどが痛い」といった症状に見舞われたことはありませんか?
のどは歌い手にとって最も大切な“楽器”です。しかし、酷使すれば当然、傷つきます。今回は、のどを壊してしまったときの正しい対処法と、再発防止のために気をつけたいことをまとめました。
のどを壊した時にまずやるべきこと
1. 声を出さずに“完全休養”
声がかすれたり、出にくくなった場合は、まずとにかく声を出さないことが最も重要です。
無理に歌ったり話したりすると、炎症が悪化し、回復までに時間がかかります。
「ささやき声」も実は声帯に負担をかけるため、極力避けましょう。
2. しっかりと水分補給を
のどの粘膜を潤すことは、炎症を抑える助けになります。
コーヒーやアルコール、カフェインの多いお茶は避け、常温の水や白湯でこまめに水分を取りましょう。
3. 加湿を徹底する
乾燥はのどにとって大敵です。加湿器の使用はもちろん、濡れタオルを部屋に干したり、お風呂場でスチームを吸うのも効果的。
睡眠中の乾燥対策として、マスクの着用もおすすめです。
4. 市販薬に頼りすぎない
トローチやのどスプレーで一時的に楽になることもありますが、根本的な解決にはなりません。
症状が長引く場合や、痛みが強い場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
のどを壊してしまう原因とは?
歌いすぎや大声だけが原因とは限りません。以下のような習慣も、のどにダメージを与える可能性があります。
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間違った発声法:無理な力みや息の過多など
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長時間の練習:適切なインターバルを取らない
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睡眠不足・疲労の蓄積
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乾燥した環境や空調
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風邪やアレルギーによる炎症
プロ・アマ問わず、のどを壊す人の多くが「正しいボイストレーニングができていなかった」と口を揃えて言います。
回復後に意識したい“のどに優しい歌い方”
のどを壊したことがある方にこそ、身体に無理のない発声を身につけてほしいと思います。
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息の流れを意識した発声
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共鳴を活かした響き
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力みのない、自然な発音
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腹式呼吸の習得
これらをマスターすることで、のどを酷使せずに、豊かな声量と表現力が手に入ります。
また、自分の身体としっかり向き合うことで、コンディション管理の意識も高まり、トラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ:のどを壊した経験を、成長のチャンスに変えよう
のどを壊すのはつらい経験です。しかし、それをきっかけに正しい知識と技術を学ぶことができれば、必ず今よりも強く・しなやかな声を手に入れることができます。
もしあなたが、
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何度も同じようなのどのトラブルを繰り返している
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歌うとすぐ疲れる、痛くなる
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