NAYUTAS川西能勢口校の皆さんこんにちは(^^♪
突然ですが、ダンスを見ていて、「この人、楽しそうだな」「この人のダンス、惹きつけられるな」と感じたことはありませんか?
それは、技術だけでなく「表情」に心が動かされているからです。どんなに正確にステップを踏んでいても、顔がこわばっていたり、無表情だったりすると、見ている人には感情が伝わりません。逆に、少し笑顔があるだけで、一気に印象が変わります。
表情は「感情のスイッチ」
ダンスの表情は、ただ「笑えばいい」というものではありません。
曲の世界観や振り付けの意味に合わせて、自分の中の感情を引き出すスイッチのようなものです。
たとえば、HIPHOPなら力強さやクールさ、JAZZならしなやかさや切なさ、K-POPなら明るさやキュートさなど、スタイルごとに表現の「顔」があります。
自分がその曲で何を伝えたいのかを意識することで、自然と表情にも感情が乗ってきます。
鏡の前で「顔」も練習する
多くのダンサーは、ステップや振り付けを鏡の前で繰り返し練習しますが、「顔の練習」は後回しになりがちです。
けれど、実際のステージでは顔も体の一部。視線の方向や眉の動き、口角の上げ下げひとつで印象は大きく変わります。
おすすめは、振りを踊りながら鏡の前で「どんな顔をしているか」をチェックすること。自分では笑っているつもりでも、意外と無表情なことが多いんです。
動画を撮って見返すのも効果的。思ったより硬い表情になっていることに気づくはずです。
「伝える意識」があると顔が動く
表情をつくろうとすると、「どう見られるか」に意識が向きすぎてぎこちなくなることがあります。
そんなときは、「見せる」より「伝える」に意識を変えてみてください。
曲の世界観を自分の中でしっかり感じて、「誰かにこの想いを届けたい」と思うと、自然と目の輝きや笑顔が生まれます。
それが“生きた表情”です。
たとえば、ステージで観客が見えなくても、「そこに誰かがいる」と想像して踊るだけで、顔の動きが変わります。感情を体で表現するのがダンスなら、表情はその「最初の入口」なんです。
表情を変えると、仲間との一体感も生まれる
不思議なことに、グループで踊るときも表情を意識するとチーム全体の雰囲気が変わります。
お互いが笑顔で踊るだけで、エネルギーの交換が生まれ、空気感が一つになります。
同じ振りでも、全員の表情がそろうと、観客には「まとまりのあるチーム」として伝わります。
つまり、表情は個人の魅力を引き出すだけでなく、チーム全体を輝かせる力も持っているんです。
表情の練習は「日常」からできる
普段の生活の中でも、少し意識するだけで表情力は磨かれます。
鏡を見て笑う、好きな音楽を聴きながら自然に口角を上げる、感情を声に出して表現してみる——。
そうした小さな積み重ねが、ステージの上で大きな差になります。
「表情をつくる」ことは、結局のところ「自分の心を開く」ことでもあるのです。
ダンスにおいて、表情はテクニックと同じくらい大切な「表現の一部」。
顔が変われば、ダンスが変わります。
もし「自分の表情が硬い」「もっと魅力的に踊りたい」と感じているなら、まずはプロの講師に見てもらうのがおすすめです。
NAYUTAS川西能勢口校では、ダンス初心者から経験者まで、表情や魅せ方も含めた丁寧なレッスンを行っています。
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