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弾き語りのコツとは?初心者が知っておきたい5つのポイント【ナユタス川西】

「弾き語りができたらカッコいいな」「あのアーティストみたいに自分の気持ちを歌で伝えられたら…」
そんな想いを抱えている方も多いのではないでしょうか?

弾き語りは、ギターやピアノなどの楽器を演奏しながら、自分の声で歌を届けるスタイル。シンプルだからこそ、表現の幅が広く、聴く人の心を打つ力があります。

とはいえ、「歌いながら演奏するなんて難しそう」「どこから手をつければいいか分からない」と感じる方もいるはず。そこで今回は、弾き語りを始める人に向けて、練習のコツや上達のポイントを分かりやすくまとめてみました。


1. 最初は「歌」か「演奏」どちらかに集中する

弾き語りは「歌う」「弾く」の2つの動作を同時に行いますが、初心者の方はまずどちらか1つに集中して練習しましょう。

おすすめは、まず演奏(コード進行)に慣れることです。ギターやピアノでコードをスムーズに弾けるようになれば、次に歌を乗せる余裕が生まれます。逆に、コードを探しながらだと歌に意識が向けられず、リズムもバラバラになりがちです。

コードを見ずに弾けるくらいになると、自然と歌うことに集中できるようになりますよ。


2. 歌詞とコードは「完全に覚える」のがベスト

弾き語りの練習でよくあるのが、「コード譜を見ながら歌っていると目線が下がってしまい、声がこもってしまう」こと。

本番では視線や表情も大事な要素です。コードと歌詞を覚えてしまうと、演奏に集中しながらもしっかり顔を上げて歌えるので、聴き手への伝わり方が全く違ってきます。

とはいえ、最初から完璧に覚える必要はありません。まずは1番のAメロ〜サビだけでもOK!少しずつ覚える範囲を広げていきましょう。


3. テンポは「ゆっくり」から始める

歌いながら弾くと、どうしてもテンポが速くなったり遅れたりしがちです。そんなときは思いきって原曲よりゆっくりのテンポで練習してみてください。

ゆっくりのテンポにすることで、リズムを安定させやすくなり、ミスが減ります。さらに、次に押さえるコードを考える時間も増えるので、頭も追いつきやすくなります。

慣れてきたら、徐々にテンポを上げていけばOKです。


4. 歌の「ブレス(息継ぎ)」とコードの切り替えタイミングを意識する

弾き語りでよくある難しさの一つが、コードを変えるタイミングと歌のフレーズが重なるとき。

このとき大事なのが、どこで息を吸うか=ブレスの位置です。ブレスをうまく使うことで、コードチェンジの瞬間に集中しやすくなります。

例えば、サビの入り口で一度しっかりブレスをしておけば、サビ中はスムーズに演奏と歌に集中できます。

練習の際には、歌詞の上に「息継ぎマーク(/)」をつけておくのもおすすめですよ。


5. 「完璧を目指さない」のが上達の近道

弾き語りは「ミスをせずに弾ききる」ことよりも、「伝わる表現をする」ことの方が大切です。

プロのアーティストでも、ライブ中にコードを間違えたり、歌詞を飛ばすことはあります。でも、感情がしっかり乗っていれば、聴いている側はむしろ感動しますよね。

ですから、多少ミスしても止まらないこと、最後まで歌いきることを大切にしましょう。

録音して自分の弾き語りを聴いてみると、改善点が明確になって練習も効率的になりますよ。


最後に:弾き語りは「一緒にやる」ともっと楽しくなる

弾き語りは、一人でできる表現手段ですが、誰かと一緒に練習することで、上達スピードも楽しさも倍増します。

当教室では、初心者の方でも安心してスタートできる「弾き語り体験レッスン」をご用意しています。ギターやピアノの持ち方から、簡単なコード進行、好きな曲のワンフレーズまで、あなたのペースで丁寧にサポートします。

「やってみたいけど、一歩が踏み出せない」
そんなあなたの背中をそっと押せたら嬉しいです。

ぜひ一度、音楽のある時間を体験してみませんか?

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